キマグレ競馬・備忘録

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ディープインパクト急死

2019年07月30日 | Horse Racing

稀代の名馬と言われたディープインパクトが亡くなりました。
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ディープインパクトが急死 頸椎骨折で安楽死 日本競馬界の名馬 by 産経新聞
中央競馬で2005年に無敗で皐月賞、ダービー、菊花賞のクラシック3冠を
達成し、GIレースで7勝するなど活躍した名馬ディープインパクトが死んだ。
30日、北海道安平町の社台スタリオンステーションが発表した。
それによると、痛めていた頸部の手術を28日に受け、術後も安定していたが、
翌29日の午前中に突然、起立不能に陥った。懸命な治療を行ったものの、
30日早朝に行ったレントゲン検査で頸椎に骨折が見つかり、回復の見込みが
立たないことから、安楽死の措置が取られたという。
 競走馬としての成績は武豊騎手とのコンビで日本で13戦12勝、
GIレースは7勝。06年にはフランスの凱旋門賞に出走して3着に入ったが
失格となった。その後、ジャパンカップ、有馬記念を制して引退した。
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このニュースを見た時には、少なからずショックがありました。
未だ17歳ということで、種牡馬として現役であり、種牡馬引退後は恵まれた環境で
余生を送るものと勝手に想像していました。今年の種付け中止のニュースが流れても
1年休んで、また来年に備えるのかなと思っていましたが、実は手術が必要なほど
重症だったとは夢にも思いませんでした。

ちょうど6年前に北海道にディープインパクトを見に行きました。
「ウォッカ以後の世代」の私は、彼の活躍をテレビで見たことはあっても、
まだ競馬に嵌る前だったので、当時は無敗の三冠馬もスポーツニュースの
話題の一つくらいにしか捉えていませんでした。
競馬ファンになって、ビデオや雑誌で活躍を知るようになって、ぞの凄さが
判るようになりました。加速力、末脚の鋭さが印象的で、どんな展開になっても
どこからでも抜ける脚が武器でした。
一度、彼の姿を見てみたいと思って北海道に出掛け、運良く見ることができました。
写真はその時のものです。初めて出会ったディープインパクトの印象は、
小柄で大人しい馬という感じでした。静かに草を食んでいて、これがあの7冠馬?と
思ったくらいです。でもその後も優秀な子供達を輩出し、種牡馬としても大成功。
現役時代も凄い能力でしたが、彼が遺した子供達もまた凄くてG1を50勝。
彼のファミリ-は、現在の日本競馬を席巻し、今後も続くことになると思います。
ディープインパクトの死去は、日本競馬のひとつの時代の区切りというくらい
インパクトのあるニュースでした。テレビでは何度も見ていますが、
どれほど凄かったのか、できれば生で彼の走りを見てみたかった。
名馬・ディープインパクトの冥福を祈りたいと思います。


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