キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

ジャパンカップダート・G1

2012年12月02日 | Horse Racing
ジャパンカップダート・G1は、ニホンピロアワーズが勝利しました。

-----------------------------------------------------------------
ニホンピロアワーズがG1初勝利…ジャパンCダート
第13回ジャパンカップダート・G1(2日、ダート1800メートル、阪神競馬場、良=16頭立て) 4番手を追走した6番人気のニホンピロアワーズが、直線で力強く抜け出して優勝。G1初勝利を挙げた。今年、デビュー15年目の酒井にとっても、初めてのGI制覇となった。3馬身半差の2着に、3番人気のワンダーアキュート。1番人気のローマンレジェンドは、4着に敗れた。
酒井学騎手「スムーズな競馬を心掛けた。早めに抜けると気を抜くので、我慢した。こんなに強いとはびっくり。ただただうれしいです」
大橋勇樹調教師「理想通りのレース展開だった。いつもより追い出しがゆっくりだったし、その時点で勝利を確信した。じっくりと時間をかけて強化してきたが、それがようやく実った」
ニホンピロアワーズ 5歳牡馬、父ホワイトマズル、母ニホンピロルピナス。北海道新ひだか町の片岡牧場生産。馬主は小林百太郎氏。戦績は22戦10勝(うち地方5戦3勝)、重賞はG1レース1勝を含む4勝。獲得賞金は3億7991万円(うち地方9313万円)。
-----------------------------------------------------------------
古豪、3歳馬、連勝で勢いのある馬が揃って混戦が予想されていた今年のジャパンカップダートですが、6番人気のニホンピロアワーズが意外な強さを発揮して優勝しました。これまで重賞では安定した成績を残していても、G1では惨敗していた馬でしたので、正直ここまで走れるとは思っていませんでした。3番手あたりの好位置につけて、最後の直線でも持ったままで他の追随を許さない完璧な勝ち方です。勝った酒井騎手も初のG1制覇で馬の持ち味を引き出した好騎乗だったと思います。重賞勝ちも15年でわずか10勝というあまり目立たない騎手ですが、このG1勝利はかなり自信になると思います。今後もこの馬と彼の騎乗には注目したいと思います。

応援していたのは、古豪エスポワールシチーとワンダーアキュート。エスポは佐藤騎手の落馬負傷により武騎手に乗り替わって、どんなレースをするか楽しみに見ていましたが、気分良く行き過ぎて最後の直線では大失速。10位という結果でした。同じく失速してシンガリ負けのトランセンドと共に、この世代の時代が終わったような気がしました。
ワンダーアキュートも今回は絶好のチャンスでしたが、もうひと伸びが無かったのが残念。それでも2着には来ましたので、馬の実力は証明できたと思います。
逆に6連勝で1番人気のローマンレジェンドは、見せ場無く敗退でした。新聞の評価は圧倒的に高かっただけに意外でした。やはりエスポ同様、主戦騎手の乗り替わりというのは、マイナス要因になると考えたほうが良いかもしれません。
期待した馬は活躍しなかったけれど、今年のレースは意外な展開がとても面白かったと思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012 ブラジルGP 

2012年12月02日 | Sports
古新聞になりますが、11月25日のF1最終戦ブラジルGPでバトンが勝ち、ベッテルが3連覇を達成しました。
-------------------------------------------------------------------
フェテル3連覇、可夢偉9位/F1(日刊スポーツ)
<F1:ブラジルGP>◇決勝◇25日◇サンパウロ
 6位に入ったレッドブル・ルノーの25歳、セバスチャン・フェテル(ドイツ)が3年連続3度目の年間王者に輝いた。3連覇以上は3人目、3度の総合優勝は歴代4位タイ。レッドブルは製造者部門と合わせ3年連続で2冠を達成した。
 3年間在籍したチームと契約更新できず、ザウバー・フェラーリでの最後のレースとなった小林可夢偉は9位で総合12位だった。
 マクラーレン・メルセデスのジェンソン・バトン(英国)が優勝し、今季3勝目、通算15勝目を挙げた。フェテルと年間王者を争っていたフェラーリのフェルナンド・アロンソ(スペイン)は2位となったが、3点差の総合2位にとどまった。
-------------------------------------------------------------------
雨が降ったり止んだりする中、波乱の面白いレースになりました。ベッテルが序盤でコースアウトした時には、かなりのハンデになったように思いましたが、前々走で最後尾から表彰台に登ったように、粘り強い走りで6位に入りチャンピオンを獲得しました。年間を通じて前年ほどの強さは感じられなかったのですが、最後はきっちりポイントを獲ってチャンピオンを決めました。アロンソも最後まで良いパフォーマンスを披露しましたが、いくつかのレースでポイントを落としたのが痛かった。車の出来が良くなくても、ドライバーの力でここまで持ってこれることを示したと思います。さすがです。
小林可夢偉も良いレースをしましたが、残念ながら9位という結果でした。それでも一時4位を走行して、来年のシート獲得に向けて良いアピールになったと思います。個人で募金活動を始めるなど、ひたむきにレース活動を続ける彼のようなドライバーは、貴重な存在ではないかと思います。是非来年もシートを獲得して欲しいと思います。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする