日々の覚書

MFCオーナーのブログ

同名異曲

2009年05月13日 23時22分21秒 | 音楽ネタ

今日、アマゾンに注文したCDが届いた。その中の一枚がこれ。

Billboard #1 Hits of the '80s Billboard #1 Hits of the '80s
価格:¥ 630(税込)
発売日:2003-10-10

早い話、1980年から1989年までのビルボードのNo.1ヒット曲を、一年に一曲づつ計10曲収録した編集盤であり、その中に、1983年のNo.1ヒットとして「Baby, Come To Me」が収録されている。当時、毎週のようにラジオ関東の『全米トップ40』を聴いていた者としては、当然この曲だと思うわな。

Baby, Come To Me

ところが、流れてきたのはこっちだった。

Baby, Come To Me

要するに、収録曲を間違えているのである。小学生の頃、親に買って貰った映画音楽のオムニバスLPに、同じ曲が2曲(もちろん、タイトルは違う曲になってた)入っていた事があったが、まさか、21世紀の今、こんな事があるなんて...同名異曲だからってねぇ...(苦笑)

ちょっと珍しい体験させて貰ったので、不良品だの返品だの金返せだの、無粋なことは言いませんよ、もちろん(爆) ブログネタにもさせて貰ったし、何といっても安かったしね(爆爆)

あ、他の曲は大丈夫でした(爆÷3)

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都会育ち

2009年05月09日 23時38分05秒 | 与太話

唐突ですが、貴方は都会育ちですか?

という訳で、こんなランキング発見。

都会育ちは凄いと思うランキング

1.公共交通機関の乗り換えに詳しい
2.私服のセンスが良い
3.有名人を見ても騒がない
4.満員電車に動じない
5.ブランドの取り入れ方に品がある
6.両親がおしゃれである
7.虫捕りをしたことがない
8.コーヒーショップなどでオーダーする時に動じない
9.流行をキャッチするのが早い
10.車の免許を持っていない

例によって、ネタ元はこちら

なかなか笑える。交通機関の乗り換えに詳しい、ってのは分かる。東京(このランキングでは、都会=東京であるのは間違いないと思う)の鉄道って、入り組んでて訳分からないもんね。乗り入れとかも多いし。よそ者からすると、駅名すらピンとこないだろう。僕も、赤坂見附に来い、とか言われても、瞬時には分からない。でも、まぁ、これは慣れと経験でなんとかなるでしょう。たとえ田舎者でも、10年も暮らしてれば大丈夫でなかろうか。

有名人を見ても騒がない、というのも可笑しい(笑)。ま、フツーの人がフツーに行動するエリアには、有名人なんてまず出没しないと思うけど^^;。実の所、都会育ちでも、有名人を頻繁に見ている訳ではないのでは?

両親がおしゃれである、というのも、ミョーに屈折してて面白い。東京の友人宅に遊びに行ったら、とってもおしゃれな両親だった、という経験をした人も多いのだろうが、訊ねる友人宅がどこにあるのか、によっても左右されるような気がするけど。高輪とか広尾とか代官山とかなら、確かに住民もおしゃれなイメージがあるけど、北千住とか西日暮里とか千歳船橋とかであれば、おそらくフツーだと思うけどね。

虫捕りをしたことない、というのも笑えるが、これは僕にも当てはまる(爆)。厳密には、虫捕りをしたことがないんじゃなくて、虫が苦手というだけなんだけど(笑)。正直言うと、セミも素手では捕まえられません(爆)

車の免許を持ってない、実はこれが都会育ちの必須条件だろう。免許はあるけど車はない、という人も含めて。ほんと、東京って車は必要ない。いや、東京に限らない。実際の話、僕も大阪についこないだまで住んでいたが、車の必要性なんて、ほとんど感じなかった。地下鉄に20分も乗れば、都心に行けたし、夜中タクシーで帰るにしても、そんなにかからない。日常の買い物だって、徒歩でいける範囲で事足りる。都会では、ほんとに車なんていらないのだ。それに比べると、茅ヶ崎は...(爆)

てな訳で、田舎者の東京に対する羨望と憧れと畏敬の念が入り混じったランキング結果であった。田舎者の僕としても、頷いてしまう部分は多かったな(笑) 

ところで、ランキングとは関係ないが、地下鉄を「東京メトロ」とか「横浜ブルーライン」とか呼ぶ神経は、なんとかならないのか?(爆)

で、貴方は本当に都会育ちですか?(爆)

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想い出のアルバム-OFF COURSE LIVE

2009年05月05日 23時02分04秒 | 想い出のアルバムシリーズ

Offcourselive

Live/オフコース(1980)

