P.S.出雲から 八雲立つ空へ-SP(Special Performance)

「八雲立つ空へ ~出雲空港写真ギャラリー~」を陰日向に支える、いわば増加燃料タンクのような存在です?

フレンドシップデー

2017-05-07 20:55:52 | 岩国フレンドシップデー

折角なので、最初は先日2勝目を上げノリノリだった室屋さんで。
エアレース用の機体はファルケンを意識したカラーに変わりましたが、
こちらは昨年の機体色を彷彿とさせるシルバーのレクサスカラー。
尾翼の雰囲気も含め、室屋さんらしい機体になったと思います。

マジョーラカラーのレクサスマークが映える。正直スポンサーむき出し
の塗装はあまり好きではないし、そういう人も多かろうが、これは意外
にイケるのでは。

最後にはエアレースをイメージした、パイロン抜けのパフォーマンスも
披露。高速ロールから水平にピタリと止める、例の機動も見せてくれた。
レース機に比べロールレートは劣るのでしょうが、それでも翼の動きは
キレキレで、トップレーサーの片鱗を見せてもらいました。

こちらもお馴染みウイスキーパパの内海さん。
もはややっている事が凄すぎて、普通に見える困ったフライト。
とにかく真っすぐ飛ばないので、油断するとファインダーですぐ見失う。
だいたいこのスモークの向きは、オカシイ。何が起きているのか分からん。

機動の切れ味は室屋さんだが、ロールやスピンの多彩さは内海さんだろう。
アクロフライトでしっかり個性が見えるのはとても面白い。
ちなみに会場に流れていた曲が、何かどこかで聞いたような、と思った
ら、出囃子ですよ。5代目文枝師匠の出囃子だ。何となく自信がなかった
のだが、今調べてみると廓丹前らしいのでどうやら当たっているようだ。
耳タコ恐るべし。

やっぱり天気が良い順光だと写真が映えるね。午前中はかなり雲があ
り、薄日だったのが幸いした。朝一から快晴になると、午前中一杯ド逆
光でどうしようもないのだが、今年の岩国は非常に良い流れのまま夕方
まで進行。振り返れば、雨だったりガスってたりといろいろあり、最後
まで会場にいたのは、本当に久しぶり。
関係ないけれど、昔(10年以上前か)大阪だか福岡の飛行機写真展で、
「この写真展の空はみんな嘘だ、こんなに空は青くない!」
って力説していたおじさんがいたなあ。
本当のそんな色かなんて、誰にもわかんないんだよね。
実際、見たものを脳内補完しているわけで、多くの場合、
「もっときれかった(なぜか口語)」
というのは頻繁にありますよね。

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