以前に ココ で元気な頃の夫の笑顔をアップしましたが、今回は今の笑顔の報告です。
これは介護士さんが自宅に訪問介護していた時に、若い頃の夫との話をしていた時にみせてくれた笑顔です。
介護士さんが初めてみる笑顔に感動して写真を撮ってくれました。
日中は寝たきりを防ぐため車椅子で過ごしたり、ベッド上に倒れないよう保持して端座位させたり、入浴やリハビリを行ったり等を「らふーら」でして頂いています。
自宅でも日中の過ごし方を試みたのですが、私の介護力では自身の体に無理が生じるので、自宅で過ごすのは週末と週の半ばの木曜日は通所でと、スケジュールを組んでいます。
そして夜ならベッドから起こさなくて済むので、夜は極力自宅で看ることにしました。
ただ夜の介護は痰が頻繁に絡むし夜中のおむつ交換等があるので、ぐっすり眠れる時間は夫が眠った3時間程度で後は細切れ睡眠になりますが、その代わり日中夫が「らふーら」に行っているときに不足の睡眠を取るようにしています。
リンが夫の添い寝をしてくれています。
「乾燥するからお口閉じようね」と言うと素直に閉じてくれました。
「リンや、父さんのお腹に頭を乗せてると、父さん苦しくないかな〜」
相変わらず天井の一点を見つめてばかりで、何も喋らず表情も変わらない夫ですが、自宅で過ごしていると、表情が緩み一瞬ですが、笑顔を見せてくれるときがあります。
昔の若い頃の事を話したり、何気ない私の言葉にクスッと笑ってくれるのです。
その笑いは瞬間の事でどこまで脳に繋がっているのかは判りませんが、でも夫から笑顔を引き出してやることが、私の自宅介護での大きな役割と思っています。
だって夫は、喋ることや、食べる楽しみや、寝返りをうって体圧を分散することも出来ず、何より痰の絡みが多く頻繁な鼻からの吸引で、苦しいことばかりの毎日なのです。
なのに夫は悲観してイライラするでなく、文句を言うでなく、嘆くでもなく、正面に私の顔を近づけると、じ〜っと見つめてくれるのです。
元気な頃はあんなに陽気でお喋りで何でも決断して行動力があったのに、
「お口開けて・閉じて」と言うと子供みたいに従ってくれる夫に「不憫」さが募ります。
でも苦痛を何も言わない夫は、きっと今の自分の状況を受け入れているのに違いないと、改めて夫の大きさを感じます。
(妻バカですね。スミマセン(笑))
そんな夜に自宅で過ごす楽しみは、一家団欒と称して夫・リン・私で録画したTVを観ることです。
主にNHKBS放送の「英雄たちの選択」「グレートレース」「岩合光昭の世界猫歩き」「チャプリンの・・・」etc
録画したものを事前に私が視聴して、これなら夫も飽きずに観てくれるかと選んでいます。
映画はあらすじを追うのが無理かな?と思ってあまり録画していませんでしたが、先日「チャプリンの街の灯」を観ました。
盲目の少女の眼の手術費用を稼ぐ為にへっぴり腰でチャプリンがボクシングをする場面で、アハハと笑ってふと夫を顔を見ると夫も笑っていたのです。
あ、これならある程度は物語の筋を追うのも出来るかもと思って、次は「グリーン・ブック」を観ました。
一人で観るより、何も言わなくても夫と一緒に観る(あ、リンも一緒でした)映画は又格別です。
今夜は若き日のポール・ニューマンの「傷だらけの栄光」を観ようかな?
