上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

陽光の中の冬鳥

2012-03-05 20:46:17 | 雑影
目をさますとしとしとと雨が降っている。
車のフロントガラスには淡雪がのっている。
前橋の天気が心配になったが、深谷と同じく霙交じりの雨だった。

この雨はひょうこうの高いところでは雪だったようで、帰りに見えた赤城山、袈裟丸山は中腹から上は白くなっていた。
この季節の降水は春が近づく証拠。
一雨ごとに暖かくなっていくはず。

とは言え、土曜の陽光溢れる天気が懐かしい。



スズメも日向ぼっこ。



・・・ん?
最初はスズメかと思ったけれど・・・
何か違う。


ちょっと・・遠すぎたかな?
全体的に赤くて、人相が悪い。
ベニマシコ・・・かな?
冬鳥だそうなので、これから北へ帰って行くのだろうね。

こちらは・・・

カモの群れ。




先日紹介したばかりのキンクロハジロを上州北部で初確認。
金色の目、黒い顔と体、白い羽。
これほど名は体をあらわす、を地でいくのも珍しい。


後頭部の寝癖が特徴的。

波に陽光が反射して美しい。
ああ、春だなあ・・・

この日はキンクロハジロが結構多く。


この2羽はカップル、だろうか。
それにしても、キンクロハジロは良く潜る。
所謂、潜水ガモと呼ばれる仲間のようで、よく潜る。

マガモやカルガモは逆立ちすることはあっても、お尻まで潜るところを見たことは無い。
キンクロハジロはまるでカイツブリのように、あっちこっちで潜水して餌を探していた。
潜る瞬間は捉えられても、出てくるところは予測がつかない・・・・


これは潜ろうとしているところ。

カモたちもそろそろ北へ帰るかな。

春が来るのは待ち遠しいけれど、寂しくもあります。