オレンジジュース

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キーノート

2012-02-29 02:02:39 | 日記
帰って来てから、クッキー焼きました。

超簡単なのに、おいしい♪
今日、家でレシピを調べて店でおやつ用に作ろうと思ってたのに、
レシピのメモを持って行くの忘れちゃって、
結局、なんとなぁ~く覚えてる感じで作ってみたんだけど、
途中で、もう計量しなくなったよね。(笑)

私によくあることなんだけど、
一応はかりにはボール乗せてるんだけど、
途中からあんまり細かく見てなかったり、
はかりから下ろしてから追加してみたり……。



で、でき上がってみたら、おいしかったもんで、
「あっ!明日はサッカー見なきゃいけないから、家帰って来てから作る暇はない!」
って気付きまして、だったら、帰ったら焼いちゃいましょう!ってね。



バイトちゃんも、最近お菓子作りにハマり始めて、
簡単な焼き菓子をお家で焼いてるんだけど、
このクッキーも超簡単だから、
作ってみたいようで、先ほど、レシピのメモを彼女用に。
(それは明日忘れちゃいけない!)

彼女、今までもずっと飲食店で働いてきたんだけど、
お菓子作りにはあまり関心がなかったみたいなんです。
でも、うちで働くようになって、
せっせとお菓子を作ってるのを見ると、
なんだか嬉しい気持ちになりますね。
それだけでうちの店で働く価値があると思うから。


私もうちの店で働くことがなかったら、
今でもこんなに簡単な気持ちでお菓子なんか作ってなかったと思うし、
誰かにプレゼントするなんてなかったと思う。


年を重ねると、なかなか全くしなかった新しいことにチャレンジするってことは
少なくなってくると思うんです。
毎日、なんとなく忙しい気持ちになって、
知らないこともいっぱいあるのに、
沢山のことを知ってるつもりになって、
いろんな言い訳を用意して、
そんな自分にどこか諦めもプラスして……。
だから、新しい何かを無理なく始められるとしたら、
それってすごくラッキーなこと。


新しい『何か』は新しい『自分』との出会いでしょ?
「私ってこんなことできたんだなぁ~!」
「私ってこんなところあったんだなぁ~!」って。

私はお菓子作りをするようになって、
そういうの感じてますから。
自分が思ってた以上に適当だったこととか、詰めが甘いこととか。(笑)
まぁ、そんな自分がちょっと面白くって好きだったりもしますけど。





この間ね、gonちゃんに「結構読書芸人に入れそうだよね。」って言われたんだけど、
速攻で否定したよね。
「私、読書が好きって言える程、冊数読んでない。本当に好きな人はもっと読んでるし、私の友だちは本じゃない。」っつって。

さらに、アメトーークの読書芸人の回では、
「世の中に面白くない本なんてない。自分が今、読むようなタイミングじゃなかっただけ。」ってなことをいってたじゃない?
私、それも全く同意してないから。(笑)



逆に私はこう思う。
「他の人にとってそうではなくても、私にとって面白くない本はある。今、読むようなタイミングじゃないとしたら、それはやっぱり私に必要な本じゃない。」って。

タイミングってすっごい大事だから。
何かを欲してそれを目にしていて、それが響かないのなら、
私にとっては必要じゃない。
好きじゃないと思ったら、決して数年後、開くことはない。


私、本を読み返したり、映画を見返したりするの、ちょっと苦手なんです。
雑誌や写真集は別だけど、小説とかは特に。
好きな映画とかなら、好きなシーンだけ見返すことはあると思うけど、
全部を最初から最後まで集中して見るのはたぶんできない。

だから、出会った時が全て。
出会ったばかりの『今』が大事。
『今』しか私にはない。







あっ。
一冊だけ、読み返した本がある。
山田詠美の「放課後の音符」。
好きだったなぁ~。
あの本だけかも。
友だちに借りて、その後自分でも買った本って。


でも、今となっては「山田詠美の『放課後の音符』が好き」
って言いたいだけだったんじゃないかって思って来た。









…………………ってか、軽くウソついた!
私、「花男」の映画何回見たかわかんないわ。
色んな意味でだけど。(笑)