東京地方は今朝から冷たい雨で、今日は12月中旬から下旬の気温だとか。
昨晩、夫の実家鳥取の義母から電話がありました。
電話を取ったのは夫。
しばらくしてから夫が、私が仕事をしている2階の部屋に来て、「○○が死んだって。交通事故だって」と。
私は「え?何て?」と聞き返してしまいました。
義母はニュースを見て、まさかと思っていたら、義姉が「○○君じゃないか?」と言うので電話してみたという事でした。
ネットニュースで確認したところ、間違いなく夫の友人でした。
小、中学校一緒で、部活も同じ卓球部(卓球を始めたのも彼の影響)で、東京の大学に通うためにお互い上京し、違う大学でしたがいつも一緒に酒を飲み、マージャンをし、彼がいなかったら田舎から単身上京した夫は、どんなに心細かった事か。
彼は大学卒業後しばらくして鳥取に帰ってしまったので、お互い頻繁には会えなくなり、帰省した折に時々会うくらいで、ここ数年は全く会えずでした。
それでも夫にとって、親友と呼べるのは彼だけだと私は思っています。
幼なじみで青春時代を一緒に過ごした彼がいるからこそ、親が亡くなった後も故郷に帰ろうかと思えるんじゃないだろうか。夫にとっての故郷がまた少し遠くなってしまったような気がします。
事故は、彼が反対車線にはみ出したことによる正面衝突で、相手の車には18歳の少年5人が乗っていて、重軽傷ではありましたが、命に別状は無いとの事です。
原因は調査中ですが、心臓が悪かったという話もあり、もしかしたら何か発作が起きたのかもしれません。とにかく相手の少年たちが亡くならなくて不幸中の幸いでした。
昨日、その訃報を聞いた後、何とも言えない気持ちで、ずんと落ち込んでいます。
あまりのショックで、鼻の奥がツンと痛いのに涙も出ません。
外はただただ冷たい雨。
事故は嫌ですね。残された人がやりきれない…。
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