前回の続きのような、そうでないような感じだが、肉じゃがも“男”の食べ物なのだろうか?
肉じゃがは人気メニューである。以前、とある居酒屋チェーン店で、「当店の人気メニューベスト3」というのが貼りだされていたが、それによると、1位肉じゃが、2位ほっけ、3位ししゃも、となっていた。なんて大衆的な居酒屋なんだ!と感激するのはおいといて(笑)、とにかく肉じゃがは人気なのである。特に、男にとっては。
合コン等で、同性に顰蹙を買うタイプというのは、「料理するのが好きです。得意なのは肉じゃが」と、いけしゃあしゃあと、臆面もなく発言する女性である、というのはよく知られた話で、何故それが顰蹙なのかというと、肉じゃが得意ですと言うことによって、男どもの気を引こうという魂胆が見え見えだからだろう。逆にいえば、初対面の男でも「肉じゃが得意です」と言えば落とせる、という事だ。かように、男というのは肉じゃがに弱い生き物であるらしい(笑)
ちなみに、この話を何人かの女性にしたら、ほぼ全員が「肉じゃがなんて簡単よ」とのたまった。「肉じゃが程度でよければ、毎晩でも作ってあげるわよ。楽でいいわ。おほほ」てなもんである。理想の男を落とす為には、内面も外面も一所懸命磨かねばならないけど、モデル並みのプロポーションでなくても、マリア・テレサのような慈悲深い心を持っていなくても、肉じゃがさえ作れればいいのなら、こんなに楽な勝負はない、と言った女性もいた。男たちは肉じゃがが大好きなのに、女性からすると肉じゃがなんて簡単なのか。これじゃ、勝負にならんなぁ(笑)
一応、補足しておくと、日々料理の腕を上げようと切磋琢磨している女性にとって、肉じゃがというのは基本中の基本であり、料理らしい料理は出来なくて、出来るのは肉じゃがだけなんだけど、それを武器にいい男をゲットしようという魂胆が許せないらしい。ま、分からんでもない。「禁じられた遊び」の前半部分しか弾けないのに、「特技はギターです」と言って、女性の関心を集めてしまうのに等しい行為であるからね(笑)
ま、僕も肉じゃがは好きだが、毎日肉じゃがでもいい、という程好きな訳でもないし、「肉じゃが得意」という女性に魅力を感じる事もない。なので、安心して下さい(なんで?)。
と、それはともかく、「肉じゃがはフツーに好き」な僕からすると、世の男たちの肉じゃが信仰は、ちょっと信じられない気もする。調査してみたことはないけど、本当に男たちは、肉じゃが得意だという女性と、無条件に結婚するものだろうか。肉じゃがは人気メニューであるのは確かと思うけど、人生決めてしまう程の食べ物ではなかろう。どこかで、真実が歪曲されてはいないか?
とは言っても、やはり肉じゃがは美味い。メインディッシュでなくても、小鉢に盛られて食卓にいるだけで、なんとなく幸せを呼ぶような食べ物である。いわゆる居酒屋とは違う、カウンターだけの小料理屋みたいな所で、そのカウンターの上に鉢に盛られて置いてある肉じゃがを見ると、つい手が出てしまうのも確かだ。高級料亭には絶対置いてないだろう。「家庭」とか「食卓」とかいったキーワードが似合う食べ物だ。もしかして、「肉じゃが得意です」という女性に落ちる男がいるとすれば、肉じゃがより、そこから連想される「家庭」というイメージに惑わされているのかもしれない。
また、少々お下品かもしれないけど(笑)、肉じゃがの汁がまた美味い。あれを白いご飯にかけて食べると、ほんと何杯でもいけてしまう。おかずが肉じゃがだけでも、ご飯3~4杯は食べれそうな気がする。
ところで、肉じゃがの肉は、豚ですか、それとも牛ですか? 「肉=牛」である関西では、当然肉じゃがというのは、じゃがいもと牛肉である。が、僕のイメージは、じゃがいもと豚肉だ。この組み合わせの方が相性いいと思うけどね。というか、牛肉を使うと、大抵の料理はミョーに高級感を醸し出してしまうので(牛丼除く)、肉じゃがには豚肉でないと困るのだ。それと、盛り付けもあまり凝らないでいいです。ゴロンゴロンとした感じの方が、肉じゃがらしくて良い。
聞いた話だけど、肉じゃがのルーツは意外にもビーフシチューらしい。20世紀の初め頃、イギリスへ行ってビーフシチューを食べた日本人がいて、あまりにも美味しかったので、日本でも作ってみようとしたが、デミグラスソースがなかったので醤油で代用して、あの日本的な料理が生まれたのだそうな。ビーフシチューがルーツにもかかわらず、肉じゃがはじゃがいもが主役みたいになっているところが、奥ゆかしくてよろしい。いかにも日本、という感じ(意味不明)
と、話があちこち逸れたが、やはり肉じゃがも“男”の食べ物であろう。けど、作るのは“女”という感じ。決して、男女差別ではありません。肉じゃがとは、いい男を捕まえる為の必須アイテムでもあるのだから、女性からすれば“餌”である。肉じゃがという“餌”で、“男”を釣る。男はきっと、肉じゃがには抗えないのだ。う~む、猫にまたたびというか、ドラえもんにドラ焼きというか。こう考えると、肉じゃがも結構深いぞ(爆)
>彼女の肉じゃがで参ってしまう男性が多いってホント
彼女が作った肉じゃがに参ってしまう男はいるでしょうけど、肉じゃが作れる女性に参ってしまう男は少ないかと...^^;
>記憶になかったけど下心があったのかな
もしかして、この時ご主人を射止めた、とか(笑)
>これぞって人には手の込んだ料理を頼んでみては・・・
筑前煮、とかお願いしちぉかな(爆)
独身の時にみんなで会社の寮に集まったとき私は肉じゃがを作ったらしい・・
記憶になかったけど下心があったのかな(爆)
・・・肉じゃがは簡単です。
オーナーさん、これぞって人には手の込んだ料理を頼んでみては・・・
>男は芋類があまり好きではありません
僕は好きですけどね。サツマイモの天ぷらとか、美味しいですよ。里芋を煮たのも好きです。
>豚肉になった時点で、ビーフシチューとは縁が切れてると思いますが
あれ、肉じゃがの肉は牛肉じゃないんですか。
肉じゃが=おふくろの味、なんてどこのバカが言い出したのか、家庭的な女性と言うイメージになるようですね。
しかし、肉じゃが好きでたまらない男がどれほどいるのか?だいたい、男は芋類があまり好きではありません。肉じゃがおいしいので、嫌いではありませんが、好きの部類には入りません。
肉じゃがは小鉢で充分。どんぶり鉢一杯も要らない!(ハアハア)
>ビーフシチューがルーツにもかかわらず、肉じゃがはじゃがいもが主役みたいになっているところが、奥ゆかしくてよろしい。
豚肉になった時点で、ビーフシチューとは縁が切れてると思いますが。
>オンナを落とすアイテムはなんでしょう?