Disc1
1.愛を止めないで
2.Run Away
3.恋を抱きしめよう
4.雨の降る日に
5.思いのままに
6.風に吹かれて
7.汐風の中で
8.失恋のすすめ

9.老人のつぶやき
10.さわやかな朝を迎えるために
11.Chili's Song
Disc2
1.歴史は夜つくられる

2.君を待つ渚
3.SAVE THE LOVE
4.生まれ来る子供たちのために
5.さよなら
6.のがすなチャンスを
7.愛を止めないで
8.僕の贈り物

先日、RCサクセションの事を書いたが、RCと言えば、忘れてならないのがオフコースである。ま、別に深い意味はなく、この2バンドを同時期によく聴いてた、というだけなんだけど(笑)

とはいえ、この2バンド、フォーク寄りのグループとしてデビューしエレキ化(バンド化)してからブレイクしたこと、メジャーになるまでデビューから10年近くかかっていること、といった共通項もある。僕からすると、ライブでの演奏力の高さ、リアルな歌詞、いった点でも共通するバンドだ。ついでに言うと、世間では、RCサクセション=忌野清志郎がいたバンド、オフコース=小田和正のいたバンド、という捉え方をされている点でも共通している。

オフコースは、1969年のヤマハ・ライト・ミュージック・コンテスト全国大会で第二位となり(ちなみに、この時の一位は赤い鳥だったそうな)、翌1970年にデビューした。当時は3人組だったが、2年後に小田和正と鈴木康博の2人となり、この双頭体制は10年間続く。1979年には5人組となり、その年の12月に発売した「さよなら」が大ヒットして、人気バンドにのし上がった。今思い出しても、凄まじい人気だったとしか言いようがない。当時の武道館連続公演の記録を作り、NHKでレコーディングの模様をとらえたドキュメンタリーまで放送されたくらいで、正に社会現象。そういえば、僕の妹も当時オフコースのファンだった(笑) その後、鈴木が脱退し、4人組となって活動を続けるが、1989年に解散。理由はメンバー間での金銭トラブルと言われている。

僕が、オフコースを聴くようになったのは、友人がやってたオフコースのコピバンのヘルプを頼まれたのがきっかけだ。1981年の春頃だったか、そのバンドのドラマーがケガをしてライブが出来なくなったので、代打を頼まれた訳だが、その時初めてちゃんとオフコースを聴いた。正直言うと、女子供がキャーキャー言ってるだけの軟弱なバンドに違いない、とややバカにしていたのだが、渡されたテープを聴いて、その認識が誤っていた事を悟った。彼らは、立派なロックバンドだったのだ。

その事をきっかけに、僕はオフコースに興味を持ち、あちこちからLPを借りて聴きまくった。もちろん、妹にも何枚か聴かせて貰った(笑)。彼らが80年代前半に出したアルバムは一通り聴いたが、一番よく聴いてたのは、おそらくこの『Live』だろう。LPでは2枚組だった。

いや、とにかく、優れたライブ盤である。なんといっても、演奏が見事。当時人気だったTOTOやエアプレイといったバンドに影響されたと思われる、タイトなAOR風の音を聴かせている。5人(4人?)でコーラスもバッチリ決めてるのも素晴らしい。もちろん、ライブならではのノリも十分。ヒット曲だけでなく、ライブをメインとした選曲がされているのもよろしい。アコースティック・セットやドラムソロも入れて、バラエティ豊かな構成になっているのもナイス。演奏レベルも臨場感も選曲も文句なし、RCの『Rhapsody』に勝るとも劣らない素晴らしいライブ盤なんである。

オフコースと言えば、小田と鈴木の双頭バンドであるのは、知る人ぞ知る事実であり、アルバムなども2人の曲が半々、という構成になっているのだが、シングルになるのは小田の曲がほとんどだった為(小田A面、鈴木B面というケースが多かった)、一般的には、前述したように“オフコース=小田和正”というイメージが強い。しかし、実際には2人の似てるようで実は異なる感性のバランスの上にオフコースは成り立っていたのであり、それはベスト盤やシングル・コレクションを聴いてるだけでは分からない。特にライブである。小田の曲に比べると、ギターをアレンジの中心に据える鈴木の曲はロック的であり、ライブ向きでもある。この『Live』でも、「Run Away」「恋を抱きしめよう」「歴史は夜作られる」「SAVE THE LOVE」「のがすなチャンスを」あたりは鈴木の曲であり、ロック的ノリと緻密な演奏は、間違いなくライブのハイライトになっている。特に「SAVE THE LOVE」、なんと7分を越す大曲であり、凝った曲構成にドラマティックな展開、ギターソロもふんだんに聴けて、これがあのオフコースなのか、と驚く人もいるだろう。鈴木は、次作『We are』でも「一億の夜を越えて」という、これまたカッコいい曲を書き、ライブでも盛り上がる曲となっている。こういう鈴木によるロックバンド的側面があるからこそ、小田の曲も生きるのだ。全編小田の曲だけでは、最後まで聴いてられないかも(実際、末期オフコースがそうだった)。

