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~生ごみ・野菜の輪と和をつくる~          じゃがいもの会(武蔵野市)

生ごみを資源として活用し、おいしく元気な野菜を作る循環を武蔵野市内で作りたい。都会でも出来ることはきっとあるはず!

吉田俊道さん講演会

2011-08-21 | イベント
8月21日(月)
かねてから武蔵野市の人たちに聞いてほしいと思っていた佐世保の「大地といのちの会」理事長の吉田敏道さんの講演会が実現しました。
部屋から人があふれ、「どうしたんですか、皆さん目が輝いていますね」という言葉から始まり、休みなしの2時間15分のお話でした。
     
 
原発事故で放射能汚染が起きてしまい、専門家を頼っていてはだめということが証明されました。これから堆肥も食料も不足、値上がりし大変な時代がやってきます。大切なのは一人ひとりです。一人ひとりが考え、声をあげ、行動することです。「さあ生ごみから元気野菜をつくろう!」と何度も呼びかけられました。

化学肥料と農薬を使った農業では、土の中の命の元である微生物が死に、微量ミネラルも不足し、その土でつくった野菜を食べた人は病気になって当たり前、人が生きていくには40種類の微量ミネラルが必要なのですから。
今の野菜は昔の野菜の1/5~1/2の栄養しかありません。いっぱい食べれば発がん物質をたくさん取ることになります。
野菜の皮や生長点には栄養があるので、生ごみには人が食べるところよりも栄養・微量ミネラルがたくさんあります。食べるとよいし、よい堆肥にもなります。

旬の野菜、おじゃこや昆布・鰹節でだしを取った味噌汁、自然塩、発酵食品、玄米・五穀米など昔からの日本の食事をしましょうと食育のお話もたくさんされました。

吉田さんの言うように生ごみから元気野菜をつくり、昔からの日本の食事をしたら人が元気になれるような気がしてきました。

「12月に生ごみからつくった元気野菜を持ち寄る会をしよう!」と投げかけられました。さあ、それに向けて、初めての人も大急ぎで生ごみ堆肥化です。

90冊くらい持っていらした本も完売で足りませんでした。

講演の後じゃがいもの会の堆肥場と畑を見ていただきました。
    

 

そして収穫野菜を料理したものを持ち寄って昼食         
     

  昨日収穫した今日の料理に使った野菜の一部です

ピーマン、シシトウ、ナス、ミニトマト、空芯菜、モロヘイヤ、ツルムラサキ、枝豆、ゴーヤ、みょうが、ジャガイモ

予想に反して堆肥も畑もほめられ、野菜もおいしいといわれました。よかった!
ただ一つ、出来た堆肥を土嚢袋に入れていたら、乾燥してしまうからビニール袋に入れなさいと言われました。ビニール袋も少しは空気を通すので微生物は生きられるのだそうです。今日の大収穫でした。