キマグレ競馬・備忘録

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F1レッドブルチーム予算オーバー

2022年10月11日 | Sports
週末のF1日本GPでレッドブルチームのフェルスタッペン選手が2年連続のチャンピオンを決めました。彼は今年も素晴らしいパフォーマンスでしたが、チームの方には予算オーバーの疑惑があるようです。
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レッドブルF1、コストキャップ違反とのFIA発表に失望「規定額を守っていたと信じる」今後の措置を検討へ by autosport web
FIAは、財務レギュレーションに基づき、全チームが2021年にコストキャップ違反を犯していないかどうか監査を行った結果、レッドブル・レーシングはコスト制限額を超過していたことが明らかになったと発表した。レッドブルはこれを受け、自分たちの認識では違反はないと主張した。
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コストキャップは、F1各チームの戦力を平準化させるために設けられた予算枠の事ですが、レッドブルチームはそれをオーバーしていると運営側から指摘があったようです。予算の話は、当事者(他チームやドライバー)にとっては重要な問題かもしれませんが、観客にとってはあまりピンと来ない問題です。
それにしても、最近のF1は「もめ事」が多い。昔のもめ事は、ドライバー同士やチーム内で起きる事が多かったけれど、今は運営側とのトラブルも多い感じがします。また無線やシステム、映像技術が進歩して、路面のラインを踏んだ踏まないとか、オーバーテイクのやり方等もチェックされて、細かい所でペナルティも受ける。車両規定も細かいし、今回のように予算枠も厳しくなっています。見る方には理解できないルールも多い。不可解なルールで雁字搦めになって(安全性の向上のためなら必要ですが)、増々F1がつまらないものになっていくような気がします。
因みに、今年3年振りのF1開催となった鈴鹿には、悪天候にも関わらず3日間で延べ20万人以上が来場したそうです。昔は3大スポーツと言われて華やかだったけれど、近年は斜陽化しているF1に、観客がまだこれほどいたのに驚きました。セナ・プロスト時代のF1を見た世代には、現代のF1はつまらないけれど、当時を知らない人には今のF1でも充分面白いのかも。

追記:今年の日本GP鈴鹿は、雨の中で行われました。レース中の事故で赤旗中断となり、コース内にレースカーがいるにも関わらず、事故車の回収のためにクレーン作業車を入れてしまい、視界不良の中であわや大事故になる状況だったそうです。この件でドライバーやチームスタッフから、鈴鹿の運営スタッフが批判されています。鈴鹿では数年前にも同様のケースがあり、ドライバーがクラッシュして死亡しました。その教訓から何も学んでいないと、、。
鈴鹿サーキットは、F1ドライバーに愛されるコースですが、安全性や運営には問題があるようです。思い起こせば、オートバイの世界GPライダーだった加藤大治郎さんも鈴鹿で亡くなったし、F1でも死亡事故、今回もあわや大惨事。この先開催が継続されるか心配です。

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