そういった、小田と鈴木のバランスが程よく取れていた時期であり、またオフコース自体もブレイクしてノリにノッていた頃のライブ音源な訳で、悪かろうはずがないのである。この後、人気絶頂の1982年に鈴木は脱退するが、やはり小田とのバランスが崩れ始めていたのだろう。脱退後の鈴木のソロ作品など聴くと、特にオフコース時代と音楽性が変化した様子はなかったので、単にもっとギター弾きたい、という理由だったりして(笑)

確かに、ちゃんと聴いてみるまでは、僕もオフコースを軟弱と決めてかかていたが、よく聴けばそうではない、というのは分かる。前述したが、バンド化してからのオフコースは、AOR的な音を志向していたし、それはビル・シュニーにミックスを任せたことでも明らかだ。ま、AORという時点で軟弱だ、という人もいるだろうが(笑)、オフコースはしっかりとしたポリシーのもと、レコードを作っていたのは間違いない。少なくとも、姿勢の上では軟弱なんかではないのだ。もちろん、出来上がった作品も。

オフコース、特に小田の曲は女々しいから嫌い、と言う人も当時は多かった。そうかもしれない。けど、男だって本音の部分では、十分女々しいのだ。それを隠したり、取り繕ったりせず、小田はストレートに表現していただけの話であって、逆に言えば、これ以上リアルなものはない。男は人前で泣いちゃいかん、というのは単に個人のポリシーに過ぎず(笑)、男の本音をさらけ出した小田の歌詞は、実にリアルなのであり、男だって共感するのである。このあたり、忌野清志郎にも通じるものがあるように、僕は感じていた。女々しい云々ではなく、本音をさらけだす、という点に於いてだけど。

オフコース=小田和正、というイメージは、ソロ転向後の小田と鈴木の活動の差によるものも大きいかもしれない。しかし、それは間違った認識と思うので、オフコース=小田和正、だと今まで思ってた人、その認識を改めるためにも、是非この『Live』聴いて頂きたい。

そういえば、小田と鈴木、それぞれがオフコース時代の曲をリメイクしたアルバムを出してたなぁ。機会があったら聴いてみたいものだ。出来れば、2枚続けて聴きたいな(笑)

あ、ここで、参考までに、前述の僕が代打で参加したオフコースのコピバンが演奏していた曲はというと

SAVE THE LOVE
さよなら
思いのままに
のがすなチャンスを
Yes-No

その時の演奏を録音したカセットのレーベルを見ると、こうなってる。5曲だっけ、意外と少ないな。ドラムソロもやりましたです、はい(笑) あ、もちろん、今となっては、恥ずかしくて聴けないっす(爆)

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想い出のアルバム-RHAPSODY

2009年05月03日 23時56分13秒 | 想い出のアルバムシリーズ

Rhapsody

Rhapsody/RCサクセション(1980)

1.よォーこそ
2.エネルギーOhエネルギー
3.ラプソディ
4.ボスしけてるぜ
5.エンジェル
6.ブン・ブン・ブン
7.雨あがりの夜空に
8.上を向いて歩こう
9.キモちE

忌野清志郎が逝ってしまった。

癌治療中というのは聞いてた。去年あたりに復帰してコンサートを開いた、という話も聞いたので、癌を克服したのかと思ってた。けど、転移してるのが見つかり、放射線治療などを受けていたらしい。そして、彼は力尽き帰らぬ人となってしまった。享年58歳。慎んで、ご冥福をお祈り致します。

正直言うと、清志郎或いはRCサクセション(以下RC)のファンだった訳ではない。けど、訃報を聞いた時のショックは大きかった。なんとなく、清志郎が死ぬはずない、みたいに思っていたのだ。根拠はないけど。メディアでは、「日本ロック界の大きな損失」とか「日本ロックの牽引者逝く」みたいな報道をしてるけど、そういう意味ではなく、ただ単に忌野清志郎が死んだ、それだけがショックである。身内が死んでしまった感覚に近いような気がする。

