~生ごみ・野菜の輪と和をつくる~          じゃがいもの会(武蔵野市)

生ごみを資源として活用し、おいしく元気な野菜を作る循環を武蔵野市内で作りたい。都会でも出来ることはきっとあるはず!

人参種まきなど

2011-07-28 | 畑作業
7月24日(日)
じゃがいもを掘ったあとに牡蠣がら石灰(200g/m2)と生ごみから作った堆肥(2月回収分)
57kg(生ごみベースで68kg)を入れました。約10m2なので堆肥が足りないけれど。

ナスを剪定しました。てんとう虫だましにやられたなすが回復して秋茄子が食べられるでしょか?
           

7月27日(水)
24日に牡蠣から石灰と生ごみ堆肥を入れたところに人参の種をまき、空芯菜の苗を植えました。
5メートルくらいの長さのところ一畝ずつです。 (写真は翌日のものです)

              


人参の種は好光性であることと、水が好きで早く活着するように注意ということで、
15cm巾の溝を切り、水をたっぷりやった後種をばら撒きし、土を5mmほどかけて足で踏み
ました。本当は土でなくもみ殻をかけたかったのですが、もみ殻を手に入れられなかったので
土で我慢しました。

トマトは背が高くなってきたので、根元から50cmくらいのところまでを土にねかしました。
作業がちょっと大変でした。
ナスに追肥をやりました。
サヤインゲンは花がいっぱいついて小さい豆がいっぱい着いています来週くらいたくさん収穫できる
と思います。ただしナスを剪定したら、虫がインゲンとのとこに移ってきたみたいで、カナブン、
などいろいろいます。

いつもお楽しみで、初めての野菜に挑戦していますが、今は三尺豆と十六ささげです。
            三尺豆(見えますか?)       十六ささげ
     

三尺豆を収穫しましたが、8mmくらいの直径で50cmくらいの長さ、ちょっと不気味です。
もう少し細いうちに収穫したほうがよかったのかもしれません。今日食べてみたら分かると思います。

今日の収穫物です。
ツルムラサキ、モロヘイヤ、キュウリ、ミニトマト、ピーマン、シシトウ、三尺豆
          

種類がそろったので、お隣の家に収穫物をお届けしました。

コンフリーをいただいて植えていて、今日収穫しましたが、調べたら肝臓障害などを起こすことがあるので
食料にすることは禁止されていることが分かりました。食べる前に分かってよかったです。

南町カーニバルで木製品販売

2011-07-23 | イベント
7月23日(土)
商店会が中心となり第三小学校校庭で行われていた南町カーニバルが去年で終わりましたが
「子どもたちのためにおまつりを」とまた新たな人たちで第1回カーニバルが行われました。
商店会が抜け、規模はだいぶ小さくなりましたが、子どもたちは充分楽しめたようです。

じゃがいもの会のメンバー二人がむさしの木づかいの会にも参加していて、今日はその木づかいの会が
丸二という建築会社のブースで木製品の販売をやらせていただきました。

農地を守ることと同時に日本の森林を守ることも大切です。
丸二さんは国産ヒノキを使って外国の集積材を使った家より安い100年もつ家の販売を去年より
始めでいます。
        

木づかいの会は間伐材を使った製品 枕、箸、ペンたて、しゃもじ、積み木、靴べら、壁掛けなどを売って
森を守ることに協力です。箸一膳買って協力してくださる方も多くありがたかったです。
        

丸二さんの無料の体験コーナー、ヒノキの丸太を切ってそのコースター状の板に絵を描くコーナーが
この日一番の大人気で、最後までにぎわっていました。
       

         座る場所もなく順番待ちの光景も度々でした。
       

農商工連携で国産ヒノキで安い家を造り、森に仕事を生み出し、森を生き返らせる丸二さんの
取り組みを応援したいです。一人ひとりの力は小さくてもたくさん集まれば実ると信じて!

苗木畑公園の花たち

2011-07-23 | 花壇
7月23日(土)

じゃがいもの会の生ごみ堆肥が使われている苗木畑公園で今咲いている花たちです。

去年 日照りで水やりにものすごく苦労したのにうまくいかなかったコスモス、
今年は生ごみ堆肥をいっぱい入れて、種を15袋(3種類)蒔きました。
確かに去年よりは苗がしっかりしています。
間引くつもりだったのに、間引いていないので密集していますが・・。

最後までうまくいきますように! この白い花は去年のこぼれ種なのでちょっと
早く咲いています。秋になってから咲いてほしいのですが、蒔いた種の最初の赤い花も
咲き始めました。
          

                 


  南側 井の頭通り沿い花壇
     

             北側 入り口花壇
        

地元農家の野菜販売

2011-07-22 | 農家
7月22日(金)
恒例の地元農家の野菜販売を吉祥寺南町コミュニティセンターで行いました。
吉祥寺北町の農家Tさんの野菜で、じゃがいもの会が所属している南町環境ネットの
主催です。

