どさくさで1回遅れになってしまった。36号が777-300ERなので、
「もう分かってるし、いいよね。パスだし。」という誠にローテン
ションな状況であったのも原因。
まずは、なんとなく前回繋がりでキャセイさん。
やっぱりどう見ても旧塗装の方が色気があって好き。このモデルはち
ょっとストライプの色が濃すぎるけれど、イメージカラーとしては違
和感がない。
さて、CV880。JALフリートの中では不遇というか、高燃費、高公害、
高事故率という辛い評価しかできない機体である。MD-11でもそうだ
が、ぎりぎり切詰めるだけ詰めて性能をひねり出すと、どうしても無
理が生じるのだと思う。
こうしてみるとなかなか良く出来ている。今回はストライプ塗装も無理がなく、安心感がある。
顔が似ているか?と言われると微妙な気もしますが、少なくともDC-8より
も鋭角に長く伸びたコクピットウィンドウの雰囲気は十分あります。エンジ
ンも雰囲気は出ていますね。ちなみにこのエンジン、あのマルヨンやファン
トムⅡに搭載されたJ79系列エンジンの民生型。スペック的にはお客を乗せ
る戦闘機だったんですね。
ところで、ちょっと引っかかるところがありません?
ドアがことごとく「上が幅広の」台形をしています。
これ、現代のイメージでは違和感アリアリですが、正しいのです。か
なり個性的な特徴と言えるでしょう。
この位置からではわかりにくいのですが、主翼の面構成も独特です。
本当にこんなライン取りで正しいかどうかしりませんけど。
さて、似て非なるものはAC製のCV880。これが出てきたときは狂喜乱舞
しましたが、出来はデアゴとどっこいどっこいでしょうか。どちらも
CV880としては十分及第点と言えるでしょう。
ということで、デアゴさんとしては久々に上出来な部類と思います。
ちなみに38号はSAABさんがついに登場。コレは期待大です。次がYS-
11…ワイエス2機セット???????
あ、レッド&グリーンとJACカラーか。
コレも期待してしまいますね。