今年の牡馬クラシック初戦・皐月賞は一番人気のロゴタイプが快勝しました。
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【皐月賞】ロゴタイプ快勝!堂々のレコード制覇(スポニチアネックス)
「第73回皐月賞」(G1、芝2000メートル・晴良18頭)は14日、中山競馬場11Rで行われ、M・デムーロ騎手が騎乗のロゴタイプ(牡3=田中剛厩舎)が優勝した。勝ち時計は1分58秒0のコースレコード。
レースはほぼそろったスタートから、コパノリチャードが先手を奪い、クリノヒマラヤオー、ラブリーデイが続いた。道中、ロゴタイプは中団9番手、最内で追走。 最終コーナーから直線。コパノリチャード、クラウンレガーロが粘るが、その外からエピファネイア、さらにロゴタイプが襲い掛かる。並んだ4頭から抜け出したのはロゴタイプ。エピファネイアが懸命に追いすがるが、最後は1/2馬身突き放してゴール。2歳王者の実力を見せつける堂々のレコード勝ちでG1、2勝目を飾った。2着にはエピファネイア、3着は直線、真ん中から脚を伸ばしたコディーノ。
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今年の皐月賞はとても見応えがある面白いレースでした。
結果は人気通りの順当勝ちでしたが、レース展開は先行、中盤待機組と後方待機の2つに分かれレース展開にいろいろ駆け引きがあって、最後までどの馬が勝つのかが判らない競馬の醍醐味が味わるレースでした。先行した馬は、最後の坂で脚色が衰えてしまい、ロゴタイプ、エピファネイア、コディーノの3頭がバテずに残ったような印象でした。レコードタイムを記録するような高速レースでは、やはり能力の差が出てしまうようです。
応援していたのは、テイエムイナズマ。2歳の頃から注目してましたが、年末から今年にかけて不甲斐ないレースが続いたせいか、重賞(G2)勝ち馬なのに全く不人気で、土曜日は単勝80倍、本番は120倍まで落ちてしまいました。レースでは、出遅れ気味でスタートして最終コーナーまでは、後ろから2番目だったのに、最後の坂で急加速し上がり2番手のタイムで、先頭から0.7秒差の6着は上出来です。今回はとても良い走りを見せてくれました。乗り替りの武豊騎手はさすがです。馬の持ち味を引き出して状況判断も良かったと思います。重賞を勝った時のような末脚も復活してきたようで、それほど悪い馬じゃないことを自ら証明してくれて大変満足のレースでした。距離延長は吉と出ているようなのでNHKマイルよりダービーに出て欲しいです。上位3頭とはまだ差はありますけど、今後に期待が膨らむレースでした。