3月25日(月)
桜が満開、畑でも菜の花類のほかムラサキ大根草が咲きにぎやかです。
ソラマメが冬を乗り越え花が咲き始めました。
絹さや、スナップエンドウはもう一息です
ブロッコリーの花は透き通ってきれいですね
赤い軸のほうれん草
畑にじかに生ごみを入れています。これが一番早く苗を植え付けでき、栄養成分のロスも少ないです。
畑をやっていると、季節の移り変わりをより感じることができますね。
3月25日(月)
桜が満開、畑でも菜の花類のほかムラサキ大根草が咲きにぎやかです。
ソラマメが冬を乗り越え花が咲き始めました。
絹さや、スナップエンドウはもう一息です
ブロッコリーの花は透き通ってきれいですね
赤い軸のほうれん草
畑にじかに生ごみを入れています。これが一番早く苗を植え付けでき、栄養成分のロスも少ないです。
畑をやっていると、季節の移り変わりをより感じることができますね。
3月23日(土)
お誘いを受けて茨城にある炭素循環農法の畑にイチゴ摘みに行きました。
炭素循環農法の農家の方たちの2泊3日の研修・親睦の会だったようですが、私たちは日帰りで参加、炭素循環農法の野菜の甘さに感動すると共に、若い農家の方々が目を輝かせ、和気あいあいと遊んでいるように楽しく農作業をしている光景に、これからの農業はここにあるかなあと感じて帰ってきました。
とにかく今まででいう肥料はいらないし、農薬使わなくても虫はつかないし、収穫したものは甘くおいしいし。使うのはとにかく空中窒素、廃棄物になる剪定枝、チップ、廃菌床(椎茸を作ったあとのいらなくなったもの)などで、水遣りもほとんどいらないのですから・・。それなりに苦労はあるでしょうが、これからの時代にはぴったりだと思います。
2箇所の農家の畑を見学しましたが、どちらもまだ炭素循環農法は始めて一年とのことでした。茨城県は農家が手を取り合って研修している地域だそうです。
ユンボという機械を使って溝を掘る。これは人の背丈くらいある深い溝でした。
ここにこんなものを入れます。
剪定枝
丸太も入っています
畳表も
これは去年から育てていたイチゴです。
種類はベニホッペ、トチオトメ
20km離れた農家に移動しました。
これは一番上に乗せる廃菌床です。椎茸を育てたあとの菌がいっぱい入っている宝物です。
小松菜の菜の花
お昼はみなさんが持ち寄った野菜料理をご馳走になりました。食べきれないほどの種類があり、それはそれはおいしかったです。大豆のディップとか珍しいものもあったのが印象的でしたが、料理を研究している方たちもいらしたようです。
昼食後、ジャガイモの植え付け作業です。
二本の溝の間の幅広い畝をトラクターみたいに大きな耕運機で耕し
鍬で土を寄せて山を高くし
フカフカの土の上にジャガイモをのせて、行き止るまで押し付け
土をかぶせて黒いビニールで被いしっかり土でとめ
芽が出てビニールにつっかえたらビニールに穴をあけるのだそうです。
みんなで楽しそうに共同作業です。まるで遊びのようでした。
最後に手作りイチゴの発泡酒で乾杯
見学したところは2軒とも若い農家の方の畑でした
試行錯誤しながら最先端を行くという自負があるのか集まった農家の方々はみな目を輝かせていらして、これから始めるという新婚さんかと思われるお二人もいらっしゃいました。仲間同士でバンドを結成し音楽を楽しんでいらしたり・・。
いろいろご苦労もおありでしょうが、とにかく肥料、農薬がいらず、できた野菜は甘くおいしく、体にもいいのですから、これからの時代にあった農業だと思いました。これからが楽しみです。
3月15日(日)
ここはアパートの敷地内のほんのちょっとしたスペースです。1メートルの奥行きで4メートルくらいの巾かな。
野菜を植えさせてもらってからかれこれ6,7年になります。ひみつの畑といった感じです。
そんなに日当たりよいようにも見えないのだけれど、程よい日が当たるみたいで野菜の育ち具合がとてもいいのです。植えたら植えたっきり、何もしなくても勝手に育ちます。人間、動物、鳥、虫、誰にも荒らされず、いつも幸せそうに育っています。
これは1年前の春の写真。花はのらぼうです。
これは2月11日の写真
今年のように雪が降って一面真っ白になったときに他の場所は頭を出した緑の野菜が全部鳥に食べられましたが、ここは鳥にも気がつかれず、すくすくと育ちました。
のらぼう
ワサビ菜 ・ 春菊 ・ 水菜
今はホトケノザのピンクと、オオイヌノフグリの青いじゅうたんがしかれた幸せな空間の間に野菜が育っています。
これは去年の春、夏野菜を植えず冬野菜をそのままにしたら沢山の種がこぼれて育ち、交雑してしまった野菜です。恐る恐る食べたらとてもおいしかったです。どうもター菜とワサビ菜の混ざったもののようです。ターサイのように放射状に葉が出ていて葉の色は濃くつやがあります。葉の形はわさびなのようにぎざぎざがあります。中心部に出てくる若い葉を見るとまさしくワサビ菜の血を引いている葉です。
