にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

本当に出た!

2009-06-10 01:19:01 | Weblog
先代の発売から1年足らず、iPhone3G s が出てしまいました。
色々と噂にはなっていましたが本当にここで出てしまうとは。
記憶容量も大きくなって動画も撮れて、しかも作業が早い。
その他にも新機能がいっぱい搭載されるとか。
出ちゃいましたねえ。

我々のような旧機種ユーザーもOSがアップデートされて機能が増えるそうですけど。
やはり動画はいいですね、それにカメラも高機能になっているそうだし。
でもおいそれと買い替えも出来ないし。
そもそも今機種変更って出来るのかな?

ましばらくは様子を見てみましょう。

この2日間は仕事は休み、ですが歯医者に行ったり耳鼻科に行ったり車のディーラーに行ったり。
落ち着いて過ごせませんでした、おまけに風邪までひいてしまって。
咳が止まらないんです。
新型の例のアレではないのですが。
熱は出ないで咳ばかり、耳鼻科の先生によれば今はこのタイプの風邪が流行っているそうです。
仕事に差し支えなければと思っていますが。
何しろ明日からはピットの中。
あの狭い空間で風邪をバラ巻くわけにも行きませんし。
気をつけなきゃ。

君臨

2009-06-08 00:11:26 | F1
トルコGP、結局バトンが勝って7戦して6勝という強さ。
早いだけではなく強いですね。全盛期のシューマッハ以上の勝ち方。
こうなると何時、誰がバトンを止めるのかが注目される所ですが。
これだけの強さを見せつけられてはなかなかそんな強者は出られないかも。

まあ日本のファンとしては喜ばしい半面、ちょっと複雑な気持ちにもなるこの強さ。
でも後にも先にもF1で君が代を聞かせてくれたのはバトンだけですから応援していきます。

でも今現在のF1は政治的なゴタゴタで揺れに揺れている状態。
果たして来年はF1があるのかさえ判らない。
FIAとFOTAとの対立はこの先どうなるのか。
新シリーズなんて噂も絶えませんがどうなんだろうか。
華やかなF1に影を落とすこのゴタゴタが早々に解決してくれることを願っています。

さて今日は愛の妙薬の歌合わせの2回目。
初日のキャスト、実績のある人たちが揃っていますの。
さすがに余裕もあるし、なにより音楽が軽やかで楽しげ。
面白そうです。
ここで2日の間があいてゲネプロとなります。
場所は上野の文化会館。
つい先日の現代音楽もここで。
愛の妙薬もそうですが、来月のカルメン、それから8月には世界バレエフェスティバルと文化会館に通います。
今年の夏は上野で。

ここはしばらく

2009-06-07 01:45:34 | オーケストラ
愛の妙薬の歌合わせとなりました。
何故か一回目の歌合わせは初日ではなくて二日目のキャスト。
ドニゼッティではあるけれどロッシーニのような軽くはずむような音楽です。
ベルカントの妙技が聞かせどころです、歌手の皆さんには苦労が絶えない事とは思いますが。
ここは一つ一生懸命さが歌の軽さを損なわないように力を抜いて頑張ってもらいたいところ。
それはオケにも言える事で、難しいパッセージを演奏する時も力まずにリラックスして軽やかな音でやりたいものです。
でもそこが一番難しいのですが。

さて明日も歌合わせです、多分、恐らく、初日のキャストでやるはず。
今回のこのオペラ。
個人的にはとても厳しい事になっておりまして。
まあ様々な理由があるのですが、ちょっとつらいな。
しばらくは我慢ですね。


さて先ほどサッカー日本代表が見事にワールドカップ・南アフリカ大会への出場を決めました!!
試合をずっと見ていて後半は胸が締め付けられるような感じになりまして。
心拍数も血圧も体温も全てが上昇するような、ギリギリとした試合の末に。
ひとまず良かったなと、お祝いでもしましょうか。

でも前回もそうでした、世界で一番早く予選を突破。
その結果があれでしたからこれからのチームの成長が大事ですね。
早く決まれば決まったで心配も生まれるとは、さすがはワールドカップ。

