上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

尾瀬再訪① 女王至仏山を登る―1

2010-09-23 19:29:17 | 上州の山
こんばんは。
今日は昨日から一転して寒いような一日でしたね。
雨に降り込められてしまいましたが、お彼岸で接待をしていたので、あまり関係ありませんでした。

さて、皇海山に登った翌日、9月18日に今度は一人で尾瀬に行ってきました。
獅子岩は長いこと山に登っていますが、あまり尾瀬や谷川といった群馬メジャーの山には行きません。人が多いからですね。


至仏山の名前は知らなくても、山の形を見たことが有る人は多いと思います。
尾瀬ヶ原から木道を歩き、その先にどっしりとした山があるポスターを見たことがあるのではないでしょうか?あの山が、至仏山です。尾瀬ヶ原を見下ろせるし植物も多いので人気があります。

燧ケ岳が尾瀬の盟主ならば、至仏山は尾瀬の女王にたとえられます。

獅子岩は尾瀬に行くことがあっても、鳩待峠から笠ヶ岳に登ってしまう、あるいは大清水から尾瀬沼・燧ケ岳方面へ登ってしまうので、尾瀬ヶ原や至仏山には行ったことがありません。
笠ヶ岳は、至仏に行く途中、オヤマ沢田代あたりから左に折れていきます。
尾瀬の山域からは少し離れているので、人が少ないのです。

群馬人の山屋が至仏に登ったことがないなんて、そんなことでいいの?という奥様の声に押されていってきました。
まあ、笠ヶ岳は人も少なくてのんびりとできるし、眺めもよいので、そのついでに至仏に登ってこようということです。
至仏だけだと、ちょっと物足りないので・・・


現在鳩待峠へはマイカー規制中ですので、戸倉の駐車場から、乗り合いタクシーに乗ります。
こんなに暗い時間にたくさん駐車されていますね。
少し寒いくらいの気温でした。


鳩待峠へは5時にならないとゲートが開かないので、5時15分ころ鳩待休憩所に着き、そのまま出発します。


登山口はまだ真っ暗です。
とりあえず、至仏山方面へ向かいます。
至仏を登ったあと、オヤマ沢田代から笠ヶ岳へと向かう計画です。
山の鼻から登ろうかとも考えたのですが、まあ、一般的な道を行きます。


登りだしはダケカンバなどが多い道を歩きます。

そして、
  

尾瀬名物の木道、木段を歩きます。
すると、明るくなってくると

これから登る至仏山が見えて来ます。

尾瀬ヶ原を見下ろせる場所までくると・・・

尾瀬ヶ原は雲海の中です。いやな予感が・・・


ああ、やっぱり至仏の頂上は雲の中。
ミスター・ホワイトアウトまたはフォッグマンとでも呼んで下さい、って感じなぐらい、こういう天気に今年は遭います。

オヤマ沢田代の笠ヶ岳との分岐前の池塘群。
もうそろそろ草紅葉が始まっています。



しかし、草紅葉の向こうは早くもホワイトアウト気味・・・・

はああ・・・登れるのかなあ。