若い！

今日はコンクールの優勝者ばかりが集まったコンサート。
バイオリン・ピアノ・クラリネット・トランペット・歌・作曲の各部門の優勝者です。
トランペットは１位が二人でしたので合計７人、たっぷりとやってきました。

作曲や歌はある程度の経験が無いといけませんのでコンクールを受ける人の年齢層も高めです。
管楽器も体が出来ないとだめですのできちんと大人になってから。
しかしピアノやバイオリンといった楽器はどんどん低年齢化しているみたいですね。
特に今日のバイオリンの優勝者は高校生。
見かけはもっと若い感じの坊やなのです。
ところがその腕から生み出される音は凄いの一言。
楽器も素晴らしいのはもちろん、それを使いこなす力もしっかりと持っています。
持って生まれた音楽性が素晴らしいのでこれからもっと色々と経験していけばきっと素晴らしい音楽家になってくれるでしょう。
期待度は大。

他の楽器はその専門の人に任せることとしましょう。
今日はほんのちょっとづつの演奏でしたからその人の音楽を全部聞けた訳ではありません。
ただいつも思うのですが部門ごとのレベルの差が出てしまいますね。
それがそのまま日本のオケの各楽器のレベルに直結しているようにも思えます。
難しい問題ではありますが育て方、指導法などたくさん考えるべき事があるように思えてなりません。
指揮部門が無いというのもコンクールの欠陥というより日本の人材の問題にも思えます。
早く日本から真に世界をリードするような指揮者がたくさん出てきて欲しいものです。