上武大橋

帰りの自動車でつけたラジオが地震の発生を伝えていた。
最大深度４。
だが、津波注意報が出ていた。
大きな津波は無かったようだが、どきりとさせられる。

僕は深谷から前橋に通勤しているから、どうしても県境の川を越えなければならない。
朝は本庄と伊勢崎市の八斗島（はったじま）をつなぐ坂東大橋を通ることが多い。

帰りは朝と同じか、気分を変えて下流の上武大橋を通ることもある。

上武大橋は深谷市の中瀬と伊勢崎市の境平塚を結んでいる。

（境島村から上武大橋）
側道橋があるので、自転車の時にはこちらを通ることも多い。

よく通る利根川にかかる橋の中ではかなり古いこの橋。



橋の上にある青い部分はワーレントラスというらしく、これが１０連になっている。

昭和９年に完成したようで、長さは９００ｍ弱くらい。
古い橋なので、幅が狭い上に大型車は結構通る。
老朽化も進んだので現在架け替え中。



上流の坂東大橋は昭和６年完成で、同じような形だったのが、カケかえが終わっている。
上武大橋と同じような形だったので、ワーレントラスがひとつ、上州側に残されている。
左岸と右岸、あわせて７脚（８脚だったかな）の橋脚が完成。



大きなクレーンを使って橋脚を象っていく。


橋脚が出来上がれば、橋の工事は一気に進捗していくだろう。

今度はどんな橋になるのだろうか。