上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

憧憬の平ヶ岳に登る 前編

2010-08-24 19:21:30 | 上州の山
こんばんは。今日はさすがに暑かったですね。いつまでこの暑さが続くんでしょう。

獅子岩は山登りを始めて20年近くになります。群馬県の山を中心に登っています。
平ヶ岳は憧れの山の一つになります。
平ヶ岳は、とにかく遠い山です。標高2140m、登山口との標高差1300mはまだいいとします。
ガイドブックによれば、休憩を含まない行程が11時間。これも良しとします。これはつめる自信があります。
では、何が遠いのか?登山口までが遠いのです。小出ICで関越をおり、延々とR352を奥只見湖まで行くのです。ちょうど、尾瀬の裏側、燧ケ岳の裏のほう、になります。登山口は新潟県ですが、ちょうど、群馬県と新潟県の県境の山になります。福島県もすぐ近くです。

実家に泊まり、20:00就寝、23:30起床。沢が国道の上を流れるR352を延々と進み、登山口に着いたのが03:30でした。、が、実は登山口を間違い、結局登りだしたのは、04:30ごろとなりました。


真っ暗な中、ヘッドランプをつけて登りだします。
少しずつ明るくなると見えてくる、
こんな急登を登っていくと、

尾瀬の盟主、秀麗な姿の燧ケ岳が見えてきます。

耳二つの姿が特徴的ですね。

日が昇ると、これから登る尾根が見えてきます。


下台倉山、台倉山と登っていくと、



燧ケ岳に笠雲がかかり始めました・・・ なんだかいやな予感・・・
途中の清水で、喉を潤します。

この日の装備は、水が5ℓ、一眼デジカメ、コンデジなど、10キロ以上でしょうか?水は十分あるので補給しません。これ以上重くしたくないのです。

休憩もせず、どんどん登っていくと・・・
 

予感的中!平ヶ岳も雲がわいています。このままでは白髪門・笠ヶ岳の二の舞に・・・最後のひと踏ん張りを登り、姫の池に出ます。

平ヶ岳の山頂付近は池塘がたくさんあり、木道が整備されています。ハイカーによって踏み荒らされてしまった過去があるのです。
ちょうど尾瀬のような感じでしょうか。そういえば、思った以上に人が入っていて、100人以上はいたんじゃないかなあ。みんなよく登るなあ。
この池塘にやんまの仲間が飛んでいました。


この木道の先が平ヶ岳の山頂。でもすぐにはむかわずに・・・