上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

獅子岩念願の渡し舟に乗る

2010-08-22 20:28:36 | 上州の道
こんばんは。
先日ご紹介したように、現在、伊勢崎市の島村渡船は流れの関係で高校再開に目処が立っていません。
もうひとつの赤岩渡線は一度、埼玉側の乗り場がわからなくて乗れない、という体たらく・・
何とか、乗っておきたいのが人情というもの。

そこで、今度は赤岩渡船の群馬県側から乗るのを目指します。

まずは、刀水橋から武蔵大橋(利根大堰)を目指します。

前回は草ぼうぼうでしたが、ちょうど、除草作業中でずいぶんと走りやすくなっていました。
武蔵大橋は通行量が多く、大型車もたくさん行き交っています。歩行者・自転車通行帯も狭くて、あまり通りたいところではありませんね。

群馬県側を遡っていくと、

小屋が見えてきました。こちらが渡船の事務所?船頭さんの待合所です。


ああ、バス停がある。普段の日常の足なんだなあ、などと思っていると・・・


小屋の左手に青い自転車が何台か並べてあるのがわかります?
これはレンタサイクルで、ここで借りて船に乗り、サイクリングを楽しんで帰ってくる、という使い方も可能なようです。
赤岩渡船は群馬県道の一部で、運営は千代田町に委託されていますが、いろいろと経営努力がされているようですね。
小屋で船頭さんに声をかけて船に乗せてもらいます。


結構立派な船ですね。小型の漁船くらいですかね?島村渡船はモーターボートくらいでしたが。


自転車を積み、エンジンに火が入り、ポンポンポン、と軽快な音が響きます。

まっすぐと対岸を目指すのかな、と思ったら、斜めに遡って、その後ほぼ流れにまっすぐ逆らって遡っていきます。流れを船腹に受けるよりこの方が船体が安定するのかな?
この日は流れも緩やかで、ほとんど船も揺れず、気持ちのいい風に、自転車に乗っていたときの汗が引いてきます。
こりゃあ、武蔵大橋よりずっといいなあ、

などと思っているうちに・・
対岸が見えてきました。


見る見る船が近づいて・・・

やさしく着岸しました。
船頭さんにお礼を言って船を下ります。渡船は県道の一部なので無料です。

埼玉県側の乗り場はグライダー練習場のすぐ下流。前回怪しいなあと思った場所です。あの時降りていれば、今回乗りにこなくてもすんだのに・・・もちろんバス停もあります。


埼玉川の小屋には船頭さんがいません。この黄色い旗を揚げると、向こう岸から船が迎えに来てくれるシステムのようです。何で携帯じゃないんでしょうね?
ちなみに風・流量の関係で船が出せない場合は向こう岸の詰め所に赤い旗が揚がるようです。
このアナログな感じがいいですよね~。


わかりにくい写真で申し訳ありませんが、帰っていく船が、左手に映っています。ありがとうございましたあ。

レンタサイクルも用意してありますので、赤い和まで自動車で来て、船に乗り、サイクリングを楽しむ、という休日はいかがでしょうか?
刀水橋まで遡ると聖天様もありますので、見所たくさんですよ。そして、聖天様といえば・・・・