コロナ以外にニュースはないか、今朝の朝刊1面は中国の「千人計画」と「尖閣に日米安保」である。前者は中国の人材招致プロジェクト「千人計画」で海外の研究者に研究資金を供与するものである。勿論その研究が中国の軍事、産業に資するものが条件でボランティア支援ではない。日本人研究者も含まれているが日本の公的助成を受ける研究者に対し資金の受け入れや海外での活動について原則開示し申請義務を課そうというものである。公的助成(主に税の投入)を受ける者に限定するのは学問の自由との兼ね合いで国が口出しできる範囲に限られるからである。つい最近日本学術会議の会員任命拒否問題が出た時、「国費を投じる国家公務員という立場でありながら国の政策に異論を唱えるのはけしからん。いっそ学術会議へ公的助成などせずに民間だけでやってしかるべきである。」という直情型暴論も出て来た。ブログで中国がその民間団体に莫大な資金提供をしたらどうなる。国はモノ言う権限は無くなる。一株株主のように何らかの権限を留保しておくべきであると書いた。勿論千人計画が明るみに出る前だ。学術会議は民間団体にと言った知識人達に千人計画に対するコメントを聞いて貰いたいものである。
尖閣の問題についてはバイデン新政権下の日米防衛相電話会談で確認できたものの一つで、尖閣は日米安全保障条約5条が適用され米国の対日防衛義務の対象になるという事だ。如何にも日本の努力(お願い)によって米国によって守られることになった成果のように伝えられている。何を今更である。尖閣が南シナ海のように中国の海堡化し海の要衝となったらどうなるか。中国にとっては自由で開かれた太平洋となることは間違いない。尖閣は米国にとって海上防衛ラインの最前線である。ここを守ることは米国の安全保障上が第一で日本の領土だから守るのは第二義である。米国にとっても必要なことという説明は付記すべきである。
この年齢では新聞は頼りになる貴重な情報源であり盲目的信頼を寄せていたが最近は裏読みばかりするようになった。編集者や記者の意図は何処に有るのかとつい考えてしまう。偏った意図を偏った読み方をするものだから偏光板を直角に重ねたように時々何も見えなくなる。
尖閣の問題についてはバイデン新政権下の日米防衛相電話会談で確認できたものの一つで、尖閣は日米安全保障条約5条が適用され米国の対日防衛義務の対象になるという事だ。如何にも日本の努力(お願い)によって米国によって守られることになった成果のように伝えられている。何を今更である。尖閣が南シナ海のように中国の海堡化し海の要衝となったらどうなるか。中国にとっては自由で開かれた太平洋となることは間違いない。尖閣は米国にとって海上防衛ラインの最前線である。ここを守ることは米国の安全保障上が第一で日本の領土だから守るのは第二義である。米国にとっても必要なことという説明は付記すべきである。
この年齢では新聞は頼りになる貴重な情報源であり盲目的信頼を寄せていたが最近は裏読みばかりするようになった。編集者や記者の意図は何処に有るのかとつい考えてしまう。偏った意図を偏った読み方をするものだから偏光板を直角に重ねたように時々何も見えなくなる。
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