「初練習」

2005年10月18日 | Weblog
四半的の練習に夕方行ってきました。
今まで、観光用の四半的は4年ぐらいしてたのですが
やはり違います・・・。
何が違うかというと、分かりませんが 違いすぎます。。。

弓や矢なども、それぞれに癖があり自分に合う物見つけるのに時間がかかりそうです。
あとは矢を射るときの型が、なかなか自分に合うものを見つけるのにも時間がかかりそう。
観光用の四半的では一度も腕に弓の弦(弓の場合、弦と言わずなんと言うんですっけ??)当たらなかったのですが、今日は何度もバシバシと当たり、すでに腕が腫れております。

とにかく難しい。今までの経験は何も役にたたないぐらいの難しさです。
しかし、おじいちゃん達には「筋がいいから伸びる」と言われました。

おじいちゃん達も自らの町の伝統文化である四半的の競技人口が減ってきてて
若者もしないと言う事に危惧しておりました。
僕が「若い人もやらせてみると楽しいって言いますよ。ただ、みんな何処でやれるのか?
また、そんなものがあるというのを知らないんです。」と告げると「よっしゃ、わが町の文化やから市役所に言わないかんな」と張りきっておりました。

ほんと、この文化を大切に残していってもらいたいです。

「森田実 講演会」

2005年10月18日 | Weblog
ホークスが負けてしまいました。残念です。ただ、ほんと今日の試合そして今回のプレーオフは野球の面白さを改めて感じさせてもらいました。ぜひ、パのチャンピオンになったロッテには阪神を破って日本一になってもらいたいです。

今日は、招待で「めざましテレビ」等で有名な森田実さんの講演会に行ってきました。公演内容は「今後の政局と景気動向」が表題だったのですが内容は今回の選挙に関するものでした。

森田さんの言う事を簡単にようやくすると、とにかく今の日本の政治はアメリカの影響下。悪く言えばアメリカの支配下であるとのこと。この事は裏付けがあって、アメリカ政府から毎年、突きつけられている「年次改革要望書」に沿って日本がアメリカの要求どおりに政策を決めていっている。郵政民営化などは、10年前からアメリカが年次改革要望書の中に盛り込んでいる内容だそうです。郵政民営化の背景にはアメリカの保険業界の思惑があるようです。この年次改革要望書とは93年の宮沢―クリントン会談で受け入れを決定し、94年秋の村山内閣の時に第一回目の要望書が出され以後、毎年出されてるそうです。実際、要望書は1,2年後には日本の法律として施行されてるそうです。今回の郵政民営化法案でもそうですが、大規模店舗法などもアメリカの要求どおりに進んでるそうな。

そんな中、森田さんは今回の選挙での自民党の大勝、そして民主党の大敗の要因は6割はマスコミだと指摘しました。マスコミが日本国民にとって大事な事(年次改革要望書の存在など)をひた隠しにしている。そしてマスコミが小泉に勝たせようとしてる。その結果、今回のような選挙結果が起こった。マスコミは広告収入の関係でいまや大手広告代理店(この時は具体名をあげました)のいいなりで、その意向に逆らえないそうなのです。その大手広告代理店もアメリカに押さえられてるいる。よってアメリカの意向(小泉に勝たせたいという)によって日本のマスコミも動かざるえないというお話をされてました。そこまでアメリカの影響力がマスコミにまで浸透してるのか?と疑ってしまう部分もありましたが、森田さん自身に起きた出来事を考慮すると まんざら嘘とも言えないのではないかと思ってしまいます。森田さんは「めざましテレビ」で活躍されてたのですが、小泉批判をして選挙前の8月に番組を降板させられたらしいのです。

ただ、実際マスコミの影響は大きいと思いますし 今回の選挙結果の原因はマスコミの影響だったのは私も事実だと思います。今日、森田さんの講演に行く前に 昔からの選挙関係の知人の方とお話してたのですが、その方は「日本には本当のジャーナリズムは存在しない。」と言われてました。それは事実だと思います。マスコミの方でも書きたい事を圧力によって書くことが出来ないという方は大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

その他にも森田さんは、日本が買ってるアメリカ国債 そのアメリカに移転してるお金の一部でも地方に使えば地方財政は救われるのではないかとおっしゃいました。まだまだ、沢山お話をされたのですがここで全てを紹介する事はできませんのですみません・・。
森田さんは、講演の最後に 民営化の論理は「私」の論理、政治にはもう一つの「公」という論理が必要だとおっしゃいました。

講演前そして講演後に森田さんと名刺交換、そして少しのお話をさせていただいたのですが、まったく威張ってなく感じのよいテレビイメージよりもソフトな方でした。大変貴重なお話を聞かせてもらい感謝してますし、また私をその講演会に招待してくださった方に大変感謝しております。