共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

2時間かけて夏越の祓

2024年06月30日 16時45分45秒 | 神社仏閣
今日は6月30日、夏越の大祓(なごしのおおはらえ)の日です。この日、各神社に茅の輪(ちのわ)が据えられ、それをくぐって正月から今日まての半年間の穢れを祓います。

厚木市内の神社は無住のところばかりなので、どこに行っても茅の輪がありません。なので、高座郡寒川町に坐す相模國一之宮・寒川神社に詣でることにしました。

今日も寝坊してしまって、予定より大幅に遅れて到着しました。神事には確実に間に合わない時間だったので、とにかく茅の輪だけでもくぐろうと思ったのですが、三ノ鳥居をくぐった先にあったのは



とんでもない大行列でした!

まぁ、仕方ない…と意を決して並ぼう…としたら、近くにいた神職が

「最後尾はあちらで〜す。」

と、あらぬ方向を指し示していました。とりあえず言われた通りに並びに行ったのですが、その先にあったのは…



なんと末社宮山神社沿いにある裏参道まで続く長蛇の列でしたΣ(゚Д゚ノ)ノ

見ただけでゲンナリしましたが、ここまで来たからには茅の輪をくぐるまいでか!ということで、諦めて最後尾に並びました。そして、そこから1時間40分ほどで



ようやく神門までたどり着くことができました。

そこから更に20分ほど牛歩で進んで神門をくぐると



ようやくお目当ての茅の輪が見えてきました。ここまで約2時間…長かったです。

それまで雨がパラついていたのですが、私が神門をくぐったあたりからピタリと雨が止みました。そして、


爽やかな白地の狩衣を纏った神職に先導されて進むと



待ちに待った茅の輪が近づいてきて、



参拝者たちが粛々と茅の輪をくぐって行きます。

左・右・左と3回茅の輪をくぐってから拝殿に向かい、参拝します。中からは神事の御神楽が聞こえてきて、より一層厳かな雰囲気に包まれていました。

無事に参詣を終えてから、



我が家の神棚にお祀りする『大祓守(おおはらえまもり)』も頂いてきました。想像以上に時間がかかりましたが、なんとか夏越の大祓に参加することができたのでした。

明日から7月、2024年も後半戦がスタートします。

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