解るかな? 退屈しないかな? でも、面白い場面で私が笑えば夫の笑顔を引き出せるかも知れません。
本当にどこまで脳に作用しているのかは判りませんが、でも、自宅で過ごす楽しみのひとつになって欲しいと思い、あまり長時間の物や複雑な物は避けて、今日もせっせと録画予約しています。
これは介護士さんが自宅に訪問介護していた時に、若い頃の夫との話をしていた時にみせてくれた笑顔です。
介護士さんが初めてみる笑顔に感動して写真を撮ってくれました。
日中は寝たきりを防ぐため車椅子で過ごしたり、ベッド上に倒れないよう保持して端座位させたり、入浴やリハビリを行ったり等を「らふーら」でして頂いています。
自宅でも日中の過ごし方を試みたのですが、私の介護力では自身の体に無理が生じるので、自宅で過ごすのは週末と週の半ばの木曜日は通所でと、スケジュールを組んでいます。
そして夜ならベッドから起こさなくて済むので、夜は極力自宅で看ることにしました。
ただ夜の介護は痰が頻繁に絡むし夜中のおむつ交換等があるので、ぐっすり眠れる時間は夫が眠った3時間程度で後は細切れ睡眠になりますが、その代わり日中夫が「らふーら」に行っているときに不足の睡眠を取るようにしています。
リンが夫の添い寝をしてくれています。
「乾燥するからお口閉じようね」と言うと素直に閉じてくれました。
「リンや、父さんのお腹に頭を乗せてると、父さん苦しくないかな〜」
相変わらず天井の一点を見つめてばかりで、何も喋らず表情も変わらない夫ですが、自宅で過ごしていると、表情が緩み一瞬ですが、笑顔を見せてくれるときがあります。
昔の若い頃の事を話したり、何気ない私の言葉にクスッと笑ってくれるのです。
その笑いは瞬間の事でどこまで脳に繋がっているのかは判りませんが、でも夫から笑顔を引き出してやることが、私の自宅介護での大きな役割と思っています。
だって夫は、喋ることや、食べる楽しみや、寝返りをうって体圧を分散することも出来ず、何より痰の絡みが多く頻繁な鼻からの吸引で、苦しいことばかりの毎日なのです。
なのに夫は悲観してイライラするでなく、文句を言うでなく、嘆くでもなく、正面に私の顔を近づけると、じ〜っと見つめてくれるのです。
元気な頃はあんなに陽気でお喋りで何でも決断して行動力があったのに、
「お口開けて・閉じて」と言うと子供みたいに従ってくれる夫に「不憫」さが募ります。
でも苦痛を何も言わない夫は、きっと今の自分の状況を受け入れているのに違いないと、改めて夫の大きさを感じます。
(妻バカですね。スミマセン(笑))
そんな夜に自宅で過ごす楽しみは、一家団欒と称して夫・リン・私で録画したTVを観ることです。
主にNHKBS放送の「英雄たちの選択」「グレートレース」「岩合光昭の世界猫歩き」「チャプリンの・・・」etc
録画したものを事前に私が視聴して、これなら夫も飽きずに観てくれるかと選んでいます。
映画はあらすじを追うのが無理かな?と思ってあまり録画していませんでしたが、先日「チャプリンの街の灯」を観ました。
盲目の少女の眼の手術費用を稼ぐ為にへっぴり腰でチャプリンがボクシングをする場面で、アハハと笑ってふと夫を顔を見ると夫も笑っていたのです。
あ、これならある程度は物語の筋を追うのも出来るかもと思って、次は「グリーン・ブック」を観ました。
一人で観るより、何も言わなくても夫と一緒に観る(あ、リンも一緒でした)映画は又格別です。
今夜は若き日のポール・ニューマンの「傷だらけの栄光」を観ようかな?
解るかな? 退屈しないかな? でも、面白い場面で私が笑えば夫の笑顔を引き出せるかも知れません。
本当にどこまで脳に作用しているのかは判りませんが、でも、自宅で過ごす楽しみのひとつになって欲しいと思い、あまり長時間の物や複雑な物は避けて、今日もせっせと録画予約しています。
感動して写真を撮ってくださるスタッフさんも素敵。
ちらり〜んさん、本当にすごいです、頭が下がる。
そしてそのちらり〜んさんを見習って、リンちゃんもいい仕事してますね。
うちのケバ、寝ている主人の胸の上で寝てます。
苦しいだろうと思うのですが、本人は爆睡(苦笑)
猫とおじさんって、なにか特別な絆があるのかしらんと、
リンちゃんとのツーショットを見て思いました。
蒸し暑い季節がすぐそこ、今まで以上にご自愛くださいね
初代リンも男性には何してもいいという感覚があった様で、私には無茶しなかったです。
スヤスヤ寝てる時は天使みたいですが、油断すると夫の動く足に戯れて生傷が絶えません。
常に足首が動いているので、遊びと思うのでしょうね。
昨夜観た「傷だらけの栄光」に、夫が笑顔をみせてくれました!
↑ヤッタネ!
表情がすごく良いですね。
何でもわかりそうな顔。
起きているからよけいにそう見えるのかもしれませんけど、寝ている時とは違います。
普段のちらり~んさんの接し方が功を奏しているのでは。
3人で映画を観る 素敵ですね。
笑顔を引き出せるのはやっぱりちらり~んさんとりんりんちゃんですね。
ありがとうございます。
いつもはこんなはっきりした表情はみせないのです。
だから介護士の方が「珍しい!」と咄嗟に撮って下さいました。
ラッキーです。
判らないかもと思いつつも、出来るだけ通常の会話をすると、時折反応を示してくれるのです。
だから最近では、もしかしてぜ〜んぶ判っていて喋らないだけかもと思うときがあります。
横たわっているだけでも居てくれるだけで、共に生きていると感じられて幸せだと思っています。