キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

週末読書 本「これからの世界をつくる仲間たちへ」

2020年01月18日 | Book
落合陽一の本。
この本は、全編太字のゴシック体で書かれていて、最初は違和感を感じたが、
(普通のノウハウ本では、大事なところで太字を使うので)
読み進むうちにサクサク読めるようになった。これも彼のスタイルなのだろうか。
それはさておき、内容は非常に真面目で、これからの社会を担う人達への
アドバイス、メッセージとなっている。
情報技術の進歩と共に、社会構造も変化しホワイトカラーの仕事をコンピューター
が行うようになると、人間の仕事も変わる。コンピュータを使う立場か使われる立場
になるかは、専門性のあるスペシャリストになれるかどうかがカギとなる。
現状の英語教育、プログラム教育は、旧教育を受けた親の世代では特別な能力と
考えられたが、今後はコンピュータで代行できるようになるので、特別ではない。
これら最低限のスキルは持ちつつ、特定の分野でオンリーワンとなれる位の
知力思考力が発揮できるようになるべきと言う。
最初は、若者向けの自己啓発書と思っていたが、中身はなかなか示唆に富んで
いて、自分のような中年にも参考になることが多かった。(とは言え、次の社会の
担い手にはなれないが)
ユニークな著者の視点で、これからの中高年達に向けて本を書いてほしい。
タイトルは、「これまでの世界をつくった中高年たちへ」
因みに著者の父親は、落合信彦らしい。

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