20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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桜・さくら・サクラ

2010年03月13日 | Weblog
 ソメイヨシノではありませんが、公園にサクラが咲いていました。
 小鳥たちもうれしそうに、花びらをついばんでいます。
 
 3月。
 卒業のこの季節になると、なぜか「さくら」を歌った歌が人気です。
 それぞれに工夫を凝らしながら、「さくら」だったり、「サクラ」だったり、「桜」だったりのタイトルをつけながら。
 
 桜と言って真っ先に私の頭に浮かぶのは、チェーホフの『桜の園』ではなく、吉田秋生の女子高生の演劇を通しての繋がり合いを描いた,文芸少女漫画『桜の園』です。
 少女のひたむきさ。
 甘く切なくまっすぐな感情。
 未熟さゆえの残酷さ・・・。
 吉田秋生の世界が脳裏を駆け巡ります。
 
 また、桜の季節が近づいてきました。
コメント (2)
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