上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

雨の渋川早朝散歩

2011-07-30 14:19:51 | 上州の道
今日は実家で畑の手伝い・・・のはずだったけれど、
朝から雨が降っては止みの繰り返し。

新潟や福島の記録的な豪雨の雨雲が
こちらまで流れ込んできていたようだ。

今は上がって青空も見えているけれど、
畑はグズグズでトラクターは入れない。
草むしりと収穫の手伝いでも午後はしよう。
ぬれた作物や雑草でびっしょりになるだろうけれど。

さて、そんな中でも朝早くは雨が降っていなかったので
傘を持って散歩に出かけた。

雲が北から南へと、足早に流れていった。



利根川の大崎緑地公園まで近づいていくと、
轟々と利根川が大きな音を立てていた。

ちょっと近づいてみた。



明らかに普段の流量よりも2m近く水位が高い。
白い波が立っているあたりは普段ならば濡れずに歩けるところ。



中州も完全に水没し、木々が激流の中に取り残される。

上流の方を振り返ってみると、遠くに大正橋が見える。



川幅も普段の倍くらいあるようだ。

激流に大きな丸太が流れていった。



大正橋まで戻ってみると



橋脚の中ほどまで、もうすぐ道路に届くのではと言うほどの水量。

大正橋から下流方面を眺めると、



水量の多さがわかりますね。
川幅が普段よりずっと広くなっています。

大正橋の旧橋(現在は歩行者・自転車専用)は、通行止めになっていました。


これ、久々ですね。ちょうどパトカーが回って扉を閉めて回っていました。
お疲れ様です。

仕方が無いので新橋(と言うほど新しくないけれど)の歩道を歩いて大正橋の中ほどまで行って
上流を眺めます。



画面だと非常にわかりにくいのですが、右上と左上で水の色が違っています。
左側が吾妻川、右側が利根川です。
大正橋の少し上流で、吾妻川と利根川が合流しているわけですが、
その増水の仕方がまったく違います。

吾妻川にかかる大正橋まで行って見ましょう。


アオサギが一羽、のんびりと佇んでいますが、
その手前が吾妻川、奥が利根川です。

流れの違いで増水の違いが一目瞭然ですね。




これも手前が吾妻川、奥が利根川。
画像の中央あたりで綺麗に水の色、流れが分かれています。

振り返って吾妻川を見ると、



さほど増水していません。

昨日は利根沼他地域に大雨警報や洪水警報が出ていました。
同じ穂組もう地域でも、利根沼田と、吾妻で天候がまったく違ったことがわかります。
新潟・福島に記録的な豪雨をもたらした雨雲の一部が
尾瀬のあたりから群馬に流れ込んできていたのでしょう。

それにしても、新燃岳の噴火から始まり、震災、九州の豪雨、今回の豪雨と、天変地異が続いています

これ以上何も怒りませんように・・・