太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

持って行き場のない怒り

2021-06-25 07:46:03 | 日記
 自分が悪いのだがどうしても何かに対して怒りがこみあげて来る。昨日は梅雨の晴れ間で釣りに出掛けた。やはりボウズであった。これに怒りはない。帰路いつもの道を走っていてネズミ捕りに捕まった。最初は何故警官に止められたのか分からなかった。警官がスピード違反ですという。田園地帯の直線道路で前後に車は無くスピードを出しているという意識は全く無かった。巡航速度で走っている感覚だったが制限40のところで61km出ていたとのこと。一度捕まるともう言い訳もくそも無い素直に従わざるを得ない。罰金15000円は出る一方の年金生活者には痛い。ゴールド免許も吹っ飛ぶ。保険や更新などの優遇措置も無くなる。半世紀近く運転しているがスピード違反で捕まったのは初めてである。見通しの良い直線道路で走る車も少なく何時も通っている道でネズミ捕りが居た場所は初めての所である。捕まえやすい場所には違いなく随分大勢が捕まっただろう。
 それにしても田舎の民家の陰に10人くらい警官が居たのには驚いた。田舎で暇なのかも知れない。それなら我が住宅地で時々猛スピードで走る車がいるが通勤通学にも危ない。こちらを取り締まれと言いたいところだがだからと言って許されるものでもない。悪いのはこちらであり自己嫌悪に陥る。お気をつけてお帰り下さいというので、いや憂さ晴らしにぶっ飛ばして帰りますと最後っ屁。それから61kmってどれくらいかと走ってみた。制限40kの道は続くのだが多少車が多い所でも付いて行くとほぼ60kで走っている。巡航速度だ。もし40kをキープしていたら後続がどんどん詰まって追い禁のところを追い越して行く車が多発するだろう。スピード違反に情状酌量などというのは聞いたことがない。ネズミ捕りに捕まった苦い思い出の人は全国にゴマンといるだろう。事故を起こさなかっただけ幸いと思うべきだろうが、思えるか!隠れて見張らないで制服のまま道路際に立つべきだろう。ネズミ捕りはスピードを出した後だが制服を見るとスピード自体を初めから出さないだろう。書いている内に何だか盗人にも三分の理の気分だ。あの15000円があればクロダイ釣りで蛸が釣れて折れた竿を買い替えることもできた筈。後悔しても元に戻ることなどない。

断トツ1位競技

2021-06-24 07:38:08 | 社会観察
 もしオリンピックに迷走競技があったら個人戦でも団体戦でも日本が断トツ1位となるだろう。団体戦の参加者は政府、JOC、IOC、組織委員会、都などである。個人参加は首相、橋本会長、丸川大臣、小池知事らである。この競技には障害物競争のようにコロナウィルスという難敵が行く手を阻む。観客も結構うるさい。コメンテーター、元選手、マスコミ、一般ネット観客など飛沫飛ばし放題の応援である。
 観客数やら酒類販売などよく言えば臨機応変、悪く言えば朝礼暮改。迷走に継ぐ迷走ぶりである。ここにきてゴールだけは定まったようで流石に逆走する人は減った。スポンサーはたまったもんじゃない。大金をはたいてスポンサーになったものの下手するとマイナスイメージがつきかねない。宣伝の仕方もよほど工夫しなければならない。さてメダリストの本命は?個人戦では■■だが本人の名誉のためにここでは役所に倣って黒塗りにしておこう。団体戦では組織委員会が有力である。迷走競技の1位はどのように選ばれるか?勿論ゴールテープを切る早さではない。何度コースを外れたかをゴールまでの時間で割って値の大きい物の勝ち。要は単位時間あたり何度方針を変えたかによる。
 このところ雨が降ったり止んだりの日が続いている。梅雨だから当然だろうが時々晴れ間などあって、しまった外出すれば良かったなどと思ってしまう。目的が定まらない季節である。外出といっても釣りぐらいなのだが。もし若い頃今ほど時間に余裕があるなら車で遠出でもするのだがコロナ禍のうえ体力的にもきついと躊躇ってしまう。元々目的がなければ何処に行くのもやるのも億劫な質なのだが。一度だけ少し離れたお城を一人で見学に行ったことがある。城主と家紋が同じというだけの理由である。行く見る帰るという直行直帰だった。オリンピックもそうなるようだ。