永遠の美少年

2009-06-06 00:28:07 | Weblog


行ってきました。
阿修羅展です。
雨の中50分待ちの行列の末に。

あまりにも有名な阿修羅像。
この前対面したのは中学の修学旅行でしたから遥か昔。
でもその時の印象は強烈でした。
ただしガラスのケースに収まったその姿は本当に悲しげで寂しそうな表情。

今回の展示の良かった点といえば、全くケースなどを使わずに横も後ろも見せてくれた事です。
他の八部衆や十大弟子の展示も同様でみんな自由に回り込んで見学させてもらいました。
もっとも阿修羅だけは別格、個室の中にすっくと立った姿の周りを押し合いへし合いしながらギュウギュウと回らされ。
もの凄い人の数、人の渦に巻き込まれながらの鑑賞でした。
ゆっくりと見ることが出来なかったのが残念ですが、3面ある顔のうち、左右の顔をそれぞれの正面から見られた事は大収穫でした。
ケースの中に入っていては左右の顔は横顔しか見られませんから。

確かに阿修羅像の見事さは別格なのですが、他の八部衆の像や十大弟子の像も素晴らしかった。
弟子たちの表情が生きているだけではなく、その目線が語りかけてくるんです。
その目線と向き合うと声が聞こえてくるような、そんな気がして。

老僧たちの姿をした弟子の像と対照的な少年たちの姿をした八部衆。
その表情も見る者に色々な想像をさせてくれる。
まるでハロウィーンの仮装をした少年たちのようでもあるし。
若くして散っていった子供たちを偲ぶようでもあるし。
写実と抽象とのバランスが絶妙です。
あり得ない姿形なのに、でもよく知っている近所の子供のようでもあり。
作者はいったいどういう人物で、何を考えてあのような姿にしたのだろうか。
心ははるか天平の平城京へと飛んで行きました。

実を言えば子供の頃からの仏像ファン。
中学の修学旅行で行った奈良の薬師寺や東大寺に興福寺の仏像の拝観を心待にしていたのは私ぐらい。
事前に読んでいた仏像の本で拝観する仏像の名前を全て覚えてしまい、まわりの同級生に無理矢理説明を聞かせていたものです。

今回は東京でこのような形で見学出来て本当に嬉しく思いました。
仏像たちが奈良へ帰った後もケースの中ではなく、同じ空気を共有できるような空間で拝観したいものです。
保安上の理由やその材質ゆえに保存の為には無理かもしれませんが。
遮るものが何もない、それがどんなに素晴らしい事であるか今回の展示ではっきりと解りました。


残るもの

2009-06-05 00:46:15 | オーケストラ
今日は現代音楽の音楽会。
2曲は若い作曲家の応募作で2曲は大御所の曲。

大御所2人の曲はどちらも再演を重ねられてきた曲です。
やはりどこかが違うのでしょうね、再演を重ねるような曲は。
黛先生の「曼荼羅交響曲」は書かれてからかれこれ半世紀になろうかという曲。
こうなるともう現代音楽とは呼びづらい感じもしますね。
ある意味で古典とも呼べるのでは。
判りやすさという点が魅力でもあると思うのですが。
またもう一人の湯浅さんの曲は不思議なエネルギーが満ちた曲。
こちらは21世紀になってからの曲ではありますが奇をてらわない正攻法の音楽。
このお二人は同い年なんですね。
方向性は違うけれどやはり格が違います。

若い二人の曲。
こちらも特殊な奏法などは使わず、リズムとテンポがはっきりしたどちらかと言えば古典的なアプローチ。
先日の武満作曲賞の時の先鋭的な音の洪水とは随分と違います。
果たしてこの曲が再演されていくのか、どうなんでしょう。
先日の曲たちもこれから再び日の目を見るのだろうか。
そんな事をいつも考えます。
生み出されたばかりの音楽たち、その出生に立ち会うわけですが。
その成長を見ることはほとんど無いからです。

さて今日の写真は昼間の「クアウテモック」の姿。
お天気が良くないのが残念ではありますが、スマートな船体ですね。

150年の夜に

2009-06-03 00:42:21 | Weblog


今日は横浜市の開港150周年の記念日。
正確に言えば旧暦の6月2日がその日だったらしいのですが、でも横浜はずっと今日がお祭り。
今年は特ににぎやかな祭典が繰り広げられております。

