2020 皐月賞 結果＆シングンマイケル

今年のクラシック第1戦は、コントレイルが優勝しました。

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【皐月賞】コントレイル無傷の４連勝でまず１冠

◆第８０回皐月賞・Ｇ１（４月１９日、中山・芝２０００メートル、稍重）
昨年のホープフルＳの覇者で１番人気のコントレイル（牡、栗東・矢作芳人厩舎、

父ディープインパクト）が後方追走から４角手前で浮上して、直線では同じ

２歳Ｇ１馬の３番人気のサリオス（ダミアン・レーン騎手）との一騎打ちとなったが、

外からねじ伏せて、デビューから無傷の４連勝で１冠目を制した。

勝ち時計は２分０秒７。
騎乗していた福永祐一騎手は皐月賞初制覇で、クラシック完全制覇を成し遂げた。
２着のサリオスから３馬身半差の３着には８番人気のガロアクリーク

（ライル・ヒューイットソン騎手）が入った。

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コントレイルは後方から上手く自分のペースで上がっていき、前の馬が止まる中

直線では最速の脚を使って勝利しました。大外を廻しての勝利ということで、

かなり余裕が感じられたし、ダービーに向けてスタミナの心配も無さそうです。

今年のクラシック三冠も狙えそうな皐月賞のレースぶりだったと思います。

サリオスは惜しかった。コントレイルとの差は、馬場が悪い内側を走った分の

差だと思います。能力はほぼ互角。今後の距離延長は難しい気もしますが、

でもおそらくダービーを目指すと思います。

今年のダービーは2強になるのか、新勢力が現れるのか気になるところです。

ということで、予想の方は、

◎サトノフラッグ：5着（直線を向いた時は期待しましたが、後が伸びず）
〇コントレイル：1着（やはりG1馬は強かった。現時点で能力が抜けています）
▲サリオス：2着（惜しい2着。この馬のレースはできていたと思います）
△ヴェルトライゼンデ ：8着（見せ場も無く、ズルズル後退。力の差がありました）
△マイラプソディ ：13着（どこを走っていたのか気が付きませんでした）

今週は比較的簡単に当てられるはずでしたが、贔屓馬サトノフラッグを軸に

したため、馬券は全滅。私のPOGもダービーを待たず終了です。

今年は、G1馬とG2,G3馬の間には、明らかな「格の違い」がありました。

ダービーまであと1か月。2頭のG1馬は余裕の態勢で臨めそうです。

シングンマイケル死亡

昨日の中山グランドジャンプで2番人気だった昨年の最優秀障害馬の

シングンマイケルが、最終障害で転倒して亡くなりました。

障害では転倒や故障で亡くなる馬は時々見ます。記憶の中では、201２年の

代表馬だったマジェスティバイオが最終障害で転倒し、予後不良になったのを

覚えています。G1馬でも飛越に失敗すると生死に関わるのが障害レースなのです。

今年は大変な悪条件の中でのレースで、かなりスタミナ面がきつかったらしく

最後はどの馬もヘロヘロになってました。シングンマイケルも最終障害で

飛越に失敗し、着地でぬかるんだ馬場に滑って転倒したように見えました。

スタミナが奪われた後の最終飛越は鬼門で、今まで何度もこのようなシーンを

見てきました。勝ち負けはともかくとして、全馬が無事に完走して欲しかった。

過酷な条件の中でレースを走り、ファンを楽しませてくれた馬や騎手達に感謝し、

残念ながら天国に召されたシングンマイケルの冥福を祈りたいと思います。