子々孫々の恥

2021-06-23 08:15:44 | 社会観察
 上手の手から水が漏れるとはよく言ったもの。今まで国は存在すら認めなかった赤木ファイルの開示である。相当黒塗り箇所はあるものの財務省が森友問題で記録文書の改ざんを指示したことは明らかなようである。再び関係者の何名かは晩年を言い訳で過さなければならない。「露見」はWeblioを見ると「秘密や悪事など隠していたことが表に現れること」旧悪が露見するなどとある。昔は電話で言った言わないの世界、次がFAXで紙は破棄した、今はデジタル時代で消去したとなる。しかしデジタルのネット世界では一度拡散したものは幾ら隠したり消去したといっても何処かに残滓はある。何れバレル時代なのである。この際、何れバレるならいっそ公文書は100%公開にしたらどうだ。国家機密に関わるなら50年後、100年後でも良い。兎に角後世でも良いから100%公開を義務とする。その時代には機密ではないだろう。孫、子に汚名が着せられるかも知れないと思えば迂闊なことはできない。消去しないとサーバーがパンクするというなら国会図書館のような機能を持つ巨大ホストサーバーを設ければ良い。
 公文書でなくとも行政文書もこれに準ずるべきである。それにも該当しない日常業務文書はどうか。これは完璧な手など誰ももっていないと自覚すべきである。今着せられる汚名と子孫が着せられるものとどちらが辛いか、明らかに何の責任もない子孫の恥の方が辛い筈である。多分オリンピックに関してもとんでもないやり取りがあちこちで行われているのだろう。痕跡の残らない情報伝達は狼煙くらいしかない。それでもマスコミは高精度の望遠鏡で政府やJOC、組織委員会の建物から狼煙が上がるのを待ちし解読班が手ぐすねを引くだろう。天地神明に誓って嘘はつかない。後世の人を守るのはこれしかない。自分は身から出た錆とおもえば諦めもつくだろう。美味しい話など何処にも転がっていない。それでも保身や個人の利益のためではない、社会や国を思ってのことだと言い張る者もいる。良いでしょう50年、100年の後にその審判は下るでしょう。
 

夏至の勘繰り

2021-06-22 07:51:54 | 社会観察
 昨日は夏至で1年で昼が一番長い日。確かに7時頃までは外は明るかった。高緯度地域に行くとさらに昼は長くなってくる。モンゴルで10時ごろ外が騒がしいので窓から覗くと子供が遊んでいる。太陽は丁度地平線に隠れる頃で結構明るい。良い子の寝る時間は一体何時なんだろうと思った。ドイツに子会社があり時々出掛けることがあった。当時ドイツは太陽電池の生産量は世界一で設置量も断トツだった。勿論技術的にも世界で最先端の製品を作っていた。ドイツ人の同僚に、ドイツは日照時間もあまり長くなく太陽電池の設置にはあまり適していないと思うが何故熱心なのだろうと聞いたことがある。確かに日照と言う点では不利だが逆にその分有効に使いたいと思っているとのこと。言われてみれば高緯度地域の人達は短い夏を楽しむために結構早くから日光浴などしている。太陽を大切にしているのだ。逆に赤道近辺の日射量の多い地域では住民からはその発想は出てこない。日射量の多い砂漠地帯などに太陽電池が積極的に導入され始めたのは経済性を考慮し始めてからである。その頃から太陽電池はだんだん生々しくなってきた。
 夏至だからではなく下衆の勘繰りではあるが。オリンピックの観客数の上限が示された。驚いたことは開会式だけは上限が1万人ではなく特別枠として上乗せするとのこと。一般の観客1万人+特別枠とのこと。関係者は観客に含まれないという詭弁だ。誰のためのオリンピックなのかと思う。いっそ入り口に「関係者以外立入禁止」の看板を掲げたらどうか。釣り場に向かう漁港の入り口に「漁業関係者立入禁止」の看板が長い間掛かっていた。釣りに来た自分はサーファーと異なり関係者に入るのではないかと解釈していた。一体誰が関係者の範囲を決めているのか。スポンサー企業には入場券が割り当てられるという契約だそうだがその家族や親せきも関係者なのか。何親等の親戚までが関係者なのか。納税者すべてが関係者ではないのか。一つお願いがある。観客席を一般と関係者席を明確に分離して貰いたい。貴族とその関係者のご尊顔を拝してみたい。妬みからだが。記録は期待できなくともパンデミックの中での開催という記憶には残る。100%悪いとは思わない。今後パンデミックなどの世界的危機の中で開催するノウハウは蓄えられるだろう。無事終わった、万歳!万歳だけで済まさなければ。

