17日朝、いよいよピジョンアイランドに移動運用です。
16日は、それぞれ各バンドでパイルを浴びていました。と言ってもほとんどEUだったようですが・・・。
16日の午後から予想通り、夕立があり海が荒れていました。(ビンゴです。)
バッテリーは、新品を購入しましたがスリランカのバッテリー、信用がありません。
ホテルについてすぐに充電。
「このバッテリー、100Wでどれくらい持つのやろ。計算によると4時間?」何て会話がありました。
ボートの出発は、午前8時。機材を用意していざ出発。
機材:IC-706MK2G バッテリー 10mのグラスファイバーポール 21と14のインバーテッドV 5D-2Vの同軸 水
ボートは、6人乗りですので2人は、居残り、サポートに回ります。
居残り組:4S7UJG 4S7TAG
移動組:4S7HBG 4S7ARG 4S7DOG 4S7TEG 4S7QHG 4S7LSG
この移動運用、ボートのチャーター代と入島税でお一人2100ルピー也。
このボートどこから出るのかと言うと、ホテルのビーチから、船外機付の小さな漁船。
みんなでボートを押して沖へ出て出発。
さてさて、本当にビクターの言うとおり免許を見せて運用の許可が貰えるのか?みんな半信半疑。スリランカでは、今までの経験上何が起こるか分からない。想定外が一杯ある。
ボートは、出発後島の方に向かわず全然違う方向へ。初めはやっぱりあそこはピジョンアイランドではなかったとみんな思ったのですが、ホテルの従業員に聞くとあの島は、ピジョンアイランドだと・・・実は、このボート、まず入島税を払いに別のビーチに寄り、許可を得て島に行くようになっていたのです。
およそ15分ほどでピジョンアイランドに到着。
いよいよ許可をもらう為の交渉が始まります。
島には、数人のスリランカ海軍の兵士と自然保護区になっているため島の管理人が常駐しています。
観光名所のため、白人の観光客が沢山います。それぞれビーチで泳いだり、シュノーケリングを楽しんでいます。のどかな島です。
管理人に入島許可書と無線のライセンスを見せ、アマチュア無線の運用をここで行いたいと告げると何やら渋った顔に・・・、ライセンスをじっくり見て、どこかへ電話を掛け始めた・・・、やっぱりムリか・・・と思ったと所「OKやっても良いよ、ただし、あまり他の人に迷惑にならないようにね、あまり話ししないでね、遠くへ行かないでこのあたりでしてね。」とあっさり許可が出ました。
さて、いよいよ運用開始です。
たまたまあった、支柱にポールを縛り、21MHzのIVが完成。
ここで大きなハプニング・・・第一声を上げようとマイクを探すもマイクが無い。パドルも無い。なんと忘れてきてしまった。あれだけ忘れ物は、無いなと念を押したのに・・・。(涙)
これでは、電波は出せない。
仕方ないので、ホテルにボートで取りに行く羽目に・・・ここでボート代追加、2000ルピー。
30分後、マイク到着。
やっとの想いで仕切りなおし、第一声を21.260MHz SSBで出しましたが、全然応答なし。誰も聞いていないのか、電波が飛んでいないのか・・・。
応答があったのは、電話で呼び出した居残り組の局のみ・・・。
これでは、来た甲斐がないと居残りサポート組に、クラスターにUPするように頼む。
クラスターにUPされたとたん、EUのパイルに・・・このパイルどんどん大きくなっていく・・・。
こんなアンテナでまぁすごいパイル。一同、驚きの声。
各自交代しながら交信開始。
EUの局に混じって時々JAも呼んで来る。まぁこんなIVで弱い電波をJAの局は良く聞こえるなぁ。よっぽどアンテナが良いのやなぁとみんなツブヤク。
さて、心配はバッテリー。テスターで電圧を測りながらの運用。この信用ないバッテリー結構長持ちする。日本のバッテリーより良いかもなんて・・・。
運用中は、スリランカ兵士が興味津々でいろいろ聞いてる。管理人も同じ。
運用していない局は、各自ピジョンアイランド楽しむ。ビーチで泳ぐ奴。カメラで白人女性を撮る奴。正直言って暇。
第1日目の運用は、SSBのみ。
結局、バッテリーより人間の方が暑さに参って現地時間の昼ごろ撤収。
弁当を持参していなっかのもある。
明日もここで運用する予定で、ホテルに帰った。管理人が私たちに「明日も来るのか」と聞いてきたので「明日も来る。その時はよろしくと」言って島を離れた。
AS-171動画(音声と映像がずれているSRI)
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