上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

カワヅザクラ 0311

2012-03-12 20:11:00 | 上州の道
久しぶりの抜けるような青空。
昨日の雨は標高の高いところでは雪だったようで、赤城、子持、榛名ほか、上州の山々も秩父の嶺々も白く着飾っていた。
今朝は赤々と燃えるような太陽がゆっくりと顔を出した。
僕は1年前の今日の朝日を「妖しいまでに美しく」と表現したけれど、それは今日も変わらない。
忘れられがちだし、僕も忘れてしまうけれど3月12日は長野県栄村で震度6弱のゆれがあった日だ。
東北の震災に不安で仕方が無かった未明、深谷でも揺れたのを覚えている。
震度6弱と言えば、普通なら記憶に残る大きな地震だ。
栄村では今でも仮設住宅に暮らす方々がいらっしゃっる。
これも僕たちが忘れてはいけないことだ。

昨日は天気が悪かったけれど、午前中、島村の渡しのカワヅザクラの様子を見に行った。
14時46分のまえに少し気分を盛り上げたかった。
けれども、寒い雨に震えるカワヅザクラは、



まだこんな感じ。
先週と変わらない固い蕾。
一輪だけほころんでいた。



普段なら二月のうちに咲いてしまうこともあるカワヅザクラがこの調子。
今年はやっぱり寒冬だったんだなあ。

一緒に植えられている紅梅もまだ満開とはならない。



折角出かけたのに心は晴れないまま、家に帰った。

で、今朝。
前橋の勤務先近く。



カワヅザクラが咲いているではないですか!
ソメイヨシノよりも濃い色のサクラ。
しかし、待てよ?
旧境町(現伊勢崎市)のカワヅザクラのほうが大分南だし、標高も低いはずなのだが・・・
どうして前橋のほうが咲きにほころんだのだろう?
島村のカワヅザクラはまだまだ若い樹だから、開花が遅いのだろうか?








それにしても、久々の青空にサクラの色がよく映える。
これから、ヒガンザクラ、ソメイヨシノ、八重桜、山桜と花笑う季節になる。

春よ、来い。