大分の採用話なんだけどもさあ、何だかもうやる気なくなりますよねえ。私みたいなIターンする人って何にもないわけじゃない、コネとかコネとかコネとか…
ちなみに先生の試験じゃないけど、今をさること10年位前受けてるんだよねえ、大分県教委。いやほんとに。
落ちましたさ、思いっきり落ちましたよ。でもこれは確実に当方の責任。だって答案用紙の半分は埋まらなかったもんね。
教養試験は良いとして、専門試験がね、ものすごいローカルな問題ばかりでして、全然分かんないわけ。自慢じゃないが高校時代に英語の試験で17点取ったことがあるんだけど(しかも下駄が１０点で100点満点に換算されてた。つまり自力で取ったの7点）、もうねえ、そんな感じでしたよ。
埋めたくてもわかんね~~から、うまんね~~~わけよ。
暑い季節だったねえ。7月の前半だったかな。
仕方がないから窓の外の雲を見てたよ、ほんとに。
で思った。
「ワシは完全にお呼びでない」
当方の仕事分野はかなり特殊なので、即戦力を求められると往々にしてこういうことになる。とにかくピンポイントで問題が出て、その専門家、スペシャリストを採ろうとするわけ。必要なんだからあたりまえだわな。当然地元が有利。その時地元で旬なネタが出るから、その分野の専門家が有利。
でもそれは仕方がない。どんなに優秀な研究者だろうが、経験があろうが、専門外は実際チンプンカンプンなんだから。
昔は何でもござれのスーパーマンが普通にいて、実際学史に名を残す人はそういう人なんだが、おそらく今頃定年する世代が最後ですね。何もかも細分化されてしまって、何かひとつの到達点までたどり着くのが大変なんだから。何でも知ってます、権威ですという人はなかなか出ないね。そういうマルチな活躍は今時無理。
しかし学校の先生は違うわなあ…資格も持ってるわけだし。
私の知り合いにもどうしても試験に通らない人が何人もいます。とりあえず講師とかで食いつなぐとか。
みんな試験に向けて必死ですもの。やっぱりいけませんよ、ああいうの。
島根県も倍率凄い高いのでね、気になりますよね。
無いよねえ、島根県、ほんとに。