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~生ごみ・野菜の輪と和をつくる~          じゃがいもの会(武蔵野市)

生ごみを資源として活用し、おいしく元気な野菜を作る循環を武蔵野市内で作りたい。都会でも出来ることはきっとあるはず!

今年最後のじゃがいもの会畑作業

2011-12-28 | ごみの行方
12月28日(水)
今日はこの年最後の畑作業日でした。この時期することはほとんど収穫のみ。今日の収穫物です。
     

ここの畑は、四方が家に囲まれているため、日は動いていきますが、1箇所に当たる日照時間2時間くらいかと思われます。ここで取れる野菜は日当たりのよいところに比べると育ちはよくありません。大豆は実がつかなかったし、大根や蕪も立ち上がってきません。味ももう一つ、日向のものほど甘くありません。でも畑があることはないことに比べたら本当に幸せだと思います。去年よりは土もだいぶよくなってきました。

今日のお茶のみ、日野のせせらぎ農園でご馳走になった“おからのサラダ”やってみました。
せせらぎ農園では地産の青豆のおからでしたが、こちらは三浦やで買ったおからでした。
青まめおからにはかないませんが、おからベースにシーチキンとマヨネーズなどが入っておいしいです。
あとはホタテ・大根・人参・人参葉のマヨネーズ和え、いただいた松江の津田かぶ漬けです。
     

今年はこれで作業終わりです。
来年はまた新しいことに挑戦、進歩していきたいと思います!
「大地といのちの会」の吉田俊道さんが佐世保などでやっていらっしゃる食育祭りが、いつの日か武蔵野市でもやれるようになったらいいなと思います。
まず第1歩は畑探しからです。

苗木畑公園12月の定例会

2011-12-23 | 地域活動
12月23日(金)

今年最後の苗木畑公園の定例会でした。
いつまで続くかと思ったコスモスも12月半ばに霜が降りて枯れました。
公園内で抜いた草や雑草は燃やさないでその土地に返していくことを心がけています。特に雑草は生きるために根をはって栄養分を吸収するので、雑草そのものにもミネラルなどの栄養分があり、有効利用しないともったいないそうです。

南側の井の頭通り沿いの花壇に花が植わりました。
どこの花壇も植え替えの前にはじゃがいもの会で作った生ごみ堆肥が少しですが入っています。
    
                                                    
お茶にしよう!の呼びかけで集まった人たちです。今日もご近所の方の参加がありました。
     

手作り紙粘土のサンタクロースも参加です。
     

Oさん(男性)手作りのワインとおつまみの差し入れです。庭になった柿から柿ようかん、ほしいも、芋ようかん、干し柿のブランデー漬け、大根の漬物、全部Oさんの手作りです。それにMさんからいただいたからすみ、と今年最後を飾る豪華なメニューでした。
      

     

       

今は花壇作りも、まだ経験不足で失敗を繰り返しながらやっていますが、だんだんにその花壇の環境にあった草花が決まってくると思います。種、球根、苗を取り混ぜてうまく使いながら・・。
苗木畑公園を通る人、訪れる人たちに楽しみ、安らいでもらう場に、そしてまた多くの人がかかわって一緒に楽しく作業することでコミュニティ作りができればと思います。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

じゃがいもの会畑 作業

2011-12-21 | 畑作業


12月21日(水)
今日のじゃがいもの会畑作業に環境講座の受講生だったBさんが見学にいらして手伝ってくださいました。

先週からジョウビタキの糞が去年と同様ブロッコリーの葉の上にあったので、鳥よけにブロッコリーをネットで被いました。去年葉が丸ぼうずになってしまったので、にのまいを踏まないためです。
     

         今日の収穫です。
     

コミセン広場に来ていたこどもたちにプランターの日野菜蕪を抜いてもらいました。うんとこしょ!どっこいしょ! 
     

    抜けた!
   

日野菜蕪は漬物にするとおいしいので、こどもたちのお母さんたちに持っていってもらいました。



元気野菜もちより試食会&吉田俊道さん講演会

2011-12-12 | イベント
12月12日(月)
8月21日に大地といのちの会、吉田俊道さんの講演会で生ごみから元気野菜の作り方を教えていただき、その野菜ががどんなに人を元気にさせてくれるか、なぜなのかと言うお話を聴きました。今日はそのやり方で育てた野菜を持ち寄って陳列し、実際に市販の野菜と味比べをしました。

個人と団体合わせて14の方が野菜をもってきてくださり壮観でした。
     

この下の二つ写真は私たちじゃがいもの会のものです。(白菜は別)
     

     

