P.S.出雲から 八雲立つ空へ-SP(Special Performance)

「八雲立つ空へ ~出雲空港写真ギャラリー~」を陰日向に支える、いわば増加燃料タンクのような存在です?

お国柄

2020-07-02 23:31:39 | 1/400で行こう復活版
香港はカオスになっていますね。もう行く機会がないかも。
さて、相変わらず国際会議は続いているようで(笑)今日の
オープンスポットはこうなった。

要人がやって来るのに際し、複数の機体が飛んでくるというのは
よくあること。もっともその意図は様々で、本務機のバックアッ
プ機材だったり、同行する随行者やマスコミ搭乗用だったり、持
ち込む専用車を積んで来たり、案外多種多様である。有名なとこ
ろでは、サウジアラビア国王の来日に合わせて、エスカレーター
方式のタラップ機材を積んできた、なんてこともあった。

ロシアといえば、近年はIL-96-300PUの独壇場である。エリツィン
の時代から永らく写真のRA-9016が大統領専用機であったが、近年は
RA-9022がもっぱら使われているようだ。Россия(ROSSIA)は
政府直轄組織(軍ではない)で、胴体延長型の-400を含め複数の
IL-96を飛ばしているが、ポートサイド下部に引き込み式のタラッ
プを備えているのが大統領専用機のポイントである。

大統領の外遊となれば、当然複数機がやってくる。以前は主力で
あったIL-62も、現在は随行用であることが多い。さらに大統領専用
車を積んでくるとなればIL-76やAn-124の出番だ。

ドイツの現在の機材A340は、ルフトハンザの中古改造機。だいぶん
ヘタって来たのか、A350にリプレースされる予定である。A340の
導入前はもっぱらA310 。個人的にはこちらのイメージが強い。両者
が併用されたことはなかったはずだが、この世界ではOKである。
ちなみにDW製のA310は前脚が異様に長いので、短脚化改造してある。
A350が導入されれば3世代(一応、旧東独時代のインターフルクIL-62
も在籍しているので、すでに3世代ともいえるのだが)、実物では絶
対無理でもこの世界では並べることができる。

オイルマネーに物を言わせて潤沢な機材を飛ばしてくるのがカタール。
アミリ・フライトに所属する機材は、気が付けばそこそこ経年機だが、
A340からジャンボ、機材輸送用のC-17まで多彩な顔ぶれが揃っている。
見た目はカタール航空の塗装のままだったりするが、H**のレジ番を
持つ機体はアミリ・フライト所属だったと記憶している。(最近は、違
うレジ番も存在するらしい)カタール航空のフルカラーを纏ったC-17は
結構かっこよい。

アミリ・フライトの最新機材がこの747-8。堂々の風格である。
このコロナ旋風の中、各国の経済や社会情勢も大きく変化していくはず。
これらの特徴的な機材にもまた、思いもよらない運命が待ち受けている
のかもしれない。

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