上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

獅子岩の一番長い日 武州篇② 利根大堰へ

2010-08-04 19:50:30 | 武州の道
こんばんは。今朝は自転車で通勤中少し降られましたが、暑くなりましたね。

さて、昨日の続きです。花園から帰って、洗濯を終えると、9時半。
そうだ、自転車で赤岩渡船を乗りに行こう、と思ってしまったのです。
赤岩渡船は、群馬県の千代田町と埼玉県を結ぶ船の県道で、無料で乗れます。
伊勢崎市旧境町の島村渡船と同じですね。

近所のホームセンターで買い物を済ませて出かけます。
おなじみの上武大橋を目指します。

後ろが上武大橋。


いつもはここを左折して上流に向かうのですが、今日は右折して下流を目指します。ここから新上武大橋までは3kmほどです。


新上武大橋。

この下を潜って下流へ進むのは初めてかな?

次の刀水橋までは11kmほど。

刀水橋。旧妻沼町に当たります。ここで右折して一度自転車道をそれます。

目的は、こちらにおまいりすることです。


妻沼の聖天さま。
こちらの開基は斉藤別当実盛。
平家物語で、木曾義仲と戦う際、高齢なのを隠すために、白髪を墨で染めて戦った人です。
結局討たれてしまうのですが、実は木曾義仲の父が殺された際に、義仲をかくまってくれたのが、実盛なのです。
それにしても、埼玉北部は源平の武将が多く出ていますね!

一休みして、自転車道に戻ります。次の武蔵大橋(利根大堰)までは11km。そこまでの間に、赤岩渡船はあります。


・・ん?あれ?
武蔵大橋に到着してしまいました。標識見落としたかな?
こちらの利根大堰で取水された水が行田市で処理されて飲料水となります。
仕方がない、上流に向かうか。
空には妻沼名物のグライダーが舞い、川面にはジェットスキーを楽しむ人がたくさん。
前からはサイクリストも続々・・・
たぶんこの辺のはずなんだけどなあ・・・
標識が見当たりません。
時間もないし、次は群馬県側から乗って見ましょう。

渡船は群馬県の管轄なので、埼玉県は不親切なのかな?
その分、このあたりは自転車にやさしいです。休憩所やトイレ、水場があちこちにあります。

こちらはそのひとつのそばにある、荻野吟子の記念館。

吟子は日本初の女性医師です。道の駅めぬまの生地でも少し触れましたね。
あの時代に、女性への偏見を跳ね返して、医師になったのには頭が下がります。
が、ちょっと展示物が少なくて寂しいかなあ。


記念館の横の休憩所に吟子女史がいらっしゃいました。

さあ、一休みしたし、上流へ向かいましょう。


刀水橋には自転車・歩行者用の橋が付帯しています。これを渡って、群馬県側に行きます。
今日は自転車で走った距離、40kmほどをご紹介しました。
この後まだ続きますが、返す返すも渡船に乗れなかったのが残念です・・・・