太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

忖度という非日常語

2017-03-07 09:47:26 | 社会観察

森友学園問題を扱う中で「忖度」という言葉がしばしば出て来る。他人の心を推し測るという意味だが「忖度政治」などの言葉もネットで見掛ける。それにしても次々色んな事が出て来る。今度は大阪府の認可適当という判断が何故?である。私学審議会委員が異論を出す中で事務局側が可也強引に認可適当という結論を出したというものである。審議会委員も渋々賛同したかのような報道である。何だかキナ臭い。次はステージが大阪府に移るかも知れない。知事の記者会見も何とも歯切れが悪い。ここでも場面が動いたのは従来の政治の図式「利権絡み」では無いように見える。関係者全ての小さな忖度(誰に対してかは想像の通り)が集まって結果として大きな力になったのだろう。それぞれは明確に法に触れる行為は無かったとしたら忖度を集めて大きな結果に導く理事長の手腕は流石である。いや、これすらも意図したのでは無く思いつくあらゆる手段を講じた結果かも知れない。

当の理事長を国会に参考人招致する問題では官房長官までが「一般論として違法性が明らかでない人を国会に招致することは慎重でなければならない。」と遠回しだが招致に反対している。それはそうだと思ったがその後、共産党の小池氏がインタビューで「疑わしいから話を聞くのであって、違法性が明らかになれば司法の場に移るではないか。」と言った。それもそうだな「今司法の場にあり政府はコメントするべき立場に無い」というコメントも良く聞かされてきた。

忖度自体は悪い事ではないが忖度される側は悪い時と良い時両方がある。ただ庶民ではもう少し私の気持ちを忖度してくれても良さそううなものをと言うのが99.9%だろう。何を隠そう、誰にも忖度などされない者がここに居る。



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