ちらり~ん日記

ちらり~んは我が家の猫の名前。美味しい料理が出来たとき書き留めておきます。
忘却の彼方に飛んでいかないように・・・・

”らふーら”で干し芋作り

2019年12月22日 | 介護記録
”らふーら”のケアマネージャーさんが、私のブログをみて
「美味しそうな料理を拝見して、是非”らふーら”でも利用者さんと一緒に何か作って欲しい」
と言ってくださいました。

夫が倒れてから一人分の料理を作る気分にもなれず、ましてや食べてもらう事のできない夫の側で、もう自宅で料理することはないと思っていました。
永い間使わなくなってた台所のシンクは脂分が固まって流れなくなっていて、業者の方に修理してもらう程でした。

それがケアマネージャーさんの一言で、
「人様に喜んでもらえる事で、私も外との繋がりを持てるのだ」と目が覚めました。

それで先日早速”らふーら”の利用者さんとスタッフさんと一緒に「干し芋作り」をした時の様子です。


まづは、丁度今が収穫時期を迎えて干し芋に最適の大分県産の「甘太くん」という”紅はるか”を取り寄せました。


自宅で丸ごと蒸した芋を持参しての干し芋作りです。
(次回の参考のために、蒸し時間はMサイズだったので20分前後でした)
隣の方は「まづは手を洗わなくちゃ」とおっしゃってます。


スタッフさんが夫も参加する様にと車椅子で側に連れてきて下さいました。


隣の方は昔取った杵柄で、器用に包丁を使って皮を剥き始めました。


写真奥の方は、片手が不自由なのでスタッフさんが剥き方の手ほどきをしていました。
手前奥の方は、笑顔が素敵だったので敢えてお顔に⭐️マークをかけていません。
(余談ですが、この方は皮を剥いたらそのままパクパクと美味しそうに食べてまして、みんなで大笑いでした)


片手が不自由な方は、いつの間にかピーラーで一人で剥いていました。


奥の男性の方は、少し照れ臭いのか手銃望遠鏡で眺めていました(微笑)
そのお隣の方は、試食用の芋を食べたら喉が乾くとお茶を所望されていました(微笑)


その男性も網にカットした芋を並べたり、最後の皮の片付けをしたりと積極的な参加をしてもらえました。


お天気が良い日ならザルに並べて2〜3日ほど天日干しでいいのですが、私はディハイドレーターで乾燥させています。


干す事で甘味も旨味成分も凝縮されてとても美味しい干し芋の完成です。
トースターで軽く炙って食べるとさらに美味しくなります。


スタッフの方や利用者の方が一度では参加できない方もいたり、芋も残っていたので2回ほどこの干し芋作りをしました。
何だか皆さんに楽しそうに喜んで頂いたので、私も嬉しくなった干し芋作りでした。

自宅では夫の介護に手を抜けませんので料理に専念することができません。
でも介護をするためには、私一人分でもキチンと食事をしようという前向きな姿勢になれて、少しずつ料理をし始めました。
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2 コメント

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Unknown (クラリス)
2019-12-23 17:19:24
皆さんの笑顔を見て私も元気が貰えました。
皮を剥いたらお芋を食べたくなる気持ち、よくわかります(笑)
ちらり〜ん様の可愛いお声と笑顔に入所者様も癒されたことでしょうね。
ご主人もちらり〜ん様の明るい声が聞けて嬉しかったことでしょう。
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クラリスさんへ (ちらり〜ん)
2019-12-23 22:04:59
表情を変えることが出来ない夫ですが、側で声や動きで少しでも感じてくれるといいなと思っています。

猫ちゃん、清武の動物愛護センターの譲渡会で一目惚れしたニャンを頂いてきました。
それはまた時間ができた時にアップしますね。
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