明るいニュース捜し

2021-06-21 07:36:20 | 日記
 そもそも明るい話がニュースになることは少ない。明るいことが少ないのではなく元々ニュースとは事件性のあるものが中心だからだ。梅雨空でコロナ禍、気分転換になるもの。間違いなくMLBの大谷選手とボクシング世界戦の井上尚弥選手。昨日はすっきり日曜日であった。MLBの大谷選手の22号HRと井上尚弥選手の世界戦TKO勝ちをTVで観ることが出来た。どちらも好青年である。偉ぶったところが一つもない。自分が今あるのはファンの方々、チームメートやスタッフ、トレーナーのお蔭であると感謝の言葉を忘れない。才能に加えて努力をするものだから敵わない。大谷選手が1994年7月、井上選手が1993年4月生まれと1歳違いである。同い年の頃の自分を思い出すと社会に出てはいたもののまだほんの子供だったような気がする。もし注目されていたらきっと天狗になっていたであろう。そして才能もなく努力もしないで大人に、高齢になってしまった今、努力と才能の人を憧れもし応援する。子供のように年下であってもだ。勿論目に見えないところで努力している人は一杯いるだろう。ブログで市民講座の講師の方々を批判することはあるが、あくまで講義内容についてである。何れも立派な肩書で才能もあり努力もされてきたのであろうことは経歴を見れば分る。ただ一般市民の高齢者相手の講義ということで先入観があってこんなものだろうと思ってミスマッチを起こす。それを批判しているのである。決して個人を誹謗中傷するのではない。別の場面で彼(女)らの講義を聴いたらちんぷんかんぷんかも知れない。
 昨日の余韻を楽しむべくネットニュースを見ていたら大谷選手は両リーグトップタイの23号を放ったとのこと。もう凄いとしか言いようがない。流し打ちでレフトにHRを打った後ベンチ内で同僚と雑談をしている場面があった。両手でスウィングの真似をしていたが打つ瞬間に力を入れている仕草だ。フォロースルーが大きくてスィング全体が速くボールをバットに乗せて運ぶように思っていたが実際ボールが当たる瞬間は運ぶというより叩く感じだ。ハエ叩きの瞬間のようなものだ。井上選手の最も優れたところは素早く懐に飛び込んで相手のパンチが当たるところまで接近する勇気である。下手なキックボクシングで遠くから相手の足にキックをするような自分は安全な場所でというのでは格闘技では大成しない。
 この若者達に比べて大人はどうだ。オリンピック観客数上限はなし崩し的に増えている。もし何かあっても自分に個人的責任が及ばないところで決断しているのではないだろうか。ウガンダの選手が空港検疫で陽性と判明した。水際作戦が功を奏したと言っているが違うだろう。本来はそういう人が入ってこないように、最前線の砦で手を打つべきで水際は最後の砦、ここが破られたらおしまいである。今後何万人も来日するが前線基地の戦略を練るべきである。井上選手がカシメロかドネアと戦う日まで、大谷選手が怪我無くシーズンを終えるまで楽しみと期待は続く。違うだろう、日本人ならオリンピックが無事安心安全に終えることを願うことが一番。ところが無事安心安全にオリンピックは終えましたというのはニュースネタにはならない。何故なら潜伏期間が終わりましたという宣言で本番はその後である。