ごみ減量協議会のコンポストガーデン、藤岡さんのさわやか農園のもの 
     

8月21日に土ごと醗酵の方法を教えていただいて、始めて元気野菜づくりをされた方たちが収穫した春菊、小松菜、のらぼうなどもっててきてくださったのも感動でした。今年は秋が暖かかったので、成長が早く、もう全部食べてしまって持ってこられなかったと残念がっていらした方もいらっしゃいました。
他市からもってきてくださった方もいらっしゃいます。

この日のメインイベントは元気野菜と市販の野菜の食べ比べでした。
生でかじって試食しましたが、あまりの味のちがいにびっくり。これで生ごみから作った野菜は味が濃く甘く、市販の野菜は味が薄く苦味がありました。生ごみから作った野菜がおいしいことを食べた人みなに証明することができました。元気野菜は吉田さんの佐世保「大地いのちの会」から人参とほうれん草を、佐藤美千代さんの日野「せせらぎ農園」からほうれん草を提供していただきました。ありがとうございました。


吉田俊道さんの講演会では「これから必ずや世界的に食糧難の時代がやって来ます。その時に元気な野菜を作れる技術を持っていることはとても大切です。微生物のいのちを大切にして、また多くの微量ミネラルを含んだ野菜を作れば、昔の野菜のようにおいしく、元気な野菜ができます。生ごみから元気な土をつくり、元気な野菜をつくり、それを食べて元気になろう!」と元気野菜づくり、元気人間作りを呼びかけられました。「旬の野菜を食べる、よくかむ、お腹を回す・冷やさない、血液をさらさらに、」など食育について大切な話もされました。

      

第二部は一品もちよりの収穫祭、17種類の料理が集まりました。
とてもおいしくお腹いっぱいになりました。
      

この日のアンケートの一部です、
●立派なのを皆さんが育てておられるので改めてびっくり、感動しました。私も続けます。春が楽しみ!
本を読み、お話を聞いて実際に生ごみで野菜を育てました。虫に食われず、立派なラディッシュと小松菜ができて、甘さにびっくりしました。

●試食があって実感した野菜のおいしさが印象的でした。生ごみから野菜を作って、おいしい料理を作ることが基本だと気づきました。循環型共生社会を目指すことは大切だと思っています。

●野菜を実際に食べ比べられたことで、ちがいがはっきりと分かり、野菜って本当においしいものはおいしいんだ!というのが体験できました。是非、先生のおっしゃるように、良いものが報われる社会づくりに貢献できるようがんばります。

●すべての話が、皆、私にとってすごく栄養になり、とても生き生きとした気持ちになりました。先生のおっしゃるとおりです。
とても分かりやすくお話してくださいました。時々憂鬱な気分にこのごろなり、うつかしらとまで思うときがあります。生活を反省して、先生のおっしゃったように生ごみで野菜を作りたいし、こどもたちにも伝達します。ありがとうございました。

●目からウロコの話題ばかり。なんとなくいろいろ気になっていたことが、少しずつはがされていった感じです。今回が初めてですがありがとうございました。まだ堆肥つくり中ですが。夢が膨らんできました。ありがとうございました。

●夏の講演会のあと、生ごみで堆肥を作る時間もなく、家庭菜園もお休みしてしまいました。本当にできているのかな?と思って今日はやってきました。味のちがいもすごくわかったし、来年には生ごみを循環させて作った野菜を作ってみたいと思いました。やっぱり食は大切ですね。外食産業にばかり頼った暮らしはいつか崩れる。本当にそう思います。

●目が点になるようなおどろき、買ってきたのかと疑りたくなります。私もやりたいです。お話も素晴らしく人生の過ごし方を教えられたようです。

というような感想がたくさん寄せられました。
これから一気に生ごみから元気野菜づくりの運動を広げていかれるような手ごたえを感じた1日でした。

  

市のごみ減量協議会の収穫祭に行ってきました

2011-12-06 | 市民と市の協働
12月6日(月)
今年が3回目の会でしょうか。
市のごみ減量協議会の収穫祭にじゃがいもの会から4人で参加して来ました。
参加したのはごみ減量協議会のメンバー、市の職員(ごみ総合対策課、クリーンセンター、環境政策課、緑化環境センター、環境教育チーム)、クリーンむさしのを推進する会会員、じゃがいもの会メンバー、環境講座受講生、生ごみ活かす君(段ボール法)やっている人など40人くらい、年々輪が広がり、生ごみ堆肥化・野菜づくりにかかわる人たちの交流の場としてとてもいい感じになってきました。生ごみから作った野菜がおいしいことも多くの人にわかってきてもらえるようになりました。
ここから何かが始まる会! 市民と市の職員が仲良くなる会!



     

     

     

     

   

なるべくみんなが載るように写真いっぱい載せましたが、写っていない人もいます。
今回は、環境講座に参加した人に広がったのが大きいと思います。組織でなく個人に広がりました。東日本大震災、原発事故以降、生ごみを自分でへらす人、生ごみから野菜づくりをすることに感心を持つ人、真剣にやる人が増えてきたように思います。     

環境講座で植えた野菜の収穫祭をしました(市民と市の協働)

2011-12-06 | 市民と市の協働
12月6日(火)
10月19日に行った環境講座の際に植えた野菜の収穫祭をしました。
この環境講座は以前に載せましたが、クリーンセンターの環境講座で、市民と市が協働で企画しています。じゃがいもの会は市民として参加しています。

今日はその時の受講生とスタッフ(市職員と市民)で野菜を収穫し、収穫際(お茶会)をしました。

受講生の方・・・水菜


受講生の方・・・レタス


スタッフ(市民)・・・キャベツ               スタッフ(市の職員)・・・里芋
       


収穫物です・・上記の他に白菜、ジャガイモ、ルッコラ、ワサビ菜、のらぼう、チンゲンサイ、春菊


このあと収穫した野菜でサラダをお茶菓子代わりにお茶会をしました。講座の受講生の方は2人しか見えませんでしたが、実演がよかったとのこと。生ごみを土に返したりその堆肥で野菜を作ることにはとても感心をお持ちで、継続した会を望んでいらっしゃることが分かりました。

この日の夜には減量協議会の収穫祭があるのでそちらに出席される受講生の方もいらっしゃいますし、収穫物もそちらへまわり、料理になって登場します。

野菜を取り寄せているいわきの農家に行ってきました

2011-12-02 | 地域活動
12月2日(金)
雑巾の会で被災地支援のために福島県いわき市の有機野菜を取り寄せて毎月第2,4火曜日1時から販売していますが、12月1日、2日にその農家を4人で尋ねてきました。
いつもおいしい野菜を送っていただいているので、いろいろお話を伺いたいと思い、また少しでもお手伝いできればと思ってのことでしたが、大歓迎していただき、すっかりご馳走になってしまいました。



黄色くいろづいた山あいにある畑でしたが、そこでの生活は日本の原風景ともいえる夢のような世界でした。放射能汚染さえなかったら・・と思ってもそれはもう起きてしまったこと、その中で何ができるか考えるしかありません。

子供がいる家庭では地元の野菜を食べなくなったそうです。また「らでぃっしゅぼーや」と言う全国ネットの有機野菜大手業者にだしていたものは1割しかでなくなったそうです。

畑に行くと見たこともないほど元気で立派な野菜にびっくり。
農業が大好きとおっしゃるお父さんは自分の土地だけではなく、耕作不能になった他人の土地もつぎつぎ頼まれて耕作していらっしゃいましたが、これから半分に減らすとのことでした。

卵、お米もやっていらッしゃいます。鶏たちは元気に走り回っていて、私たちが行くとえさがもらえると思って「コケコッコー」と鳴いて走りよってきました。ブロイラーにくらべてなんと幸せな鶏たちだろうと思いました。卵にわざわざ黄色い色はつけないそうです。

有機農家の命ともいえるぼかし(肥料)をつくる大きなぼかし小屋がありました。
米糠に鶏糞、籾殻くん炭、老人ホームの残飯、企業からもらう鰹節くずなどを混ぜているそうです。
将来ここを改装して、入り口を直売所にし、中でみんなで籐編み、竹細工をしたり、コンサートをする地域のたまり場を作りたいそうです。といっても隣の家はどこにあるのかなと言うくらい離れています。坂道で自転車は大変だし、歩いて?車で?

お手伝いはほんのちょっと、つるし柿の皮むきと、畑の枯れ草抜きをほんのちょっとしてきました。自己満足に過ぎませんが。



小名浜港も車で息子さんに案内してもらいました。津波被害を受けたところの瓦礫はすっかりきれいになり、説明されないと分からないくらいになっていました。ここまでの作業はできたとしても、この先の建て直す、作り直すまでいくのは大変ですし、もっと大変なのは目に見えない失われたものの回復です。2度と取り戻せないものもありますし。

また来年草取りの大変な時期にお手伝いに行く約束をしてきました。でも草取りよりももっと大事なのは、販路を開くお手伝いかなと思いました。

みなさん、買ってもいいよという方、「山さと農園」の野菜をよろしくお願いいたします。若い人・こどもはダメですよ。