Appleは話題のブランドで、新しいモノ好きにとっては気になるニュースではないかと思います。
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アップル新型「iPad」発売開始 東京・銀座のアップルストアには開店前に450人が行列
東京・中央区銀座のアップルストアでは、タブレット端末、新型「iPad」の発売が16日から始まった。午前7時、アップルストア銀座の前には寒い中、iPadを買い求めようと大勢の人が行列をつくっていた。先頭の客は、「おととい(14日)の午後7時から(並んでいます)」と語った。行列に並ぶ客は「5歳の孫がiPadいじってできたので、わたしもこれだったらできるかなと思って」と語った。アップルストア銀座では、開店前から、およそ450人の行列ができ、午前8時のオープンとともに客が次々と店内に入り、お目当ての新型iPadを手にした。(後略)
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昨日のテレビのニュース番組は、この話題が大きく報道され、映像では長蛇の列の風景と開店を待つ人たちへのインタビューが出ていました。新型は画像が鮮明に見えるというのが売りの製品のようで、デザインもほとんど変化無く、以前のモデルのマイナーチェンジ版です。しかし、毎年似たような製品が発表され、数日待てば買えるのが判っているのに、2日も前からわざわざ並んで買うというのは、興味が無い人にはなかなか理解し難い風景です。確かに誰よりも早く手に入れたい気持ちは判るのですが、行列を作って待って買うほどのことなのか、友人ともこの話題について議論しました。意見としては、「並んで買うことに魅力を感じる」(普通にお店で買うのは耐えられない)、「長時間並んで耐えて苦労して買う自分が好き」(ナルシスト?)、「他人に買ったことを自慢したい」(話題にしたい)、「マスコミの取材を受けたい」(普通とは違う自分を見せたい、注目されたい)或いは、話題を作るためのサクラも居たかもしれません。たぶんこれからAppleの製品が発売されるたびに、この風景がマスコミで取り上げられると思います。なんだか、鉄道マニアの列車引退イベントと共通するものを感じてしまいまいました。