キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

パリオリンピック~その後の話題

2024年08月17日 | Sports
パリオリンピックが終了して、1週間が経とうとしています。その後の話題について、一言。
★ブレイキン~豪州女子選手への批判止まず
今回の大会で初めて採用されたブレイキン競技ですが、オーストラリアの女子選手のユニークなダンスについて、未だに批判が止まないようです。ビデオで彼女のダンスを見てみましたが、ダンスというより「体操?」という感じの踊りで、面白いけれど他の選手との技量差は歴然としていました。おそらく彼女は、テクニックでは到底勝てないと考えて、個性の強いユニークなダンスで芸術性や印象度をアピールしたけれど、結果は「0点」。目の肥えた審判、観客には「ただ下手なだけ」としか映らなかったようで、彼女の試みは失敗に終わりました。(観客の中には、面白さで気に入った人もいたようですが)
現在の批判の論点は「なぜこのレベルでオリンピックに出場できたのか」にあり、オーストラリアの選考基準がどうなっているのか、そこに批判の矛先が向けられています。私自身は、彼女が批判される筋合いは無いと思います。彼女を代表に選んだのは、オーストラリアの審査員であり、選考基準が甘かったとしか言いようがない。もしかすると、他の選手のレベルが低かったとか、優秀な選手がいたけれど選考会で大失敗してしまったとか、そういう事情があったのかもしれない。この競技は、見ていて採点基準が判り難いように思います。今回の問題提起があって審査基準、採点基準が明確になり改善されれば、彼女のパフォーマンスも意味があったと言えるのではないかと思います。(^^)
★クライミング競技~森選手の課題
「0点」と言えば、クライミングの森選手がボルダーの課題で0点だった事が話題になりました。小柄な森選手は、スタート場所の高い位置にあるホールドが掴めずに、無得点。何度も飛び上がってチャレンジする姿は、見ていて気の毒になるほどでした。これに対して、コース設定の担当者への批判が続いています。何故最初のホールドをあれほど高い位置にしたのか、小柄な選手の体格差を考慮していないという話です。素人目には確かにそう見えますが、選手達はそれほど気にしていないそうです。彼女と身長がほとんど同じ小柄な選手でクリアできた人もいること、逆に大柄な選手が苦労する課題もあるそうで(体重やスタミナ切れ)、体格には有利不利がある。実際、体重が軽い彼女は、スタミナが必要とされる次のリード競技で最高得点を出しています。そう考えると、彼女自身はこの結果を自分の課題として、素直に受け入れていると思います。次回のオリンピックで、リベンジを期待してます。
オリンピックでは、これまで世界記録とか高得点ばかり注目されてきましたが、パリオリンピックでは「0点」が観客の気持ちを動かしました。こういう事もあるのだなと思いました。

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