そして今日、この記念すべき日。
「みなとみらい」にある臨港パークでは記念のイベントが大々的に行われました。
キマグレンのライブ、そこに「ゆず」も加わって「ゆずグレン」に。
横浜市民1500人の大合唱団のライブ。
そしてトリは花火大会。

仕事が終わって会場に直行。
今日のイベントを体験してきました。
ライブのステージが直接見える場所には陣取れませんでしたが音はガンガン聞こえて。
でも花火を見るには絶好の場所。
そこに座って思いっきり楽しんできました。

花火大会とは言っても通常の花火大会とはひと味もふた味も違うものです。
どちらかと言えばテーマパークのアトラクションのよう。
花火とレーザー光線とサーチライトと巨大な火柱の光の競演、そこへ音楽がシンクロして実に見応えのあるショーとなっていました。
時間にすれば約30分くらいなのですが、その時間の中にギュギュっと濃縮された花火のショー。
それはそれは見事なアトラクション。
感動ものでした。

写真は花火会場のすぐ横、パシフィコ横浜の裏にある「ぷかり桟橋」と新港埠頭に停泊している帆船「海王丸」と「クアウテモック」。
手前に「海王丸」で向こう側が「クアウテモック」です。
実はその2隻の間に海上自衛隊の自衛艦もライトアップしています。
そして遠くにはベイブリッジ。
お祭りはクライマックスなのです。



心が洗われる

2009-06-02 00:33:04 | オーケストラ
今日は「愛の妙薬」のオケ練習。
ドニゼッティの有名なこのオペラ、実にシンプルで奇麗な音楽になっています。
昨日までの尖った音楽とは全く違う世界が展開されて楽しいのです、実に。

ただ残念なのは今日一日だけこの世界に居て、明日からはまた現代音楽の世界に戻らなくてはいけないこと。
でも昨日かでの音楽世界とはまた違った現代音楽なのでちょっとやり易かったりするのです。
どちらかといえば古いタイプの手法で書かれた音楽ばかり。
特に黛先生の「曼荼羅」は言わば古典とも言えるわけで。
そして、これが、むしろ大事な事なのですが。
明日の指揮者は大ベテランの小松先生。
我々は親しみを込めて「小松の親分」と呼ばせていただいておりますが。
親分はこの現代ものの分野では今は第一人者ではないかと。
楽譜の読み込みの深さ、正確さ。
指揮の精密さ、音楽の導き方。
現代ものを演奏する時に必要な事を全て持っている、そんな頼れる親分なのです。

昨日のコンペティション、結果が張り出されていました。
なるほどと思えるし、そんな結果になることが予め予想もできていたし。
それならば何でその曲を選んだのかが疑問にも思えて、こちらの苦労も何だか徒労にも思えるし。
しんどかった割には何だか報われない結果だったのが悔しいのです。
来年はどうなるのだろうか。

脳に栄養を

2009-06-01 01:40:48 | オーケストラ
コンポージアムの作曲コンクールも無事に終了しました。
昨日までの練習でもまだまだ心配で心配で、果たして本番はどうなるのだろうと考えてしまいましたが。
本番はやはり別物、上手くいくものです。

オケのメンバーそれぞれの集中力がもの凄かった。
とにかくステージに上がっている一人一人の脳細胞が活性化しているのがわかるのです。
気迫と集中力とで今日はこれまでにない出来映えの本番。
何だろう、恐ろしいくらいの雰囲気さえも。

ですが疲れ方も尋常ではありません。
脳の活動がこれほどまでに活性化されると消費する栄養も半端ではありません。
とにかく頭が疲れました。
体の疲れよりも、脳です。
今現在もこれ以上、物事を考えるのが苦痛なほど。
実を言えば先ほどまでテレビを見ていたはずがしっかりと眠ってしまいました。
もう今日はここまで。

明日からは6月、最初の仕事はオペラ「愛の妙薬」のリハーサルから。
考えたら「愛の妙薬」をやるのは20年ぶりくらいでしょうか。
本当に久しぶり。
でも疲れた頭にはちょうど良いかも。