太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

世論では止まらない

2021-06-19 08:10:11 | 社会観察
 緊急事態宣言が解除されマンボウに入ったが酒類の提供には慎重である。東京都は二人で90分以内という制限付きだ。きっと客は黙々と何時もの倍のスピードで飲み続け結局二人で180分か4人で90分相当を呑むことになるだろう。この数か月、酒飲みの人にとっては毎月の酒代が無ければどんなに小遣いが浮くか確認できただろうに。その分家飲みが増える?こちらは店以上に監視の目が厳しくそうは行かないだろう。まさか路上やコンビニ前で飲むほどの非常識は持ち合わせていない。昔「二人でお酒を」という粋で哀しい歌があったが今では「二人でお酒を90分」という哀しいだけの歌になりそうだ。今回のマンボウでは知事の裁量範囲が随分明確に示された。その分責任を問われるが国としては責任を免れる。ちょうどオリンピックの頃効果が現れる。
 そのオリンピック、世論では止まらないことがハッキリ分った。国民投票で決めるとかなら別だが開催についても国民に意見を求められたことなどない。開催都市としてなどと振られるがマラソン会場の変更に開催都市の意見は通ったのだろうか。マラソンと言えば収容人数はどう決めるのだろう。そこはソーシャルディスタンスですと言われるなら国立競技場もソーシャルディスタンスかとなる。沿道の応援はマスクをして拍手と手を振るくらいの黙応援となるのだろうか。ウィルスがゼロになる訳ではないだろうから選手は飛沫が怖くて中央車線の上を走ることになるだろう。折角気温を考慮して札幌になったけど記録は望むべくもない。先日書いたがハプニング続出の大会になることは間違いない。ここで活躍するのが週刊誌とタブロイド版夕刊の記者達である。週刊誌はやや大きめの問題を追い、タブロイドは日々の一挙手一投足を狙う魔女狩りに近い。大手紙は勿論美談と礼賛に溢れる。ここで拙老がサラリーマンに送った迷言「蛙の寝返りより蛇の寝返りを」というのが役に立つ。直ぐに仰向けで腹を曝すようでは周りの顰蹙を買う。尻尾の先から徐々に捻りいつの間にか裏返しになるようにするべきという処世訓である。そのためには大手紙は大谷選手の活躍よりもオリンピック選手のひたむきな努力を伝える記事をそれとなく増やしていくべきである。各方面のお手並み拝見は別の意味で興味がそそられる。