キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

本「39歳からの新教養」

2022年10月09日 | Book
中高年が教養を身につける方法を伝授する本。 
現代の学校での授業レベルは、中高年世代のレベルと比較すると大変高くなっており、また最新情報も取り込んでいるので、基本的な教養格差が大きくなっている。中高年がその格差を埋めるためには、入門書を読んだり、勉強会やセミナーに通ったり、テレビを見たりするような勉強方法では遅すぎるし役に立たない。 早く教養を身に付けるなら Google 検索を使って、様々な情報源〜Wikipedia や Webサイト,YouTube などにアクセスしながら、情報を「効率的に」取り入れるべきと説く。 様々な事例を挙げながら、独自の手法を紹介する。
最初に、この本を読まなくても良い人の条件が挙げられており、自分はいくつか該当する項目があった。この本の読者の対象外なのだが、とりあえず一通り読んでみた。 
文章に「ググる」という言葉が頻繁に出てきて少々うんざりしたけれど、著者が言いたいことはよくわかる。 でも、そもそも教養とは何なのか、読めば読むほど分からなくなった。 検索力が教養なのか、何のためにその検索した知識を「効率よく」身につける必要があるのか、教養というのは、ネット情報だけで身につくものではないような気がする。
著者の方法を実践すれば「効率よく」雑学王になれそうな気もするが、、。
著者は マイクロソフトの元日本支社長。 マイクロソフトといえばエンカルタと言う百科事典があったと思い、今どうなっているかをググってみたら、2009年に終了していた。 著者はググることを推奨するが、エンカルタを推奨しない理由がわかった。 これも教養になるのかな。(^^;)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする