8月の頭の事ですが。
甥が結婚するというので、お祝い金を現金書留で送りました。
その用事を済ませ、ほんの5分足らずの時間だったと思いますが、郵便局から出て車を発進すると間もなく、フロントガラスの左側に何やらヒラヒラと紙が風になびいている。
ゲゲゲっ! 駐禁? 頭真っ白…。いやいやパニクって事故っては駐禁どころじゃないよ。‥と思いながら深呼吸。
それにしても、この黄色いステッカー付けたまま走ってるのって、かなり恥ずかしいじゃない。と、またパニック。
なんで運転する前に気付かなかったんでしょうね。慌てんぼうのおっちょこちょいにも程がある。
とにかく近くのスーパーの駐車場に停めて、ステッカーを剥がす。
しばし、この忌々しい紙をじーっと見つめるも、たったあれだけ(現金書留に宛名を書いて出しただけ)の時間にお巡りさんいた?と不思議に思い、家に帰って調べてみたら、2006年の道交法改正で、別名『みどりのおじさん』という監視員が巡回してこのステッカーを貼るらしいことが分かりました。
そういえば、以前はタイヤの所に白のチョークで線引いて、カギつきの確認標章が車に取り付けられ、警察署に出頭しないと取り外しができませんでしたが、今はこの黄色の「放置車両確認標章」ステッカーが貼られるようになって、自分ではがせるようになっている。との事。ステッカーの一番下に、小さな字で「運転する時は、交通事故防止のため、この標章を取り除いてください」と書いてあります。ご親切にどーも。
まあ、交通事故防止というより、羞恥心から剥がしますけど。
で、忘れた頃のおととい、違反金納入の用紙が届きました。
車の中に乗っていなかったので『放置車両』という扱いになり、その中でも『駐停車禁止』区内は18000円、『駐車禁止』区内は15000円の罰金なんですが、私は後者の方なので15000円。実はこの紙が来るまではどっちか分からなかったんですが、安い方でよかった。…ってそういう問題じゃないよね。
弁明通知書という用紙も同封されてました。(何か弁明がありましたら、記入の上提出してくださいっていうものらしい)
弁明も、弁解も、言い訳も何もありませんよ。
言いたいことはありますけどね。郵便局遠いんだもん。車じゃなきゃ行けないもん。駐車場無いんだもん。たった5分でもだめ?高すぎない?等々。でもこんな事で許されるはずも無く。
罰金はコンビニ払いです。警察に行かなくていいなんて、便利になりましたねぇ。(精一杯の皮肉です)
『みどりのおじさん』は厳しいです。(笑)
まあ、こういう監視員がいてくれるお陰で日本の治安は守られているんですけど。