10月27日は義父の四十九日でした。
私は月末納期のかなりハードな仕事を抱えていて、鳥取に帰る前には一日正味15時間の仕事をしてました。
正味15時間といったら、仕事の間に食事や洗濯などの家事があるので、なんだかんだ16、7時間はパソコンに向かってると言う計算です。(食事の支度は3分クッキング)
朝、8時から仕事を始めて、終わるのが午前12時、1時といった具合です。
若い頃はこんなの当たり前で、2日連続徹夜なんて事もありましたが、この歳になると12時間が限界ですわ。
そんなもんで、同じ日に同じ所に行くのに、夫婦別々行動。
夫は25日に、会社がある品川から仕事帰りに直接、夜行バス『キャメル号』で鳥取に。
私は26日に、姫路乗り換えで、新幹線と智頭急行『スーパー白兎(はくと)』を乗り継いで鳥取に行ったのでした。
旅支度は当日の朝、慌ただしくしましたが、シュシュは預けられればずっとケージの中で過ごさなければならないので、せめての罪滅ぼしに、この日の朝はたっぷり1時間の散歩をしました。
そして、スーツケースとシュシュを抱えて出発。途中、獣医さんにシュシュを預けて鳥取に向かったのでした。
実家には新しい仏壇が入っていました。
小さな仏壇ですが、夫が長男なので、いずれは仏様はうちに置きます。うちにはこれでもかなり大きいなぁ…と思いつつ。
葬儀の時、義母が「いずれはあんた達(夫と私)に墓の世話をしてもらう事になるんだから、鳥取に墓を作らんでもいい」と言ってくれました。
ありがたい考えです。
義父も義母も先祖代々、ド鳥取人間なので、鳥取に墓を作ろうと思っている…と思ってました。
ところが昨今、テレビでよく墓じまいの大変さをやってますよね。
そーゆーのを見たり、他人の苦労を見聞きしていて思ったのでしょう。
そんなわけで、お寺さんに相談したら、「初めてのケースですが、そういう(いずれは千葉に持って行く)ご事情でしたら、それまでお預かりします」と快く引き受けてくれました。
四十九日を境に、家にあったお骨は、お寺の位牌堂へお引越し。
お墓を作るまでは、ここに安置してもらい、ここにお参りします。
無事納骨(?)が終わって、皆でお食事。
四十九日と言っても、実家は分家のサラリーマン家庭なので、ごくごく身内の集まりです。
一応、うちが主催者なので、ゆっくりご馳走の写真は撮れず(いつものうっかり撮り忘れなんですが)、最後に記念撮影です。
四十九日が終わると、ひと段落。やれやれです。
ところで、偶然にも今日は義父の月命日。お義父さんが、これ書かせてるのかな?
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ここからは余談ですが。
新幹線の中のお弁当~。
行きは、柿の葉寿司。焼きサバ、焼きサンマ、サーモンの三種盛り。
おいひぃぃ~。
そうそう、実は帰りも別々だったんですよ。
夫は飛行機。
私は飛行機は極力乗りたくないので、帰りも姫路乗り換えで帰りました。
お蔭で、行きも帰りも駅弁です。
なんてことないお弁当なんですが、駅弁ってなんでこんなに美味しいんでしょうね。
新幹線(のぞみ)は、外の景色が良くない分、乗り心地は最高なので、新幹線の往復で本を一冊読み終えました。
智頭急行は、ディーゼルなので、ガタガタと乗り心地はイマイチで、本なんか読んでると酔います。
だけど、外の景色は田んぼあり、山あり川ありで、ずっと眺めてても飽きません。
こんなピンクの駅もあったりして。
ほのぼの笑える。
ひとり列車の旅は、この上なく贅沢で充実した時間でした。