ジャガイモ、ナス、トマト、枝豆、トウモロコシ、ピーマン、キュウリ、
カボチャ、スイカ、めずらしいものではサトイモの茎(むろで光を当てないで育てた
白いもの 普通は料亭に行くので八百屋には出ない)、ピーマン型の小さいトマト。

品数が少ないものはあっという間に売れ、オープン35分後に残っていたのはこれだけ。
このあとわずかで完売となりました。(これより前の写真は取り損ねました)

    

    

農家のTさんが引き取りにいらした時に、じゃがいもの会の生ごみから作った
堆肥(3月回収分)を見ていただきました。目でみて、臭いをかいでよい堆肥だと
言っていただきました。野菜の育て方、堆肥のことなどいろいろ教えていただき、
いつもこの時間がとても楽しみです。

この農家の方は桜堤団地の生ごみを機械で乾燥させ、東洋リサイクルが木のチップなどと配合
して熟成させたものを、さらに自分で糠などと配合して使っていらっしゃるそうです。
とてもよいとのこと。不足する燐とカリを補強するためにさらに有機配合肥料を使うそうです。

いずれにしても武蔵野市の農家の方々が生ごみから作った堆肥(堆肥でなくぼかしと
いっていらっしゃいましたが)をよいものだと思うところまでいっていることはすごいこと
だと思いました。日本全国合わせても生ごみ堆肥をよいものと思う農家は数少ない中で・・。

今桜堤団地のその機械は老朽化と節電で止まっていて、再開する可能性はあまりないとのこと。
せっかくここまで来たのに残念なことです。農家の使う堆肥はかなりの量ですし、そう簡単に
よい方法は見つかりそうにありません。ここまで来たものをこのままにするのはおしいです。

じゃがいもの会 収穫祭

2011-07-20 | 収穫祭
7月20日(水)
今日の収穫祭に使った野菜はジャガイモ、ナス、キュウリ、ミニトマト、インゲン、三尺豆、
ツルムラサキ、モロヘイヤ。じゃがいもの会の畑の他、市民農園、個人の畑、3箇所で取れた
ものです。量が足りなくて買い足したものもあります。収穫したのではない料理も少しあります。

一緒に食事を作ること、一緒に食べることは本当に幸せ、人を和ませ仲良くさせてくれますね。

       三尺豆の花 今日始めてお豆も23本獲れました
        

              参加者は16人でした
じゃがいもの会のほか南町エコガーデン、南町エコの会、南町環境ネット、吉祥寺南町コミュニティセンターの
関係者などでした。
        

献立は肉じゃが、揚げ浸し、ポテトサラダ、キュウリの即席漬け、ナスとしその即席漬け、
モロヘイヤのおひたし、ツルムラサキのおひたし、ラタトゥーユ、たまねぎときくらげの炒め物、
枝豆・えび・とろろの揚げ海苔巻き、ところてん、キクイモとヤマゴボウの味噌漬け

        

このほか4種のジャガイモ(コガネマル、サヤアカネ、スタールビ、キタアカリ)
の食べ比べをしました。色や味は違いましたが、堀りたてだったのでみな少々粘り気味でした。

お客様のKさんがご主人の育てたキタアカリ800g25袋を持ってきてくださり、
一袋100円という安いお値段で分けてくださいました。また地域に新しいつながりができました。
これからいろいろ教えていただけるかもしれません。楽しみです。

最近少しずつ、若い世代にも野菜作りの輪が広がっているような気がします。
9年前に、武蔵野市で一番都会で土地がない吉祥寺南町に市民農園が出来たことが大きいです。
そこで野菜を育てている人たちがみな生ごみ堆肥のよさを知ってくれるといいのだけど・・。

8月21日(日)10時~南町コミセンで佐世保の「大地といのちの会」の吉田俊道さんの講演会を
計画しています。テーマは「生ごみから元気野菜作り&食育」です是非いらしてください。
聞けば変わること間違いなしです! 
         申し込み 吉祥寺南町コミュ二ティセンター0422-43-6372


かわいいお客様

2011-07-17 | お客様
7月17日(日)
今日はじゃがいもの会に土地を提供してくださっている方がご家族でいらっしゃいました。
台風が来そうなので、その前に掘り残しているじゃがいもを全部収穫したくて、声をおかけ
したのです。

       

       

       

じゃがいもの他のにはインゲン、キュウリ、ミニトマトが少し、それにツルムラサキが獲れました。
市民農園で収穫したナスを加えて、お土産に持って帰っていただきました。

この土地を貸していただいていることは私たちにとってとてもうれしいことなのですが、
貸してくださっている方も、「草むしりのストレスがないし、土地を有効利用して、
これだけ野菜を収穫できることがとてもうれしい」と言ってくださいました。

公共の土地であれ、民間の土地であれ、生産緑地であれ、使われていない土地を有効に
利用して野菜を作ることがもっと広がればいいのにと思います。



      

ぐったりしています。

2011-07-13 | 畑作業
7月13日(水) 

連日の猛暑で、すっかり土が乾ききってしまっています。これだけ暑い毎日が続くと、人間だけでなく植物もぐったりです。
あまりに暑いので、13時からの作業を15時からと変更しています。熱中症で倒れないように、十分に水分補給をしつつ作業します。

