「選挙制度」

2010年12月02日 | 日常活動
急遽、口蹄疫に関して講演をする事になった。日にちもない為に、準備を急がねば。相手が第一次産業に従事している方々ではなく、年齢層も若いので、分かりやすく説明する事を心がけなければ。

口蹄疫が終息し、ようやく復興に向けて動き出しているが、法律や制度上、改善しなければならない点は多々ある。また、先日、検証委員会の報告書も公表された。

話は変わりますが、参院民主党内では選挙制度改革についての議論が再開された。「一票の格差」の問題があり、色々と私案等があるが、まずは「一票の格差」の解消うんぬんと言うよりも、参院のあり方自体を考え、それに沿って選挙制度を変えていくという視点が大事なのではないかと思う。

衆と参の役割をしっかりと議論しなければならないし、元々は「二院論者」だが、この国の政治にスピード感をもたせる為にも「一院制」も議論すべきではないかと考えます。



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2 コメント

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まず格差是正して有権者の投票数を議席に正しく反映してから (佐藤健)
2010-12-02 13:48:07
参院のあり方にせよ、何であれ議論して採決するには選挙による票の獲得数を正しく反映した国会でなされるべきです。

自民党政権下長らく一票の格差が放置されてきました。

端的に言って自民党が権力の座に居座るためです。

自民党が下野している今が格差を是正する絶好の機会です。

有権者が投票を棄権したため国会に意思が反映しないならともかく、投票した候補者が他の選挙区の当選者より何十万票も多く獲得したのに落選することがあるなんて…。

参院北海道選挙区は他の選挙区に比べて飛び抜けて広大な選挙区で、なおかつ一票の価値も不当に低いです。この夏の選挙では民主党の候補が56万票獲得しても落選でした。

現状の北海道の選挙区の広さを容認するなら、他の都府県同士の合区をしてでも格差是正するべきです。
http://政治ブログ.佐藤健.com/
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口蹄疫の講演 (Jin)
2010-12-07 00:49:45
口蹄疫の講演って難しい問題を抱えてます。
初動の遅れは当事者になれば気の毒としか言えません。
でも、初動の遅れが被害を広げた一因なのは確かです。
それから決断力のない県知事が拍車をかけました。
農水省も効き目が殆ど望めない消毒剤を使い続け、悪戯に腐食被害を出しただけでなく県の畜産事業団にも発症を許したのは消毒剤の問題が大きいと考えています。
次亜塩素酸の特性を知っていれば使うことを躊躇うはずです。
農水省は国が認めた薬剤だから使用をし続け放置していました。
安く大量に入手できるのが基準ですから仕方ないですね。
口蹄疫だけでなく鳥インフルエンザでも同じような状況を作っています。
さらに豚コレラが出たら?
『消石灰(水酸化カルシウム)、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)といったアルカリ消毒剤や次亜塩素酸ナトリウムはもちろんのこと、エンベロープを有していることから、逆性石鹸(四級アンモニウム塩)によっても不活化される』と書かれています。
これはラボでの話で実際に畜舎で散布したら効果は望めず消毒剤による汚染が起きます。
欧米の消毒体制や薬剤を調べてみてください。
農水省の意識を変えなければなりません。
民主党なら政治主導で出来るはずです。
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