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~生ごみ・野菜の輪と和をつくる~          じゃがいもの会(武蔵野市)

生ごみを資源として活用し、おいしく元気な野菜を作る循環を武蔵野市内で作りたい。都会でも出来ることはきっとあるはず!

武蔵野市主催の吉田俊道先生講演会

2012-02-08 | ごみの行方
2月8日(水)

武蔵野市の環境教育講座で長崎の「大地といのちの会」吉田俊道先生の講演会を開き、70名位が参加しました。
市の職員と市民と共同で企画したもので、そこにはじゃがいもの会のメンバーも参加していました。

吉田先生の武蔵野市での講演は去年の8月、12月に続いて3回目、今日は生ごみを肥料にしての「おいしい野菜づくりが」テーマです。
        
        
段ボール法の生ごみ堆肥化を広めたいというのも一つのねらいでしたが、土づくりをして1ヶ月余り後には種まき、苗の植え付けができる土ごと醗酵の方法も教えていただきました。吉田先生曰く、土ごと醗酵で元肥をつくり、段ボール法で追肥を作るのがよいとのこと。
段ボール法だとはじめてから半年くらいしないと植え付けができないので、その前にいやになってやめてしまう人が多いと思います。土ごと醗酵でスタートした方が段ボール法も定着する気がします。

分解を早めるための生ごみ踏み、市の職員一生懸命です。
     

土とぼかしのかかった生ごみをよく混ぜてプランターに入れます。
     

     

これで3日、1週間後、2週間後、にプランターから出して混ぜ、牡蠣がら石灰を入れたら、一ヵ月後に苗の植え付けができます。寒いのでちょっと日数をプラスアルファしないといけないかもしれません。

農薬を使わなくても、完熟した生ごみ堆肥を使えば、虫の来ないおいしい元気な野菜ができることがわかりました。
虫は腐った刺身に来ることからも分かるように、腐敗の世界にやってくるそうです。
生ごみから作った完熟した堆肥を使った、元気な野菜には虫はつかないのだそうです。

畑の冬野菜はそろそろ終わりの季節でしたが、じゃがいもの会がプランターで作ったブロッコリー、Mさんがベランダで作ったプランターの野菜(蕪、サラダミックス、水菜、のらぼう)が入り口に飾ってあり、「無農薬でこんなに元気な野菜ができるんだよ」と吉田先生にほめられました。残念ながら写真をとるの忘れました。

講演終了後、じゃがいもの会のメンバーが作った野菜料理を食べながら交流を図りました。
          
この日の料理に使った野菜です。
          

また夏野菜ができる頃に収穫を持ち寄って集まろうねと約束して別れました。
これから生ごみから野菜づくりが広まりそうな空気でした。楽しみです。

この日の様子は武蔵野三鷹ケーブルテレビでニュースとして放映されました。

今年最後のじゃがいもの会畑作業

2011-12-28 | ごみの行方
12月28日(水)
今日はこの年最後の畑作業日でした。この時期することはほとんど収穫のみ。今日の収穫物です。
     

ここの畑は、四方が家に囲まれているため、日は動いていきますが、1箇所に当たる日照時間2時間くらいかと思われます。ここで取れる野菜は日当たりのよいところに比べると育ちはよくありません。大豆は実がつかなかったし、大根や蕪も立ち上がってきません。味ももう一つ、日向のものほど甘くありません。でも畑があることはないことに比べたら本当に幸せだと思います。去年よりは土もだいぶよくなってきました。

今日のお茶のみ、日野のせせらぎ農園でご馳走になった“おからのサラダ”やってみました。
せせらぎ農園では地産の青豆のおからでしたが、こちらは三浦やで買ったおからでした。
青まめおからにはかないませんが、おからベースにシーチキンとマヨネーズなどが入っておいしいです。
あとはホタテ・大根・人参・人参葉のマヨネーズ和え、いただいた松江の津田かぶ漬けです。
     

今年はこれで作業終わりです。
来年はまた新しいことに挑戦、進歩していきたいと思います!
「大地といのちの会」の吉田俊道さんが佐世保などでやっていらっしゃる食育祭りが、いつの日か武蔵野市でもやれるようになったらいいなと思います。
まず第1歩は畑探しからです。

日の出町ごみ最終処分場付近の水質検査と放射能検査に参加

2011-11-20 | ごみの行方

11月12日(土)
日の出町ごみ最終処分場付近の水質調査(6ヶ所)と放射能検査(5ヶ所)に参加してきました。
過去に吉祥寺南町の人たちと青梅側から馬引沢を登ってエコセメント工場を見学したのが1回、植物調査、水質調査に参加したのが各2回、ということで今回は調査に参加したのは6回目です。
これらの調査は地元のたまあじさいの会人たちがデーターを記録に残そうと継続して行っているものです。ここには調査した数値は載せませんが、水質にも汚染されている結果が出ており、植物にも胴ぶきなど影響が出ています。

自分たち武蔵野市のごみの焼却灰が持ち込まれているのですから、事実を知らなくてはいけないと思って参加しています。できる限り行きたいと思いながら、なかなか都合がつかず今回も1年以上あいてしまいました。


    みんなが集まった竹林舎(中西さん宅)
     

    そのすぐ下にある竹林と山羊がいる風景
         

        


    ここへ登ってくる手前にある記念塔
        


    そのすぐ近くの里山の風景です
    
    
    18人が集まって話し合い
     

    川の水の採取

     
ここの電気伝導度は、普通の川の数値の8倍くらい高かったです。これは自然界ではありえない数値。場所から言っても谷戸沢処分場のごみを埋め立てたところのごみの下のゴムシートが破れて汚染水が漏れ出しているとしか考えられないものでした。

    水質調査の分析(6ヶ所)  電気伝導度、PH、COD、塩化物イオン濃度
     
     
     

     

たまあじさいの会の中心になっている方々の説明、日の出の森・支える会代表の瀬戸先生のコメントをいただきました。