今年の運試しに、1月2日の川崎競馬に出掛けてみました。
正月ということもあって比較的交通量が少ないこともあり、知人の車で埼玉の自宅から約1時間半ほどで到着しました。川崎競馬場は川崎市街地の中にあり、京急の駅からも近くて利便性も良さそうです。駐車場も市街地の中にある割には安くて(1日500円)、数人で乗って来ると負担も少なくて済みます。
馬場内側の駐車場から競馬場を見ると、余計な建物や障害物が無くて、広々とした雰囲気です。スタンドは、中山競馬場に似たタイプですが1/3くらいの大きさです。3つのスタンドが有り、その中で最も古いスタンドは閉鎖されて使っていないようでした。
写真は使用されている2つのスタンド。右のスタンドはガラス張りで暖房完備。2階席には無料で座れます。この日は午前中は風も無くて絶好のコンディションでしたが、午後は強風で体感温度は氷点下のようでした。冬場のこの時期に、館内からレース観戦できるのは有難い、、。
JRAでお馴染みのターフビジョン。(川崎競馬では、ドリームビジョンという)
大きくて大変見易い画面です。JRAのターフビジョンはコースの内側にあるため、馬が向正面に行ってしまうと視界を遮ってしまい、無料席からはレースの状況を生で見ることができません。川崎はコースの外側にあるため、生でも画面でもレースの状況を見ることができます。これは小回りの川崎競馬場のメリットのように思います。カメラワークも良くて状況が判り易いし、この点ではJRAよりも好印象でした。
パドックは、同じ地方競馬の大井競馬場と同じサイズですが、こちらの方が見易い感じです。
地方競馬には予想屋さんのコーナーがあります。これはJRAには無い仕組みです。
券売機はJRAと同じシステム。マークシートへ記入して馬券を買います。この日は来場者が多かったせいか、券売機の前に行列が出来てかなり待たされました。
コースはダートのみ。コースに近いこともあって、凄い迫力。スタート直後は元気一杯で我先にと走っていく馬達も、一周廻ってきた頃にはバテバテで、ゴール前ではあえぐ様に走って行きます。この日のレース距離は1400m,1500m,1600mのみ。やや単調で変化に欠けるけれど、コースの大きさのせいで仕方ないかも。
同じ地方競馬の北海道のばんえい競馬の中継もやってました。レースの合間に見てみましたが、これはとても面白いレースです。競走しているのに、馬がレースの途中で止まって休憩し、暫くしてまた歩き出します。突然ゴール前で止まってしまったり、坂を越えるのに難渋したり最後まで何が起こるか判らない。平地レースとは違う楽しみ方があるようなので、もし今の競馬に飽きたらばんえい競馬にもトライしてみたいです。
夕方は街の風景とのコントラストがとてもキレイ。
パドックも照明が入っていい感じになります。
夜は周りの建物が見えなくなって、馬場もドリームビジョンもより見易い感じ。
最後は新年の挨拶でお見送りでした。
結局、この日は1レースで的中しただけの惨憺たる結果でした。地方競馬は、情報がJRAに比べて少ないため、出走頭数が少ない割には絞り込むのが難しいように思います。順当なレースは驚くほど配当が少なく、荒れたレースでは凄い配当になったりします。川崎競馬は内枠が有利らしく、内枠に有力馬やリーディング上位の騎手が居ると、そのまま決まってしまう傾向があるようです。またオッズの変化も激しいので、レース後には悲しい配当になっていたこともありました。地方競馬もなかなか奥が深いので、競馬新聞でよく研究するのと、当日の傾向や気配をよく読むことが必要だと思います。
初めての川崎競馬でしたが、予想に反してなかなかの好印象でした。また季節が良くなったら、ナイター競馬を見に行きたいと思います。