久々にF1の話題です。
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小林、今季最高7位=フェテルが2勝目―F1欧州GP(時事通信)
【バレンシア(スペイン)時事】自動車のF1シリーズ第9戦、欧州グランプリは27日、当地の市街地コースで57周の決勝が行われ、小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)が今季最高の7位に入った。予選18番手の小林は、終盤にタイヤ交換を行うまで3位をキープ。今季2度目の入賞を果たした。ポールポジションからスタートしたセバスチャン・フェテルが第3戦マレーシアGP以来の今季2勝目を挙げ、通算7勝目。2位はルイス・ハミルトン、3位にジェンソン・バトンのマクラーレン・メルセデス勢が入った。
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小林可夢偉が素晴らしいレースで、ヨーロッパGPを盛り上げてくれました。予選18位スタートで、途中でセーフティカーが入る幸運があったものの7位入賞というのは本当に凄いと思います。それもドライのコンディションで、バトン選手と遜色ない走りで上位をキープし、ほとんどレース中唯一と言って良いほどの素晴らしいオーバーテイクを2回も決めてのポイントゲットなので大変価値があると思います。またチームの戦略も良かったと思います。セーフティカーが入った時に、もし他のチームと同じようにタイヤを替えていたら、あのポジションは獲得できなかったでしょう。もともとハードタイヤでロングランを予定していたようですが、それで辛抱強く走って良いタイムをキープできたことが、この結果に結びつきました。M.シューマッハ選手がタイヤ交換でドタバタしていたのとは対称的に、可夢偉の自分の戦略を信じる強い気持ちが結果に現れたのかもしれません。とにかく、トルコGP予選のスーパーラップと言い、前回のカナダではしくじってしまいましたが、スタートを決めて1周目からいきなり順位を上げて来る集中力と言い、彼は何かを持っているようです。F1でこんなに興奮したのは、佐藤琢磨のカナダGP(スーパーアグリでアロンソをオーバーテイク)以来です。
とっも感動しました。カムイには、また素晴らしいレースを見せて欲しいです。