とても暑い毎日なので、先週作ったボカシが早くも良い芳香を漂わせるようになっていました。バケツの中で良い状態に仕上がっています。袋詰めして、販売できるように準備しました。

生ごみ宝ちゃん交流会(クリーンむさしの 吉祥寺東町地域活動)

2011-07-10 | イベント
7月10日(日)
生ごみ活かす君(段ボール法生ごみ堆肥化セット)を使用している人たちの情報交換の集まりを
東町のMさんのお宅で行いました。Mさんが命名した「生ごみ宝ちゃん交流会」第1回目です。

Mさんの家は集合住宅ですが、ベランダでたくさんの野菜や花を育てていらっしゃいます。
使った堆肥は本宿小の落葉堆肥、Mさんがベランダでやっている「生ごみ活かす君」堆肥、
じゃがいもの会の生ごみ堆肥など。Mさんの愛情がこもっているせいか、みなそれはそれは
元気でした。写真のほかにキュウリや花もありました。

           ゴウヤ
      

           トマト                          ナス
          

参加者は16人、東町の人(10人)、南町の人(4人)、今後のためにと他地域からいらしてくださった方(1人)、
市のごみニュースの取材の方(1人)。


ベランダの植物を見学し、またじゃがいもの会の畑、市民農園で生ごみ堆肥を使用して収穫した野菜
料理(ふかしじゃがいも、ナス・ピーマン・シシトウ・ジャガイモの揚げ浸し、キュウリ・ナスの即席漬け、
ツルムラサキのお浸しなど)を食べながら、家庭的な雰囲気の中でとても楽しいひと時を過ごしました。


      


      

生ごみ活かす君については「わたし成功例」という方もいらっしゃれば、まだ始めたばかりの方、
一時中断している方、などいろいろでしたし、また庭の土に直接生ごみを入れている方もいらっしゃいました。
いずれにしても、みんなが生ごみ堆肥のよさが分かり、何かしらやってみたいなと思った会になったのでは
ないかと思います。このように楽しみながら、生ごみ堆肥化・野菜作りの循環が広がっていくことは
うれしいです。

じゃがいも堀り(一部)

2011-07-06 | 畑作業
7月6日(水)  時々

先週の水曜日帰るときにてんとう虫だましがいるのに気がついたのですが、そのまま帰りました。
2日後に行ってみたら、ものすごい大発生。ジャガイモとナスの葉がやられていました。
あわてて100匹ぐらいつぶしましたが、手遅れです。今日はまたまた被害が広がっていました。

じゃがいもはもう少し葉が枯れてからと思っていたのですが、葉が虫でダメになってしまった
ので、7種類植えたうちの真ん中の3種類を掘りました。キタアカリ3.7㎏、スタールビー
0,7kg、もう一種類0,7kg(名札をつけていたのに土寄せして行方不明に)収穫。



奥がツルナシインゲン、手前が茶豆(越後ハニー)です。



これが畑の全景です。



第3回目のボカシ作りも行いました。今回は、19kgの米ぬかを使用しています。以前は、ボカシを
無料でお配りしておりましたが、一袋100円にて販売するようになりました。そのため、どの程度の量が
必要か判断しかねていましたが、順調に利用いただけているようです。
今後の作り勝手も考えて、ボカシ作りも試行錯誤中です。今回は、発酵を今までのような
個別包装ではなく、まとめてバケツの中で行っています。どんな仕上がりになるのか楽しみにしています。

ここのところ、水曜日の定例作業は、作物も雑草も生育が旺盛なこともあり、畑での作業が中心で、
生ごみ肥料の篩がけができていなかったので、篩がけ作業も行いました。

市のごみ減量協議会コンポストガーデンの収穫祭

2011-07-04 | イベント
7月4日(月)
ごみ減量協議会のコンポストガーデンの2回目の収穫祭が行われました。
ごみ減量協議会の会長はじめメンバー、市の職員、クリーンむさしのを推進する会の会長、
生ごみチームメンバー、「生ごみ活かす君」(段ボール法)を使用している人、
じゃがいもの会のメンバー、集合住宅の庭、ベランダで野菜を育てている人、市民農園の
管理人をしている市民など約40人が集まりました。

          


          

コンポストガーデンのTさんが育てたじゃがいもをゆでたもの、Iさんたちの育てた枝豆が
それはそれはおいしかったこと、生ごみ堆肥から作った野菜がおいしいことをしっかり
証明することが出来ました。この枝豆の畑では生ごみ活かす君(段ボール法)の堆肥が
集まらなかったため、じゃがいもの会で作った生ごみ堆肥を使いました。
じゃがいもの会もきゅうりの糠づけ、なす、いんげん、ピーマン、シシトウ、ツルムラサキ
などの料理を持っていきました。

市民と市の職員が一緒に仲良くパーティを開いて、生ごみ堆肥化・野菜作りについて
話し合えたのはうれしいことでした。これからに期待したいです。