上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

秘峰 皇海山を登る ① 遥けきかな 登山口

2010-09-18 19:14:42 | 上州の山
こんばんは。大分涼しくなってきましたね。今日は群馬県と栃木県の境近くにある、皇海山に、奥様と一緒に登ってきました。

「皇海山」はなんと読むでしょう?
「すかいさん」と読みます。深田久弥の日本百名山にも選ばれていますが、奥深い湾地にあるので、あまり知られていません。
以前は庚申山を登り、庚申山荘に泊まって二日かかりで皇海山へ、と言うルートが一般的だったそうです。

現在では、栗原川林道が開放されて、登山口に「たどり着ければ」5時間もかからずに登ることができるようになりました。

獅子岩は百名山に興味はないのですが、百名山ハンターの奥様の運転手役で、出陣です。
まあ、秘境、秘峰という言葉には弱いのですが・・・

栗原川林道は群馬県沼田市の旧利根村を走る林道です。入り口は2箇所ありますが、どちらからも登山口まで20キロ以上のダートを走ることになるので、百名山ハンターでも二の足を踏むわけです。
ある意味平ヶ岳よりきついアクセスといえそうです。

さて、深谷を3:00AMに出発、沼田ICを下りて、一路沼田市追貝の吹き割れの滝へ。ここからしばらく行くと、入り口になるはずなのですが・・・・

全面通行止め。法面の工事中だそうです。
仕方ない。反対側の入り口に急ぎましょう。
老神温泉まで戻り、薗原湖の脇を通って旧利根村根利へ。

AM5:30、予定より1時間遅れで、ゲートに到着。

思ったよりも、道は荒れていません。


おお!


三頭連れの鹿!
どういうわけか、獅子岩はカモシカにはよく遇うのですが、日本鹿は野生のは始めてみました。


遠くにこれから上る皇海山が・・・

だんだん道が荒れてきました・・・

本当に登山口につけるのか・・・奥様が横にいなければ、帰りたい。
しかも気持ちよさそうに寝てるし!


丸太と石をどかしました。特に丸太は重かったです。


地層が褶曲しているのでしょう。斜めにきれいな節理が入っていますが、下のざれた部分が気になります。

これ、何だと思いますか?
これは、いわゆるアメダス。こんな山奥でけなげに働いているんですね・・


皇海橋。ここの手前が駐車場です。6時40分に到着です。遠かった・・・
遥かな道のりで、もうここで満足感が出ますが・・・
奥様を起こしましょう。


おお!すでにこんなにきているとは・・・
車中泊の人も多いようです。全国各地から来ているようで、静岡、姫路、愛媛、長岡、新潟・・・いろんなナンバーがありました。
百名山の名前は重たいようです。恐るべし深田久弥・・・・

登山口には立派な標柱が。最近は遭難者が多いので注意するように、との看板もありました。

漸く登山口へ着きました。さあ、明日からは登山の様子をお伝えします。

これから皇海山に登ろうと考えている方!!
林道へは、大間々沼田線を通って沼田市根利から入ってください。
追貝からは入れません!!


登山口もこんなに荒れています・・・