特にファンではない、と書いたけど、一時期RCをよく聴いてた。年代で言うと、1981年から83年くらい。高校3年の頃だったか、友人がRCにハマっており、何度か聴かされるうちに、気に入ってしまったのだ。その頃、よく聴かされたというか、よく聴いてたのが、このライブ盤『Rhapsody』である。

色々な点で衝撃的なライブ盤だった。まず、なんといっても、清志郎である。その独特な声と歌いっぷりには、惹きつけられるものがあった。どう表現したらいいのだろう、ロックのリズムに乗りにくいような言葉でも、彼が歌うと不思議にフィットした。歌うというより、語ってるような感じもしたが、佐野元春や桑田佳祐、或いは久保田利伸といった人たちとは、日本語の乗せ方が違うというか、決してリズミカルでも流暢でもなく、固さが残るようなリズムに少し遅れてるような、でも結果的に、言いにくい事でも、すんなりと歌ってしまえるというか、なんてことない言葉が、凄くリアルに聞こえるというか、そんな歌い方をするのは清志郎だけだった。唯一無比とは、正にこのこと。

バンドの演奏力も凄い。ロックンロールバンド、と自称していたようだが、RCがやってたのは、いわゆるロックンロールではない。もちろん、ブルースでもハードロックでもパンクでもない。独特のノリを持つロックとしか言いようのない、日本には珍しかったタイプと思う。少なくとも僕は、それまでRCみたいな音を出すバンドを知らなかった。こういう音楽で、ここまで凄いノリで聴かせるバンド、なんてのも未経験だった。清志郎のボーカルと合わせ、日本にもこんなバンドがいた、というのが、とにかくショッキングだったのである。

オープニングの「よォーこそ」を初めて聴いた時もブッ飛んだ。観客への挨拶、バンド及びメンバー紹介を曲にしてしまった、というのが凄い。名刺代わりというか、名刺そのもの(笑)。欧米のバンドだと、たとえばチープ・トリックなども、コンサートのオープニングで挨拶の曲なんかやってたけど、「よォーこそ」はもっと徹底している。しかもマジだ。これは、当時も今もRCにしか出来ない芸当だろう。いやほんと、凄い発想だ。

ま、とにかく、熱いライブ盤である。日本のロック史に残る名盤と言っていい。

RCというか清志郎は、ヤバい歌詞の曲を歌って、放送禁止等の騒ぎを起こしてきたが、このライブにも収録されている「ボスしけてるぜ」も、有線放送で放送禁止になったらしい。後のサマータイム・ブルースや君が代の騒ぎもあったけど、反社会的な姿勢とか政治的メッセージの発信とかいうレベルではなく、ほんとに一般庶民のボヤキみたいな感じで、問題提起をしつつもシャレの範囲内で収めてるというか、そこいらのスタンスがまたビミョーで、そういう点でも共感できるバンドであった。

後の、1981年に出た『Blue』というアルバム収録の「あの娘のレター」という曲で、歌詞の一部が消されており■■■この部分、職業差別用語に繊細な感受性をお持ちの方々の御意向を汲みまして、レコードでは割愛させていただきました。なお、ライブでは勝手に使わせていただきますので、御不満のお残りの方は、コンサートに来てお楽しみ下さい(原文のママ)」というコメントが印刷されている。RCらしいという感じ(笑)。ちなみに、この■■■の部分は「ポリ公」なんだそうな。

この『Blue』もよく聴いてた。後年CDも買ったくらい。なかなか骨太なサウンドで録音されており、ライブっぽい感触がある。曲もいい。RCを一枚聴くなら、『Rhapsody』か『Blue』をお薦めする。

あれこれ騒ぎも起こしたし、亡くなってしまったこともあって、忌野清志郎(RCサクセション)は、今後反骨のロッカーみたいな感じで神格化されてしまいそうな気もするが、実は純粋に音楽(ロック)が好きなだけだったのではないか、と思う。『Rhapsody』なんて聴いてると、余計にそう感じたりする。本当に惜しい人を失ったものだ。

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Traffic

2009年05月01日 23時56分14秒 | 音楽ネタ

Abc

Traffic/ABC

1. Sixteen Seconds To Choose
2. The Very First Time
3. Ride   
4. Love Is Strong
5. Caroline
6. Life Shapes You
7. One Way Traffic

8. Way Back When
9. Validation
10. Lose Yourself
11. Fugitives
12. Minus Love
13. Love Is Strong (Radio Edit)
14. The Very First Time (Live)

1980年代も今は昔、その80年代初頭のニュー・ロマンティックのムーブメントに乗って登場したのがABCである。1st『ルック・オブ・ラブ』をトレバー・ホーンのプロデュースのもとリリースしたのが1982年...

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