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旦那さんが仕事で打合せ中、私は佐賀市内散策に歩いて出掛けました。
唐人町というところには、街路樹にこんな粋な囲いがしてあります。
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水の綺麗な町で、朝日を浴びてゆっくり時間が流れる光景です。
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佐賀市内は又落ち着いたたたずまいの街で、こんな文化財がさらりと生活空間と並んでいました。
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歩を進めると、パッと視界が広がる様に佐賀城の城濠が現れ、城下町に住んでないので驚きと共にとても新鮮に映りました。
お濠って広いのですね。
この濠周りをウォーキングしている方が何人もいらっしゃいました。
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水鳥ものどかに散歩?中です。
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私の歩む前方に一羽の少し大きめの鳥が佇んでいました。何という鳥でしょうか?
そろ~り、そろりと歩を進め5㍍、4㍍、3㍍と近づいても動きません。
「ん?、もしかして鳥の置物?」とカメラから顔を上げてスタスタと歩き始めたら、ふわぁ~っと飛んでいきました。
なんか、少し鳥にバカにされた気がしましたよ。
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お濠の周りを散策して、佐賀城本丸に来てみました。
天保9年当時の姿を残す鯱の門で、佐賀戦争の銃弾跡が残っているそうです。
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お正月を控えて面白い形の注連飾りに惹かれて寄りました。ホント鼓に似ています。
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飾ってあったのは佐賀城本丸の御玄関です。
この後、入り口にいた女性の方が「中に入ってご覧になりませんか?ボランティアの方が説明してくれますよ」
年末で来館者がいなかった所為もありますが、私1人なのに1時間半じっくり説明して頂きました。
(残念ながら、城内はカメラ撮影は遠慮しましたので画像がありません)
幕末~維新期の佐賀藩の果たした役割や、鍋島藩主直正の先見の明や人となりや、突出した偉人たちの群像などなど、初めて識ることも多くて時間がたつのも忘れるほどでした。
その中で驚きだったのは、藩主鍋島直正の実際の居室のあまりの簡素さでした。
襖や欄間に絵も細工も何もなく、柱は杉材でどこかの公民館?と思わせるような雰囲気の部屋でした。
家臣は柱に檜を用意したらしいのですが、直正の意向で範を垂れるために敢えて杉材にしたとのこと。
又日常の衣も木綿で公式の時だけ絹衣を着たそうです。
この他、長崎出島の警護をしていた関係で早くから西洋文化を吸収し西洋医学も学んでいったそうです。
天然痘が流行っていた頃、直正はワクチンの投与を自分の息子にまず最初にさせたのは、それだけ医学や医師に信頼を持ってからだとの説明でした。
実際の佐賀城の2/3程度の復元だそうですが、使用畳枚数は712枚もありその広さには圧倒されました。
佐賀のことが少し分かった気がした、佐賀城本丸歴史館探訪でした。
説明していただいたボランティアの方、本当にありがとうございました
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繊細で美しいですが九谷焼のような金ぴかではないです。
鍋島藩主の居室が質素なのとどこか通じるところがあるのかしらん?
ところでその鳥はアオサギみたいです
http://www.gakuto.co.jp/w/syou_rika/sagi.html
馬鹿にしたというよりも、体が大きくてとろいのかも(笑)
そうですね。鍋島焼きって藍色の落ち着いた色彩で素敵ですね。
藩主の考え方に通じているのかも知れないと私も思います。
>馬鹿にしたというよりも、体が大きくてとろいのかも
そっか~、そんな考え方もありますね。
でも、あの雰囲気はバカにしてましたよ。近づいても近づいても横目でジロッと私を見ていましたもの。