今日は品川区の「きゅりあん」での本番。
協奏曲を2曲、モーツァルトのフルートD-durとシューマンのピアノ。
そしてメインとしてシューベルトの偉大なる「グレート」といったヘヴィなプログラム。
神々の黄昏の合間に入った仕事としてはあまりにヘヴィなんですが、気を失わないように。
気を失うというのは大げさですが、このグレートという曲はあまりに膨大な音の数とテンポの速さで我々に挑んできます。
4楽章の後半まで来ると脳も体も疲労が限界に達するのです。
本当に大変な曲なんです。
休憩が明けてチューニングも終わり指揮者の登場を待つ、その瞬間でした。
私の楽器のD線がいきなり緩んでしまったのです。
シーンと静まり返った会場で弦を締め直す事はできません。
音程が戻ったかどうかは音を出して確かめなくてはならないからです。
完全に緩みきってしまったD線、いつどのタイミングでチューニングをやり直そうか決めかねて。
まわりのメンバーも心配そうに見つめていたその時に。
指揮者が登場、と同時に会場から盛大な拍手が。
この瞬間しかありません、とにかくその拍手の間に締め直して。
でも完全では無い、でももうこれで弾くしかない。
覚悟を決めて弾き出せば、やはり微妙に狂ったまま。
一本の弦が緩むと両側も影響を受けて高めになったりします。
弾きながら微調整を繰り返し、何とか本番を終える事ができました。
でも結局最後までD線はピタっと合わなかったですねえ。
急いで巻き上げた為にきちんと奇麗に弦が巻かれていなかったのです。
通常とは反対方向に巻かれてしまい、弦にかかるテンションの方向が反対になっていました。
これではだめですね。
本番後にもう一度きちんと巻き直しました。
やれやれ。
さて明日からは3月、神々の黄昏もいよいよ本格的な練習に突入となります。
協奏曲を2曲、モーツァルトのフルートD-durとシューマンのピアノ。
そしてメインとしてシューベルトの偉大なる「グレート」といったヘヴィなプログラム。
神々の黄昏の合間に入った仕事としてはあまりにヘヴィなんですが、気を失わないように。
気を失うというのは大げさですが、このグレートという曲はあまりに膨大な音の数とテンポの速さで我々に挑んできます。
4楽章の後半まで来ると脳も体も疲労が限界に達するのです。
本当に大変な曲なんです。
休憩が明けてチューニングも終わり指揮者の登場を待つ、その瞬間でした。
私の楽器のD線がいきなり緩んでしまったのです。
シーンと静まり返った会場で弦を締め直す事はできません。
音程が戻ったかどうかは音を出して確かめなくてはならないからです。
完全に緩みきってしまったD線、いつどのタイミングでチューニングをやり直そうか決めかねて。
まわりのメンバーも心配そうに見つめていたその時に。
指揮者が登場、と同時に会場から盛大な拍手が。
この瞬間しかありません、とにかくその拍手の間に締め直して。
でも完全では無い、でももうこれで弾くしかない。
覚悟を決めて弾き出せば、やはり微妙に狂ったまま。
一本の弦が緩むと両側も影響を受けて高めになったりします。
弾きながら微調整を繰り返し、何とか本番を終える事ができました。
でも結局最後までD線はピタっと合わなかったですねえ。
急いで巻き上げた為にきちんと奇麗に弦が巻かれていなかったのです。
通常とは反対方向に巻かれてしまい、弦にかかるテンションの方向が反対になっていました。
これではだめですね。
本番後にもう一度きちんと巻き直しました。
やれやれ。
さて明日からは3月、神々の黄昏もいよいよ本格的な練習に突入となります。