都会ではこういう土地(狭くてもほどほどに日の当たる場所)を見つけて野菜作りに利用していくといいと思います。
3月11日(月)
冬野菜も終わりに近づいてきて、これからはみんな菜の花状態。
巻かなかった白菜の菜の花、とてもおいしいです。
オータムポエムも食べ続けて便利でした。
3月13日(水)
土地を貸してくださっている方へお礼のお野菜お届けしました。水菜、オータムポエム、蕪(あやめ雪)、ルッコラ、ブロッコリー、ター菜、ワサビ菜。お借りし始めてから初めてのことでしたが、とても喜んでいただけました。
夜とった写真であまりおいしそうに見えませんが・・。
3月12日(火)
味噌作り講習会をしました。
若手のHさんが講師を申し出て下さり、材料購入・準備と何から何まで全部やってくださいました。
材料はこだわって全て有機のものにし、午前中に豆を煮て準備し、午後から講習です。
パソコンの画面を利用して分かりやすく説明してくださいました。作り方だけでなく味噌の種類まで教えてくださり、また経験豊富なのでどんな質問にも的確に答えてくださいました。
豆をつぶすのはビニール袋へ入れて、手でつぶすというやり方で、道具も要らずとてもよかったです。
できた味噌を丸めてハンバーグをつくる時のように手のひらにたたきつけて空気を抜きます。
Hさん赤ちゃん連れで大変だったと思います。本当にありがとうございました。
どんな味噌ができるのか、とっても楽しみです。
3月11日(月)
ブルーシートの上に湿りすぎた落葉堆肥を乗せ乾かそうと思って何日かそのままにしていましたが、それを移動させようとしたら一匹の蛙がぴょんぴょん逃げていきました。さらに動かしていたらしなびたような蛙が出てきましたが、逃げないで冬眠しているようにじっとしていたので、そのままブルーシートを動かしました。
そのあと、最初のブルーシートのあったところの近くの草むらに蛙の卵発見。実物より写真の方が気持ち悪いです。
よく庭などに蛙が住みついていますが、卵を見たのは初めてです。こんな水のないところでおたまじゃくしが育つのでしょうか。水に入れて帰ってきました。
この日の畑 白菜が巻いていないです。
この日の収穫
3月9日(土)
学芸大学環境教育センターへ「都市で耕し食べ物をつくる」というテーマのセミナーへ行ってきました。学芸大構内で炭素循環農法の畑をやり始めた市民グループの方のお誘いでした。
4人の方のお話をうかがいましたが、①炭素循環農法でやっている神奈川の農家のお話と ②藤野でトランジション・タウン運動をしてらっしゃる方のお話がとても興味深かったです。
①炭素循環農法は野菜に肥料をあげるのではなく、土の中の微生物にえさをあげて、微生物に野菜を育ててもらうという考え方で、とても甘くておいしい野菜ができます。慣行農業と大きく違うのは炭素率(炭素/窒素)の高い剪定枝・剪定枝のチップなどを深く溝を切った土に入れて土の表面に微生物の多い層をつくります。窒素分が入らないので腐りにくく農薬を使わなくてもも虫が来ないし、硝酸塩ができないので苦味がありません。この農法でできたイチゴと小松菜を試食しましたが、今まで食べたことがないほど甘くおいしくおどろきでした。
②のトランジション・タウン運動とは(トランジションとは移行するという意味)、持続可能な循環型社会へ向うためにいろいろなグループが力を合わせてまちづくりをしていく運動です。藤野の発表された方はまだ始めて1年というのに、大豆を育てて味噌をつくり、綿を育てて糸をつむぎ織物をするなどいろいろなことを実に楽しくやっていらっしゃいました。藤野は耕作放棄地が多く、そこにトランジション・タウン運動をしたい人たちが外から入ってくるのでとても活気ある楽しいまちになっているそうです。
講話の後、学芸大のキャンパスにある畑を見学しました。
炭素循環農法で使うチップや剪定枝やです。
市民グループが炭素循環農法で取り組み始めた畑です。丁寧にに準備をしておられます。
隣にあった池の底にあった土なので、よい土にするために苦労されているようです。
日当たりはよく、大きな温室もあってそこで、苗などもつくれるのがうらやましかったです。楽しく取り組まれ、よい結果を出されるよう期待しています。
ここで炭素循環農法を成功させて、化学肥料や農薬を使っている農家の慣行農法を変えていくことを願っていらっしゃるようでした。
この畑は私たちのところからもそう遠くないので、これからも時々伺って、見学させてほしいなと思いました。
私たちは生ごみを活かすことが一つの目的なので、炭素循環農法に変えるわけにはいきませんが、知っておくことはよいことだと思す。広い土地があれば一部で実験するということも可能なのでしょうが・・。