今はどうか知りませんが、僕が大学生の頃はクルマと通ってる大学でしたね(笑)
クルマはもちろんカローラとかはNGで、プレリュード、ソアラあたりだと連戦連勝だったようです。僕のことではありません(分かってるって)
>あ、ドラムか・・・
ドラムやってるとモテる、というのは幻想に過ぎません。ドラム歴30年の僕が言うのだから、間違いないです(爆)
オトコを落とすアイテムが肉じゃがなら
オンナを落とすアイテムはなんでしょう?
それがわかれば苦労せんわい(おい)
あ、ドラムか・・・
無理無理。両手両足同時にしか動きません(爆)
>肉じゃがが簡単だとぅぅ!?信じられん!!
若いのはともかく、おみつさんにとっては簡単ですよね^^
>日本ではいつから料理上手な女性が多くなったのだろう
動画みました。こういう人を鼻で笑ってる女性たちが、きっと存在するのです。でも、この動画の人に、肉じゃが作らせたら、一体どうなるんでしょう?(笑) 果たして、さつまいもとじゃがいもの区別がつくのか?(爆)
>我家は絶対に「豚肉~の肉じゃが」でっせ
やっぱり、僕も豚の方が好きかな^^
所で我家は絶対に「豚肉~の肉じゃが」でっせ。(^^)v
>コレ読んで、今日の夕飯は肉じゃがを作りました
では、明日はビーフストロガノフをネタにしましょうか?(爆)
>助かりました
些細な事でも、誰かの役に立つ、というのは嬉しいものです(笑)
助かりました(笑)
>肉じゃがの肉は、牛肉です!
やっぱりそうなんですか。でも、豚でも美味しいですよ^^;
>肉じゃがは、誰が作っても美味しくできるんじゃないですか?
さすが那由他さん。やはりそうこなくては(笑)
>「得意料理は肉じゃがです」と言って、女性の心を射止める、という手もありますよ
女性がターゲットの場合、肉じゃがでは弱い感じしますね。忍者さんのように、パエリアで攻めるという手の方が有効なような^^;
♪喜楽院さん
>「『それがどうした。』ってきっと言うと思うけど。」
肉じゃがの材料を、翌日はカレー、その次の日はビーフシチューに転用する事も可能なようです(だから?)。
♪にゅーめんさん
>得意料理が「カレー」だと本当にそれしか出来ないみたいだし
僕も、今すぐ作れ、と言われて出来るのはカレーくらいでしょう。しかも市販のカレールーを使うので、さらにポイント低いです^^;
>「フランス料理が得意」といってもお嬢様ぶってるように聞こえますね。
つーか、家庭でそんな物食べたくないです^^;
>「肉じゃが」というのが一番無難かもね
文中にもあるように、いかにも家庭料理という感じですしね。
♪りんじぃさん
>帰宅とちう
こんな時間までお疲れさまです。
>いつでも食べる(釣られる)準備出来てますが
釣られてあげよう、という心意気が男らしいです。決して、何でもいいのだ、と言ってはいけません(笑)
>鶏もも肉でも美味しいらしいですよ
以前、肉じゃがならぬ鳥じゃがというのを食べた事あります。美味かったですよ。牛や豚に比べると、あっさりした感じしました。
豚肉牛肉の話がでていましたが、鶏もも肉でも美味しいらしいですよ?
「肉じゃが」というのが一番無難かもね。
肉じゃがの肉…うちの実家は牛だったと思うのですが、今は豚です。
教授「なんだね?。」
助手「女性からですね、
『得意な料理は肉じゃがです。』って
言われたら、どういうリアクションを
教授は、なさいますか?。」
教授「『それがどうした。』って
きっと言うと思うけど。」
助手「…。」
別に「!」をつけるほどのことでもないですが。
肉じゃがは、誰が作っても美味しくできるんじゃないですか?
「得意料理は肉じゃがです」と言って、女性の心を射止める、という手もありますよ。